今月の旬の素材(柿)
食材名
柿
カキノキ科カキノキ属
主産地
福岡県、奈良県、和歌山県、岐阜県、愛知県、山形県などです。
旬の時期
10月~11月です。
栄養価
柿には、疲労回復、かぜの予防やガン予防などに効果があると言われているビタミンAとビタミンB、カリウムが豊富に含まれております。 また、柿には利尿作用があり新陳代謝を活発にさせます。
ワンポイント豆知識
歴史
柿は日本が原産ではなく、中国の揚子江沿岸から渡来したと言われています。日本での歴史も古く、「古事記」や「万葉集」にも、その記述が見られます。品種としては、甘ガキと渋ガキの区別があり、東アジア以外にも、アメリカ、ブラジル、イタリア、ニュージーランドやイスラエルでも栽培されています。
種類
甘ガキ
- 富有柿
甘ガキの代表品種で、北日本を除き、ほぼ全国的に生産させています。果肉がやわらかく、甘味が強い。柿の生産量の60%程度を占めています。11月~12月が旬す。 - 次郎柿
静岡県が原産で、糖度は富有柿よりも高めですが、果肉が若干、固めの四角く平たい形の柿です。10月~11月が旬です。
渋ガキ
- 平核無柿
新潟県原産の渋柿の代表品種です。形は偏平で箱型をしており、果皮は鮮やかな橙黄色でツヤがあり、果肉は軟らかく果汁も多く、種がないので食べやすい柿です。
見分け方のコツ
甘ガキ
全体的に赤みが濃く、つやとはりがあり、ヘタがイキイキしているものが良いそうです。果肉が熟しすぎのものは避けて下さい。食べごろは少し柔らかくなったもので、硬い場合には、常温で3~4日おいて下さい。
渋ガキ
形がよく、きずがなく、果皮の色のよいものを選んで下さい。柿の果皮に付着している果粉が鮮度がよい証拠です。
保存方法
甘ガキ
鮮度を保持するには水分の蒸散を極力抑えるために、ポリエチレン袋に入れ冷蔵庫に保存すると良いでしょう
渋ガキ
脱渋柿は、15℃~20℃で保存して6~8日ぐらいが目安です。早めにお召し上がり下さい。
このページについてのご意見・お問い合わせ
- 地方卸売市場総務課
-
- 電話 047-424-1151
- FAX 047-424-1180
- メールフォームでの
ご意見・お問い合わせ
〒273-0001船橋市市場1-8-1
受付時間:午前8時30分から午後4時30分まで 休業日:休市日(市場カレンダーでご確認ください)