【子ども記者通信】豊富小学校150周年記念式典に参加して（豊富小学校　齋藤由佳さん）

更新日：令和5(2023)年12月14日（木曜日）

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　私が通っている豊富小学校は船橋市の北部にあります。ふなばしアンデルセン公園の隣にあり、自然が身近にある緑豊かな小学校です。
　令和5年11月18日（土曜日）に、豊富小学校の創立150周年記念式典が盛大に開催されました。松戸徹市長や、卒業生代表の藤代孝七前市長、野田佳彦元内閣総理大臣・衆議院議員を始めとして地域の方々など、多数の来賓の方がご出席くださいました。
　式典は2部構成で、第1部は在校生のみ、第2部からは保護者も出席しました。
　第2部では、音楽部、全校児童の合唱や、小学校の歴史スライドの上映が行われて、私の知らない豊富小学校の歴史が数多くありました。
　明治6年5月11日の創立当時は児童17名が入学し、複数の分校があったそうです。明治時代と聞いて、そんなに昔に開設された学校が今も続いていることを知りました。また、昭和20年代には600名以上の児童が在校していたと聞いて驚きました。なぜなら現在は、各学年1クラスで、合計6クラスと小規模な学校だからです。
　小規模なので、児童も先生も仲良しです。縦割り班の活動を通して、他の学年と一緒に遊ぶこともあり、顔の見える関係ができているのはうれしいです。6年生になった今、私は低学年の時に高学年のお兄さんや、お姉さんにしてもらったように恩返しするつもりで接しています。
　今年は、創立150周年を記念して開催されたバルーンリリースや、航空写真撮影で人文字を作ることも初めて経験しました。そして、地域の皆さんが協力してくださったおかげで、学校の畑でさつま芋づくりや、田んぼで稲を植えてお米の収穫もできました。
　他校の友達と話すと、豊富小学校の自然豊かな環境や広い校庭でのびのびと体を動かすことができ、農作物の収穫体験もできることは、とても恵まれていると気がつきました。
　私はあと数カ月後には、150回目の卒業生として卒業式に出席します。残り少ない小学校生活を、悔いのないように精一杯、過ごしたです。

（令和5年11月29日投稿）

（150年前の開校時から歴史を振り返りました）