【子ども記者通信】笑顔いっぱいのパン屋さん(県立船橋夏見特別支援学校 大深 理子さん)

更新日:令和5(2023)年9月15日(金曜日)

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県立船橋夏見特別支援学校 大深 理子さん
 

 卒業生の進路先である金杉台団地のパン屋さん「LE LiEN(ル リアン)」を取材してきました。もともとは「Cafe de STELLA(カフェ ド ステラ)」という名前でパン屋&カフェを営業していました。2021年9月から就労継続支援B型事業所として生まれ変わり、障害をお持ちの方々と一緒に、パン作りや、カフェ接客、インターネット通販等を行っているお店です。
 パンは30~40種類そろっているそうです。その中でも人気のパン3位はベーグル、2位はクリームパン、1位はカレーパンです。そのほかにも午前中には売り切れてしまう押木のタマゴサンドやラスクが人気です。
 おいしいパン作りの秘訣(ひけつ)は、石うすでひいた全粒粉を使うなど、材料にこだわっているところと生地の発酵の見きわめです。一番作るのが大変なパンは、フランスパンでした。
 早い方は朝4時起きで、5時半から仕込みをはじめているそうです。楽しく働くためにしていることを聞くと「自分の得意なことを生かす」「人のいい所を見つける」などの明るいことでした。
 管理者の小野木さんからは「場所がアクセスしづらい所にありますが、おいしいパンとベーグル、ラスクを作って待っていますので、ぜひ一度遊びに来てください」とおっしゃっていました。
 私は今まで、パンを作り、売るだけだと思っていましたが、POP作成、包装作業などもあることを知りました。
 私が買って食べた焼きそばパンは、焼きそばの量とパンのサイズ感がよく、あげパンは、パンにかかっている砂糖がパンとあっていてとてもおいしく完食しました。
 働いている方にインタビューをして、一番印象に残ったことは、共通して、楽しく働けていることでした。障害のある人も、ない人も壁がなく、いきいきと働いていてすてきなお店だと感じました。

(令和5年8月14日投稿)

LE LiENの前で従業員の皆さんとの一枚
(LE LiENの前で従業員の皆さんとの一枚

管理者 小野木さんにお話を聞きました

(管理者 小野木さんにお話を聞きました )

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