【子ども記者通信】みんなで食品ロスを削減しよう(湊町小学校 高木 結菜さん)

更新日:令和5(2023)年7月21日(金曜日)

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湊町小学校 高木 結菜さん
 

 皆さんは船橋市役所の4階に「fuubo(フーボ)」という販売機があることを知っていますか。私はお母さんからこの販売機があることを聞き、一体どんな販売機なのかと思い、今回取材をしました。取材では、「fuubo」を運営しているZERO株式会社の担当の方と船橋市役所の廃棄物指導課、資源循環課の方々からお話を聞くことができました。
 まず市役所に「fuubo」を設置した理由は、期限が近い商品や期間限定パッケージのため販売できなくなった商品を購入することで、市民の人達が食品ロス削減に貢献してもらえるように設置したそうです。昨年10月から導入し、現在約400人の利用者がいて、月に100~150個程購入されています。お菓子だけでなく、市内で製造されている商品も販売していて、地域活性化につながると感じました。
 「fuubo」は全国で65カ所に設置してあり、千葉県内には5カ所あるそうですが、市民が利用することができるのは、船橋市役所と流山市にあるショッピングセンター(流山おおたかの森S・C)です。この話を聞き、もっと「fuubo」の存在を知ってもらい、気軽に利用してほしいなと思いました。船橋市では年間7827トン(元年度)もの食品ロスが家庭から出るそうです。そのため「fuubo」以外にも、食品ロス削減のためのパネル展示や、コンビニエンスストアに「てまえどり」のポップを掲示し、市民へ呼びかけています。
 今回の取材を通し、私たちの食品に対するちょっとした意識の積み重ねが、食品ロス削減に貢献できるのだと思いました。食べられなかった食品は焼却され、CO2が排出されます。地球温暖化といわれる中で、食品ロス削減はCO2削減にもつながる大事な取り組みだと感じました。皆さんもぜひ、「fuubo」を利用してみてください。
 
(令和5年6月28日投稿)

ZERO株式会社へ取材
(ZERO株式会社さんから、全国にはたくさん「fuubo」が設置されていることを聞き驚きました)

fuubo
(狭いスペースでも設置できるよう、コンパクトな作りになっている「fuubo」。インターネットから購入手続きをし、二次元コードを読み込むと扉が開き商品を取り出すことができます)


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