今月の旬の素材(柿)

更新日:平成26(2014)年4月2日(水曜日)

ページID:P004342

柿

食材名


カキノキ科カキノキ属

主産地

福岡県、奈良県、和歌山県、岐阜県、愛知県、山形県などです。

旬の時期

10月~11月です。

栄養価

柿には、疲労回復、かぜの予防やガン予防などに効果があると言われているビタミンAとビタミンB、カリウムが豊富に含まれております。 また、柿には利尿作用があり新陳代謝を活発にさせます。

ワンポイント豆知識

歴史

柿は日本が原産ではなく、中国の揚子江沿岸から渡来したと言われています。日本での歴史も古く、「古事記」や「万葉集」にも、その記述が見られます。品種としては、甘ガキと渋ガキの区別があり、東アジア以外にも、アメリカ、ブラジル、イタリア、ニュージーランドやイスラエルでも栽培されています。

種類

甘ガキ

  • 富有柿
    甘ガキの代表品種で、北日本を除き、ほぼ全国的に生産させています。果肉がやわらかく、甘味が強い。柿の生産量の60%程度を占めています。11月~12月が旬す。
  • 次郎柿
    静岡県が原産で、糖度は富有柿よりも高めですが、果肉が若干、固めの四角く平たい形の柿です。10月~11月が旬です。

渋ガキ

  • 平核無柿
    新潟県原産の渋柿の代表品種です。形は偏平で箱型をしており、果皮は鮮やかな橙黄色でツヤがあり、果肉は軟らかく果汁も多く、種がないので食べやすい柿です。

柿

見分け方のコツ

甘ガキ

全体的に赤みが濃く、つやとはりがあり、ヘタがイキイキしているものが良いそうです。果肉が熟しすぎのものは避けて下さい。食べごろは少し柔らかくなったもので、硬い場合には、常温で3~4日おいて下さい。

渋ガキ

形がよく、きずがなく、果皮の色のよいものを選んで下さい。柿の果皮に付着している果粉が鮮度がよい証拠です。

保存方法

甘ガキ

鮮度を保持するには水分の蒸散を極力抑えるために、ポリエチレン袋に入れ冷蔵庫に保存すると良いでしょう

渋ガキ

脱渋柿は、15℃~20℃で保存して6~8日ぐらいが目安です。早めにお召し上がり下さい。

このページについてのご意見・お問い合わせ

地方卸売市場総務課

〒273-0001船橋市市場1-8-1

受付時間:午前8時30分から午後4時30分まで 休業日:休市日(市場カレンダーでご確認ください)