【子ども記者通信】季節を感じる焼きいも(小栗原小学校 大西 真悠子さん)

更新日:令和5(2023)年12月1日(金曜日)

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小栗原小学校 大西 真悠子

 11月1日に、秋から冬にかけての風物詩である焼きいもを売っている、焼きいも屋「きんちゃん」を取材しました。焼きいも屋「きんちゃん」とは、車での移動販売をしている焼きいも屋です。普段は2~3種類ほどの焼きいもを売っています。
 最初に、オフシーズンは何を売っているのかを取材したところ、最近テレビでもよく見かける「冷やし焼きいも」を売っているそうです。冷やし焼きいもとは、文字通り冷やして食べる焼きいもです。冷やし焼きいもは自動販売機などで売っています。春から夏にかけては「冷やし焼きいも」、秋から冬にかけては温かい「石焼きいも」を売っています。「きんちゃん」の販売員の方は、船橋の子供達に「焼きいもを通して季節を感じて欲しい」とおっしゃっていました。暑い時と寒い時で売っている焼きいもが違うと季節を感じますね。
 次に、皆さんは普段何気なく食べている焼きいもが、どうやって作られているか知っていますか?よく外などで耳にする「石焼きいも」についてご紹介します。石焼きいもとは、石を熱で温めて、弱い火でじっくり焼く江戸時代からある焼き方です。
 ところで皆さんは、焼きいもの皮は食べていますか?「きんちゃん」では焼きいもの皮まで食べてもらうために、皮についているひげなどを1本1本取る作業をしています。1本の焼きいもに「きんちゃん」のたくさんの想いが込められています。誰もが食べたことがあるだろう「焼きいも」ですが、皆さんも焼きいもを食べている時に、作ってくれた人のことを思い浮かべるのはどうでしょう。
 私はいつも食べている焼きいもに、こんな努力や人を思う気持ちがたくさん詰まっていると感動しました。そして、この人を思う気持ちが、焼きいもをおいしくしているのだと思いました。私はこの経験を通して、船橋の食文化への学びにつなげていきたいです。

(令和5年11月15日投稿)

「きんちゃん」の移動販売車
  (市内各地に焼きいもを届ける「きんちゃん」の移動販売車)

     専用の鉄釜とさつまいも
(専用の鉄釜で、さつまいもが持つ本来のおいしさを引き出しています)

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