船橋市立
法典西小学校
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令和4年12月
12月(冬休み前)全校朝会
令和4年12月23日(金曜日)
全校のみなさん,おはようございます。今日は,冷たい北風が強く吹く朝となりました。日増しに冬の寒さが身に染みるようになりました。今年もあと9日です。2022年を振り返ると,みなさんの頭にはどんなことが浮かんできますか。
今年度は4月,みなさんの健やかな成長を図るために、「感染症対策をしっかりと行い、新しい学びを一歩を踏み出そう」ということを全ての先生方で確認して新年度をスタートさせました。積極的に行事やイベントをやっていこうと決めたのです。
これまでに,スポーツフェスティバルやドレミうたごえ集会,校外学習,修学旅行,長縄集会,授業参観や土曜参観,高学年では市民陸上や駅伝練習などに,積極的に取り組んできました。そして,それらひとつひとつに,みなさんはひたむきに頑張り,立派にやり遂げてきました。本当にお疲れ様でした。これらの取組を通してみなさんは一歩ずつ,そして確実に成長を遂げてきたと思っています。
ところで,2022年の世相を表す漢字に,『戦』が選ばれたとの新聞報道を見ました。「戦う」と書く,『戦』という漢字です。大変悲しいことですが,ロシアがウクライナに攻め込み戦争が始まったり,北朝鮮がミサイルを発射したりと,戦争への不安があり,また,新型コロナウイルス感染症や,物価高騰など日常生活上でも戦いがあり,さらにはサッカーのワールドカップでの日本代表の熱戦などがその主な理由となっていました。みなさんにとってのこの1年はどのような漢字になりますか。
校長先生は,『謝』という漢字を選びました。感謝の『謝』という字です。コロナ禍の中では,時に険しく厳しい日々がありました。今でも四苦八苦することもあります。そうした中で心が折れそうになってしまうこともありましたが,多くの心ある人たちの支えの中で何とかここまでやってこれたと思っています。何よりも法典西小の先生方の支え,そして子供たちの笑顔や元気な挨拶。更には,みなさんの父さん母さんや,地域の方々にもたくさんの場所でお力を借りることができました。1年を振り返ると『感謝』の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。『謝』という漢字ですが,校長室の入り口に貼ってあるので通りかかった際に見てください。
さて,一年を締めくくるに当たって 校長先生からお願いがあります。
実は,ここ最近,担任の先生やお家の人から,「子供が友達と,悪口や意地悪,喧嘩などのトラブルを起こして,ものすごく心配しています。校長先生何とかしてください。」という声が多く届いているのです。大切なお願いなのでしっかり耳を傾けて聞いてください。
お願いとは,クラスや学年の友達と,お互いに「認め合い,支え合い,励まし合い」ながら生活してほしいということです。友達から認められたり,誰かの役に立ったりすると自己肯定感が高まり,やる気や主体性が向上します。
自己肯定感と言うのは,ちょっと難しい言葉ですが。「ありのままの自分をいいな」と思える感覚のことです。主体性と言うのは「物事に進んで取り組む力」
のこと,どちらも生きていく上でとっても大切なものです。
それらの反対は,友達に悪口を言ったり,意地悪したり,仲間外れにしたり,暴力を振るったりすることです。絶対にやめましょう。これらはすべて「いじめ」となります。
相手のやる気奪ったり,心を傷つけたりするようなことはあってはならないし,先生方は絶対許しません。まして,おふざけや暴力などで相手にケガをさせてしまったら取り返しのつかないことになってしまいます。
認め合い,支え合い,励まし合いながら,お互いを高め合い,よりよいクラスや学校,社会を築いていける関係こそ,本当に意味での友達だと先生は思っています。
「いいねー」「ナイス!」,などと声を掛けて相手を認める
「何かあったら言ってね」「困ったときはお互い様」と言って支え合う,
「ドンマイ」,「大丈夫!いい感じ」と言って励まし合う,
そんな,温かくて優しくて,ホッとできるような言葉や行動が溢れる法典西小にしていましょう。高学年のみなさんには下級生の良きモデルになってください。特に6年生には,下級生の『憧れ』になってほしいといつも願っています。
さあ,いよいよ明日から待望の冬休みです。家族みんなで健やかに,楽しい冬休みをお過ごしください。2023年はウサギ年,ぴょんぴょん跳びはねるウサギのように,飛躍との年になりますよう心から願っています。みなさん,よい年をお迎えください。以上で,校長先生のお話を終わります。
12/20,2年生の「地域学習」の発表会に招待されました。
クイズを取り入れたり,見出しを付けてわかりやすく説明したり,
楽しくて為になる内容揃いの素晴らしい発表会でした!
6年生校外学習(東京方面)
6年生が校外学習に行ってきました。
小学校生活最後の校外学習の行き先は,『国会議事堂』と『キッザニア東京』の2か所です。
『国会議事堂』では,赤い絨毯の上を歩き,立派な階段を登り降りしながら,多く会議室やそれら入口の重厚なドア,厳かな雰囲気の本会議場など,行ってみなければわからないものを味わうことができました。
(政治や職業に関する学びを深めました)
バスでの移動中に,自分の乗車していた1号車では,国会議事堂から築地,豊洲までのでの名所名物等について,菅沼先生がバスガイドに優るとも劣らぬ素晴らしいガイダンスを行ってくれました。あまりに豊富な知識だったので,尋ねたところ,菅沼先生は若かりし頃この付近でお仕事をされていたとのことでした。ととても勉強になりました。
『キッザニア東京』では,実に多様なショップや建て物が立ち並び,関連する乗り物が走る中で,それぞれの職業体験に夢中になってトライし,瞬く間に時間が過ぎていきました。
秋の修学旅行に続き,ほぼ計画していた東京方面の校外学習を実施できたことを心より嬉しく思っています。準備をはじめとするご家庭でのご協力大変ありがとうございました。
(めあてを意識して行動し,楽しく心に残る1日となりました。)
駅伝練習スタート / 霜柱
令和4年12月20日(火曜日)
日に日に朝の冷え込みが厳しくなってきました。今朝は,出勤で用いている自動車のフロントガラスが凍っていて,解氷スプレーで解かしてからの出発となりました。車内の温度計は-2℃の表示です。
以前,しっかり解かさず慌てて出発して,走行中に再びガラスが凍ってしまって怖い思いをした経験から,この時期はいつもより早起きして対応しています。
(3年ぶりの駅伝大会に向けて練習がスタートしました!)
寒がりの自分は,暖かな春が来るのを今か今かと待ちわびています。(まだ冬が始まったばかりなのですが…)ただ,昨日から東北や北陸地方では大雪で50cmの積雪,場所によっては雪で動けなくなった車が相次いだとの報道もあり,北国の人たちに比べたら,「自分なんかはなんのその」という気持ちで頑張っていこうと思います。
寒い朝でしたが,ベンチコートを着て通学路を巡回をしているときに,霜柱を発見して観察している子供たちと出会いました。冬の風物詩とも言える霜柱は,踏みつぶすとサクサクッといい音を立てるが面白くて子供の頃よく踏んで遊んだものです。
霜柱は最低気温が氷点下になるような日によくできるそうです。特にこれからの季節,雲のない晴れた日の朝は冷え込むので。霜柱ができやすいとか。あまり踏み過ぎると地面も靴もべちべちょに汚れてしまうのですが,久しぶりに霜柱を踏んで遊びたい気持ちになってしまいました。
(上,右下:通学途中と中庭で見つけた霜柱 左下:池表面にできた凍りの板)
もようづくり
令和4年12月19日(月曜日)
3年生が算数の時間に『もようづくり』に取り組みました。
円の学習で用いたコンパスで,多様に線を描き,色を塗ってカラフルなデザインに仕上げました。子供たちは,コンパスを用いて正確できれいに円が描けるように,繰り返し練習し,だいぶ上達してきました。色鉛筆できれいに彩色されたアートフルナな作品揃いです。
(素敵なデザインと色の作品です)
(コンパスの使い方もばっちりですね)
毛糸の帽子
今回はも1年生の制作した絵画『毛糸の帽子』を掲載します。始めての絵の具作品にチャレンジです。
「筆」と,「絵の具」と「水」を上手に使って“てんてん模様”を描いていきました。てっぺんのボンボンの部分から描き始め,裾野に向かって,紙の上で毛糸を編むように筆を“てんてんてん”とリズミカルに置きながら描き,たくさんのてんてん模様からに成る,ふわっふわっ感あふれるオリジナルの帽子に仕上げていきました。
これから本格的な寒さの季節に入ります。1年生の描いた『毛糸の帽子』を観ることで,心がポカポカと温かくなったら嬉しいです。
(色とりどりで,あったかそうな毛糸の帽子)
(点描法を用いて上手に描き上げました)
おしごとそうぞうワークショップ
令和4年12月9日(金曜日)
先日6年生が,“心のひろば”の方々を講師としてお招きし,『おしごとそうぞうワークショップ』に取り組みました。少し遅れてしまいましたが,今回のHPで簡単に紹介したいと思います。
“心のひろば”というのは,船橋市を拠点に。小・中学生向けのキャリア教育や「人とのつながり」「自分らしくいきること」を大切にした交流会やワークショップを行っている法人(≒組織)です。
今回は,給食を通して,世の中にたくさんある仕事を「想像,創造」し,私たちの生活がいかにたくさんの職業とかかわっているかを感じていくことを,更には,将来の仕事のイメージ作りを主なねらいとしました。それぞれ考えたこと,思ったことなどを付箋紙に書き込んで,画用紙に貼っていきます。そして,グループ毎に話し合い,クラス全体でも共有することで,気付きや学びを深めていきました。
「想像する」ことが大切であり,間違いはないということもあって(思ったこと,考えたことをそのまま伝えればよいので),みんな楽しそうに学習に取り組んでいました。
(付箋紙に書き込み,グループ・クラスでの話し合いへ)
「個人」→「ペア」→「小グループ」→「学級全体」という過程を採って,繰り返し 話し合い活動を進めていくことで様々な気付きや発見が得られるとともに,相互に伝え合う力も大きく向上していくことでしょう。他教科・他領域の学習でもワークショップ型の学習を大切にしていきたいと思いました。長縄集会
令和4年12月8日(木曜日)
かつては冬の季節の風物詩的な行事だった『長縄集会』。本日,3年ぶりに開催しました。
この日に向けて,子供たちはクラスごとに2グループをつくって,体育の時間や休み時間等に『8の字跳び』の練習に熱心に励んできました。3分という時間内に,全部で何回跳べるかに挑戦します。
本番前の練習では,どの学年も,どの学級もやる気十分といった雰囲気がフロアに溢れていました。
回し手が縄を回し始め,「ピー」という電子音で競技がスタートです。
「いちっ,にいっ,さんっ・・・」,みんなで声を揃えてカウントしながら,自分の順が回ってきたら素早く縄に入り,跳び,抜けていきます。
低学年の子供たちも,タイミングのコツをつかんでよく頑張っていました。中学年になると,縄を回すスピードがアップして気が抜けない中,真剣な表情で連続跳びにチャレンジしていました。さらに高学年ではスピードがぐんとアップ,それでも子供たちは間隔を空けることなく,シュッ,シュッ,シュッと,見事なタイミングと速さ,そしてチームワークで連続で跳んでいきました。
記録を知って,ハイタッチをして喜んだり,歓声を上げたりする姿も見られるなど笑顔が弾けていました。
記録が向上したクラス,最高記録を樹立したクラス,思うように伸びなかったクラス…,結果はさまざまであったと思いますが,今回の長縄練習を通して,クラスで一丸となってひたむきに練習に励んできた姿勢,また,その過程の中で培われた主体性や協調性,他者へのリスペクトや思いやりの気持ちなどは,一生の財産なっていくものと確信しています。
寒さで外遊びなど億劫になりがちな季節です。長縄集会は終わってしまいましたが,クラスや学年で引き続き長縄跳びに楽しく取り組み,健康や体力の向上を図っていってほしいと思います。本日の長縄集会お疲れ様でした。また,たくさんの保護者の皆様に子供たちの活動を見守っていただきました。ありがとうございました。
(力いっぱいの取組,素晴らしかったです!)
書き初め練習(中学年)
昨日6日(火曜日),先週高学年でもお世話になった講師の佐藤絹子先生をお招きして,4年生と3年生を対象に書き初め練習を行いました。
4年生は『ふじの山』,3年生は『いけ花』が今年度の課題です。筆の持ち方から,はねやはらいなどの筆の運び方,文字の中心を意識することで字形が整うことなどについて,丁寧に教えていただきました。前回と違って,ジェットヒーターを2台稼働させても,少し冷んやり感のある体育館でしたが,みんな最後の一画まで集中して書き上げました。
(集中して臨む姿が随所で見られました)
(1月の席書会に向けて冬休みの練習を頑張りましょう!)
あいさつポスター
令和4年12月6日(火曜日)
昇降口の扉に,挨拶を奨励する素敵なあいさつポスターが掲示されています。キュートなイラストに加え,『あいさつは元気の種』というキャッチコピーも素敵です。いつか紹介しようと思ったまま,写真を温めてしまっていました。
『挨拶は受けた人の心を2倍元気にする』という言葉を耳にしました。
全く同感で,朝の通学路巡回時や,廊下や階段ですれ違った時,下校時の昇降口付近で交わす子供たちとの挨拶に,私自身すっかり元気をもらっています。
これから本格的な寒さの季節に入りますが,挨拶はコミュニケーションの第一歩として,
あ・・・明るく
い・・・いつも
さ・・・先に
つ・・・続ける
を念頭に,自分から先に明るい笑顔で元気良く挨拶をして,自分も受けた人の心を2倍元気に,そして心をホットにできるように努めていきたいと思います。
(あいさつの声の響く学校・地域に!)
新しい百葉箱
令和4年12月2日(金曜日)
“SAMURAI BLUE”こと,サッカー日本代表チームは,本日のスペイン戦で逆転での“大金星”を挙げ,2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしました。心よりおめでとうございます! 次のクロアチア戦でも,日本代表の気合とスキルと連係プレーを存分に発揮して,「まだ見ぬ景色」(ベスト8進出)に少しでも近づけますよう,声援を送りたいと思います。
さて,『百葉箱』が新しくなりました。すでに気付いている人は多いことと思いますが,自分は先週気付き,「あれっ,いつの間にか新しくなっている!」と驚きでした。
以前の百葉箱は,年季が入ってすっかり傷み,ところどころ木部が破損していました。
百葉箱は気象観測のための温度計などの観測機器を雨や雪,直射日光から守るための装置です。プール入口と藤棚の間に設置されています。主に理科の天気や気温の学習で活用していきます。
(新しい百葉箱です。)
goo 辞書より
【百葉箱 ひゃくようばこ】
気象観測用の小屋形の木箱。よろい戸で囲って通風をよくし、白く塗って日光を反射させる。地面から高さ1.5メートルの所に温度計・湿度計などがくるように設置する。ひゃくようそう。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/百葉箱/
ところで,なぜ百葉箱と呼ぶのか,Web情報では,次のように記されていました。
「百葉」とは八重の花びら、牛や羊の胃のことです(小学館「新選:漢和辞典」より)。 百葉箱の壁は風通しを良くするために格子やよろい戸になっています。 これがヒダヒダのある牛の胃袋に似ているところから名づけられたようです。なるほどです。
長縄集会に向けて
令和4年12月1日(木曜日)
今日から『師走』。寒さがぐんと増してくる季節となりました。
さて,今年度は,従前に全校で取り組んでいた『長縄集会』を実施します〔12月8日(木曜日)〕。長縄集会ではクラス全員で“連続8の字跳び”にチャレンジ! :現在,業間休みや昼休みにはグラウンドや体育館で,どのクラスも熱心に練習に励んでいます。
記録を伸ばすためには「縄を回すスピードを徐々に上げていく」ことが必要になってきます。全員でタイミングをとったり,引っかかってしまっても「ドンマイ」などの声を掛け合ったりして日々,記録が向上していけるといいですね。更に長縄集会にはどのクラスもベスト記録が樹立できますよう応援しています!
(目指せ,クラスのベスト記録!!)
書き初め練習
令和4年11月30日(水曜日)
本日,6年生,5年生を対象に『書き初め練習』を行いました。
講師として,人権教室でもお世話になっている佐藤絹子先生をお招きし,伸びやかで整った文字が書くことができるようご指導をいただきました。子供たちは,佐藤先生からのそれぞれの文字を書く際のポイントに耳を傾けながら,最後の一画まで集中して筆を運んでいました。伸び伸びとした筆遣いで,書き初め作品にふさわしい力強い線や点画から成る作品が数多く見られました。
【令和4年度の課題】
◆6学年『強い決意』 (字源:強・以・決・意)
◆5学年『友の便り』 (字源:友・乃・便・利)
(6年生は『強い決意』を書きあげました)
「子供たちは立派な態度で臨んでいました。」「子供たちが良いのは,先生たちが良いからですね。」「法西小は先生も子供たちもよく頑張っているいい学校です。」などのありがたい言葉をたくさん頂きました。さっそく先生方に伝えると先生方の笑顔が膨らんでいました。
今年の課題は(特に6年生のものは)中心が捉えにくく難しく感じる人も多いかと思われるのですが,今回の練習を通して着実に毛筆での文字が上達したように感じています。佐藤先生は「上達したぞ!」という実感を持たせることが指導ではとても大切になります。」とおっしゃっていました。
今回の学びを冬休みにしっかりとおさらいできるようにと,各文字を書くときのポイントが示されたプリントもいただきました。令和5年1月の席書会では,更に磨きのかかった作品に仕上がっていくことを期待しています。
(5年生は『友の便り』を書きあげまました)