巨人育成7位指名!平山功太選手

更新日:令和5(2023)年11月29日(水曜日)

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船橋市を本拠地として活動している千葉スカイセイラーズに所属する平山功太選手が、10月に行われたドラフト会議で巨人から育成7位指名を受けました!

11月10日、船橋市役所を訪れ、今までの歩みやプロでの意気込みを話しました!!

集合写真
左から青野ヘッドコーチ、早坂監督、平山選手、松戸市長、杉山代表、小野ゼネラルマネージャー

巨人から育成7位指名!

平山選手
―― ドラフト当日はどのように過ごしていましたか
当日は、広島の実家から来てくれた両親と一緒に、ドラフトの様子をテレビを見ていました。
なかなか呼ばれなかったので、両親は諦めかけていましたが、最後まで信じて待っていてよかったです。
 

―― 指名されたときの気持ちは
とてもびっくりしたのが率直な感想です。
少し時間がたってから、嬉しい気持ちと同時に、指名された実感が湧いてきました。

プロを目指すきっかけは両親からの言葉

 
―― 野球を始めたきっかけは
父が野球、母がソフトボールをやっていたこともあり、6歳でソフトボールを始めました。
中学校では地元の安西中学校で軟式野球を、硬式野球は瀬戸内高校に入学してからです。
高校では最後の夏、県予選準々決勝で花田 侑樹 選手(現・巨人)擁する広島新庄高校に負けてしまいました。
同じ球団に入るのも何かの縁かなと思っています。
 
ーー 大学では1年時に全日本大学選手権に出場も同年に中退されています。それでも野球を続けられた理由は
大学を辞める時に、野球をやめる決断をしました。
しかし、両親から「もう一度野球をやってほしい」と言われたのが、野球を続けることができた理由です。
両親からの言葉を受けて「やるからにはプロを目指そう」と自分の中で覚悟を決めました。
 

地元を離れ千葉スカイセイラーズへ

 

―― 千葉スカイセイラーズを選んだ理由は
プロを目指すと決めてからは、覚悟を決めるうえでも、“21歳”までと設定しました。
そのため、1年でも早くプロを目指すことができる環境で野球を続けたいと考え、高校時代の監督の知人から千葉スカイセイラーズを紹介していただき、入団しました。

―― どのようなことを学びましたか
スカイセイラーズでは「自分で考える」ことができるようになりました。
千葉ロッテマリーンズで活躍された早坂監督や青野コーチは、自分の考えを押し付ける指導はしていません。
アドバイスをもらい、それをどう活かしていくのかは自分次第でしたので、常に先のことを意識した練習の成果が、結果につながりました。

―― 今シーズンはリーグ戦全40試合出場、リーグMVP、本塁打王、盗塁王と大活躍でしたね
シーズン途中までは、なかなか調子が上がりませんでした。
ターニングポイントとなったのは、たまたま本屋さんで見かけた“自信を持つ”ことに関する本でした。
それまでは自信がないまま打席に入ることがありましたが、自信をもって打席に入ろうと決めてからは徐々に打てるようになりました。
また、練習の時から「考える野球」をしていたこともあり、あらゆる場面も想定していたことで、試合でも自信をもってプレーすることにもつながりました。

目指すは鈴木誠也選手!

―― どんな選手になりたいですか
自分が広島出身ということもあり、広島カープにいた鈴木誠也選手(現・カブス)のように「期待される場面で打てる選手」になりたいです。
 
―― 高校の先輩には山岡 泰輔 投手(現・オリックス)もいますが、対戦したい投手はいますか
そうですね。テンポが速いピッチャーはちょっと苦手な部分もあります…(笑)
自分の地元が広島でよく試合を見に行ったりしていたこともあるので、広島カープで活躍されている床田投手などは対戦してみたい気持ちもあります。

船橋での思い出

ふなえもんと

―― 船橋で一番の思い出に残っている場所はありますか
ららぽーとは買い物などで行きました!

――“船橋のなし”は食べましたか?
船橋に来てからたくさん食べました(笑)
とても甘くて美味しかったです!

――応援してくれる方へメッセージ
自分のアピールポイントは、バットコントロールです。
ボールを芯に当てる能力は、誰にも負けていないと思っています。
支配下になり、一軍で活躍できるよう全力で頑張ります!

平山功太選手プロフィール

広島市出身。安西中、瀬戸内高校、環太平洋大学(中退)。

右投げ右打ち。185cm。85キロ。

高校3年時は県予選準々決勝で広島新庄高校に敗れる。環太平洋大学では1年時に全日本大学選手権出場。

ベイサイドリーグでは、全40試合出場。打率.319。リーグ最多の4本塁打。リーグ最多の23盗塁。リーグMVP。