【子ども記者通信】学校を超えた音楽のつながり(行田中学校 松本 望来さん)

更新日:令和5(2023)年8月1日(火曜日)

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松本 望来さん
 
 

 私は、学校の管弦楽部でトランペットを吹いています。今年度から、葛飾中学校と行田中学校の管弦楽部が合同で部活動を行うことになりました。合同の部活動として一緒に活動することになったのは、指揮を振る先生の異動や部員の減少などにより、両校がお互いを必要としていたからです。主に土曜日に、どちらかの学校に集まり、合同のパート練習や合奏をしています。先生は、音楽のコミュニケーションの幅が広がり、皆で切磋琢磨して成長できることが最大のメリットだと仰っています。
 それぞれの学校のやり方に違いがあることも多く、私は本当にうまくやっていけるのか不安でした。しかし、新しい仲間ができ、一から音楽を作り上げていく喜びは、日々の練習で数えきれないほどあることに気づきました。指揮者である葛飾中学校顧問の重黒木(じゅうくろき)先生は、演奏によって感謝を伝えること、オーケストラで表現することのおもしろさを味わえる音楽活動をすることを目指しています。行田中学校の顧問の先生方もまた、豊かな人間性と技術を育むことや、言葉では表せない感動を味わうことを目標にしています。
 重黒木先生は、大事なことは「ひたむきに取り組んだ先に人に伝わる音楽があると信じて、日々の練習を大切にすること」と仰います。これはどんな形の部活動であっても変わりません。そして、これを皆で共有し、合わせたときの喜びは、さらに大きなものになると思います。合同の部活動になったことで、初めての演奏会やイベントに参加する機会も増えます。また、今までのコンクールや定期演奏会が、これまでとは違ったスタイルになっていくことも、とても楽しみです。それに向けて、葛飾中学校と行田中学校の部員全員で精一杯頑張っていきたいです。

(令和5年7月24日投稿)

合同練習の様子
(人数が多く準備が大変ですが、貴重な合同練習を大切にしています)

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