「三咲」の地名の由来

更新日:平成28(2016)年2月21日(日曜日)

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畑作の村として、明治の初めに開墾された三咲。宅地化の波が押し寄せているものの、広々とした畑や梨園があちこちに見られます。

江戸時代の下総地方には12の幕府馬牧があり、その多くが明治に入って開墾されました。三咲の開墾は、明治2年(1869年)に始まります。開墾地には、入植の順番とよき字を組み合わせた地名がつけられ、三咲のほか初富(鎌ヶ谷市)、二和、豊四季(柏市)、五香(松戸市)、六実(同)などの村が生まれました。

開墾当時の生活は想像以上に厳しいものでしたが、入植者のうちにわずかに残った人々と、後に周辺の農村から移住してきた人々により、今日に続く畑作地帯が築かれました。

(平成8年11月船橋市広報課発行「悠々散歩道~身近な歴史をたずねて~」より)

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三咲公民館

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