中学生のスケボー世界王者が船橋に誕生!
※この記事はバックナンバーです。
行田中学校3年の藤井裕大(ふじいゆうた)さんが、令和2年7月19日に開催されたスケートボード・フリースタイルの世界大会「WORLD Round-Up」の“プロフェッショナル部門”で見事優勝し、世界一の栄冠に輝きました。
3連覇中の王者を抑えて世界一に
同大会は、世界中からプロとアマチュアのスケーターが集まるフリースタイルスケートボード大会です。裕大さんは、実力や年齢を考慮し分けられた6部門のうち最高峰の“プロフェッショナル部門”にエントリーしました。
今年は新型コロナウイルスの影響で、初めてオンラインによるビデオ審査で実施しました。裕大さんはエントリー動画を撮影するにあたり、最高の演技ができるまで、何度も挑戦したそうです。
高難易度の技とスピーディな演技を披露し、昨年まで大会3連覇中の王者・プロスケーターの山本 勇さんを抑え優勝!
「結果発表のインターネット中継を父と見ていて、優勝が決まった瞬間2人で飛び上がって喜びました。優勝できるとは思っていなかったです」と前回の8位から大きく飛躍しました。
なお、 藤井さんの父・雅博(まさひろ)さんも、今回の大会でマスターズプロ部門において優勝し、親子で世界一という快挙です。
父と一緒に技を磨く
「父についていってやってみたら面白くて続けていました」と、小学校3年生からスケートボードを始めた裕大さん。2018年10月に開催された全日本フリースタイル選手権アマチュア部門で優勝し、日本フラットランドスケートボード協会(JFSA)からプロ認定を受けています。雅博さんから技を教えてもらい、親子二人三脚で世界一の技術を身につけました。
フリースタイルをもっと広め、五輪種目に
今後の展望を裕大さんは、 「今回の大会はオンラインだったので、今度は一発勝負である実際の会場で優勝したい。大勢の歓声の中で演技したいです」と意気込みます。また、大会での活躍とあわせて「スケートボードのフリースタイルの普及」も目標に掲げ、「将来、五輪種目になるように広めていきたい。種目になったら出てみたいです」と思いを語りました。
今後も“船橋発”プロスケーター親子の活躍に、ぜひご注目ください。
なお、世界一を決めたエントリー動画はこちらから見られます!
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