令和6年度 予算編成過程の公表について
市では、予算編成の過程について随時公表していきます。
「予算」とは
市では、お金の使い道を毎年4月から翌年の3月までの年度単位で考えます。
この1年間に市に入ってくる収入を見積もり、収入の範囲内で市が行っているいろいろな仕事(福祉、教育、ごみ処理、道路整備、消防など)にどのくらいのお金を使うかという支出の計画を立てます。これを「予算」といい、市の仕事は、この予算に従って行われます。
では、どのように予算を決めるのかというと、まず、はじめにどのような考えで新年度の予算を編成するかといった「予算編成方針」を作成します。
担当部は、「予算編成方針」の考え方に従い、日頃、市民の皆さんから寄せられる意見や要望も取り入れながら、次の年度に行う仕事とその仕事に必要な金額を見積もります。これを「予算要求」と言います。
見積もった収入ですべての仕事ができればいいのですが、とても収入の範囲に収まりません。そこで、市民生活を守るために緊急性や必要性が高いかどうか検討し、優先度が高いと判断したものについて、次の年度に行う仕事と金額を決め(査定)、予算案を作成します。
予算を決めることはとても大切なので、市民の代表で構成される船橋市議会で予算案を審査してもらい、市議会の議決を受けてはじめて予算が決まります。
1.予算編成方針(副市長依命通知)
2.予算編成の流れ
8月23日 予算編成方針を通知
10月下旬 各部による一般経費及び政策経費予算要求(※1)
11月~ 企画財政部ヒアリング
1月上旬 一次査定
1月中旬 市長復活要求(※2)
1月下旬 市長復活査定(※2)、当初予算案の確定
2月中旬 当初予算案の発表、市議会への予算案提出
3月下旬 市議会の審議を経て当初予算成立
※1 歳出予算は、一般経費(枠配分経費)と政策経費(一件査定経費)に区分して編成します。一般会計の一般経費は、企画財政部による査定は行わず、部ごとに一般財源ベースでの要求限度枠(枠配分額)を設定し、その枠配分額内で各部に任意の予算編成を認めています。政策経費については、各部の予算要求後に企画財政部でヒアリングを行い一次査定を行います。
※2 一次査定で予算化されなかった事業について、各部が市長に復活要求を行い、市長が予算化する事業を決定(市長復活査定)します。
予算要求時には、翌年度に見込まれる歳入では、すべての歳出は賄えません。上の図では、歳入(120)-歳出(150)=△30となり、歳出超過となっています。そこで企画財政部でヒアリングを行い、実施計画に計上されている事業や市長公約事業など優先度が高い事業かどうかを検討し予算化する事業を選定(査定)します。
一次査定では、優先度が高い事業を予算化していきます。上の図では、歳出が△60(150⇒90)となっています。歳入が△20(120⇒100)に減っているのは、削減した歳出(△60)に充当されていた地方債や国庫補助金などの特定財源が連動して減少するためです。一次査定では、歳入が歳出を超過(10)するように査定します。この10が市長復活の財源の一部となります。
一次査定で予算化されなかった事業については、各部が市長に要求(復活要求)を行い、市長が予算化する事業を決定(市長復活査定)します。上の図では、市長復活した事業費(歳出)が20増加しました。増加した20の事業費の財源は、一次査定で歳入が歳出を超過していた10や市長復活した事業費に充当する地方債などの特定財源及び財源調整基金繰入金などの一般財源となります。この時点で、歳入予算額と歳出予算額が110で一致しています。
3.公表内容
公表する予算 一般会計予算
公表する内容
(1)歳入・歳出予算の款別予算要求額、一次査定額、最終査定額
(2)主な事業の予算要求状況
(3) 一次査定の状況
(4) 最終査定の状況
4.公表時期
予算要求額 1月下旬
一次査定額 2月中旬
最終査定額 3月下旬
5.その他
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