【子ども記者通信】木戸川の環境を守るために（古和釜小学校　髙橋 優芽さん）

 

　皆さんは木戸川について知っていますか。木戸川は古和釜町にある大穴川、三咲川、神保川と合流し、桑納川に流れ、印旛沼に流れ出る川です。私はいつも友達と木戸川で遊んでいて、とても魅力的な場所だと知っているのに、お母さんに木戸川について聞いてみると、私が生まれるまでは木戸川について知らなかったそうです。とても勿体ないと思い、近隣の方以外にも、木戸川のことを知ってもらいぜひ訪れてほしい、自然の大切さを感じる機会になってもらえればと思い、木戸川について記事にしようと思いました。
　木戸川に「木戸川の環境を守る市民の会」と書いてある看板を見つけたので、市民の会の方にお話を聞きました。この会は2003～2016年にかけて河川の川幅を広げる工事が行われた際、前会長の山下さんやその他の方々が、木戸川沿いを散歩される方々の憩いの場、癒しの場所にしようと考え作られた会です。会の活動が始まる前は、木戸川の中に服や食べ残しの弁当、ブルーシート、柔道着などが捨てられていてゴミ箱のようだったそうです。さらに年度末には消火器が捨てられていたこともあったそうです。
　そんな木戸川も、市民の会の方々の活動のおかげで今の木戸川になっています。会長の柳井さんは今後の木戸川について「これからも市民の方々が楽しめる木戸川が次の世代にもつながってほしい」と言っていました。
　私はこのインタビューを通して、一歩一歩の努力が大切だと思いました。木戸川は私たちの飲料水にもなる印旛沼につながる川です。散歩しながらゴミを拾うなど、他人事とは思ったりせずに自分にできること、工夫できることを普段の生活のなかで考えてみてください。

（令和5年5月28日投稿）

（春の木戸川）

（木戸川の環境を守る市民の会の皆さん） 　　　

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