咽頭結膜炎(プール熱)

更新日:令和5(2023)年4月1日(土曜日)

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主に夏期に流行し、小児、特に5歳以下に多くみられます。アデノウイルスに感染することで発症し、学校(特にプール)などで集団感染がみられることもあります。特別な治療はなく対症療法となります。

症状

発熱(39度前後)、咽頭炎(のどの発赤や痛み)、結膜炎(目の充血や痛み)が主要な症状です。腹痛や下痢を伴うこともあります。発熱は4~5日で治まり、1~2週間で治ります。

潜伏期間

 5~7日

感染経路

接触感染、飛沫感染。

予防

タオルは自分専用とし、他の人とのタオルの貸し借りはやめましょう。手を介して感染することもあるので、手をよく洗うことも大切です。目にウイルスをはこんでしまうのを防ぐため、目はこすらないようにしましょう。

感染拡大防止

アデノウイルスは熱に弱いので、煮沸消毒(100℃で5秒、または56℃で5分)が有効です。学校保健安全法では「主要症状が消退した後2日を経過するまで出席停止」となっていますので、登園・登校の時期については、医師に相談してください。

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