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景観について
景観とは、素晴らしい眺めのことです。みなさんがまちを見ていて、街並みがきれいだな、自然が豊かで落ち着くな、と思うことがあると思います。
景観は、見ているもの(景)と見ること(観)によって成り立っています。
今までは、この景観を良くする方法が少なかったのですが、平成16年に景観についての法律、景観法ができました。そして、船橋市は、この景観法に基づき景観行政団体となりました。
景観行政団体とは
良い景観を作り上げるために、独自に市の特徴を活かした具体的な計画を立てて、景観づくりを行う団体のことです。
それまで市には具体的な取り決めや計画はありませんでしたが、景観行政団体になったことで、景観条例、景観計画がつくられ、景観まちづくりのルールが整いました。
景観計画とは
市の大切な景観を守って、受け継いでいくために作られた景観まちづくりの方針やルールのことです。
新しく建物を建てたりするときは、良い景観を保つために、景観計画に沿う計画となるように考慮することとなっています。また、大きな建物を建てたり、大きな開発行為を行ったりするときは、市への届出手続きが必要となります。
市内には、まちの歴史や自然、文化が色々なところに存在しています。こうした景観の特徴を、土地の使われ方などに注目すると、3つに分けられます。
- 『自然・田園風景』
- お店がたくさん並ぶ商業地や住宅地のような『都市の景観』
- おまつりやイベントなど『人々の活動の景観』
景観計画では、景観の特徴を種類ごとに整理し、 景観の種類ごとに、配慮することを定めています。
配慮することの例
- 自然が多い地域では、周りの景観とのまとまりを考え、通りからの見え方に配慮して、木や植物を植える
- お家の並ぶ地域(住宅地)など、まちなみに連続性のある地域では、極端に出っ張ったりして、連続性を妨げないように配慮する
- お店の並ぶ地域(商業地)では、建物本体とのまとまりがとれるように、ごちゃごちゃした印象を与えないように、広告物などの配置や大きさや色、デザインに配慮する
- 工場などが並ぶ地域(工業地域)では、建物の壁や上部のデザインに配慮し、周りのまちなみとのつりあいを考える
みなさんも身近にある、ステキだな、良い眺めだな、と思う景観を大切にしていきましょう。
お問い合わせ先
都市計画課 景観係 / 電話番号:047-436-2528 /FAX:047-436-2544/ メールフォーム
〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25
受付時間 : 午前9時から午後5時まで / 休業日 : 土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日