アンデルセン公園で真冬にチューリップが!?
※この記事はバックナンバーです。
一段と寒さが厳しい今日この頃。ふなばしアンデルセン公園では、そんな寒さを感じさせないほど、色とりどりの“アイスチューリップ”が園内を華やかに彩っています!芳しい香りと鮮やかな色、かわいらしい形…。澄み渡る冬の空気の中、凛と咲き誇るチューリップは必見です。
真冬に咲き誇る“アイスチューリップ”とは
春に咲く花のイメージがあるチューリップを、アンデルセン公園では冬に楽しむことができるのです!その名は、”アイスチューリップ”。
夏に南半球から輸入された球根を冷蔵保管し、秋に外へ植え替えると、気温の変化を春の訪れと勘違いして花を咲かせるんだとか。
このチューリップ、どうやら、寒空の下で美しく咲き続けるのにも秘密があるようです。
春に咲く一般的なチューリップはだいたい1週間程度で花が終了してしまいますが、このアイスチューリップは、1ヵ月ほど美しく咲き続けるとか。同じ種類の花にも関わらず、なんと開花期間が、4倍も長いのです。
お花屋さんで、よく冷蔵のショーケースにお花が並んでいるように、気温が低いと呼吸量が抑えられるため、開花期間が長くなると言われています。そのため、冬の寒さは花を咲かせたチューリップにとって、うってつけの環境なのです。
今年は、1月末頃まで咲く見込みです。
過去には、雪を被ったアイスチューリップをみることができたことも。今シーズンもこんな光景が見られると素敵ですね。
アンデルセン公園では、11年前から植えはじめ、当初は1,500株だったところ、今年植えたのは、5万株以上!約20品種もの色とりどりのチューリップが、冬のしんと澄み切った空に咲き誇っています。
また、メルヘンの丘ゾーンにオープンする”チューリップめいろ”は1月中旬から見頃を迎えます。
アンデルセン公園で見られるアイスチューリップの一部をご紹介!
「オレンジプリンセス」。オレンジ色の花びらが幾重にも重なり、艶やかでエレガントなチューリップです。
「イエローフライト」。混じりけのない色鮮やかな黄色がとても可憐なチューリップです。
「デンマーク」。鮮やかな赤とちらりとみえる黄色の配色がキュートな品種です。
「クイーンズランド」。花びらのフリルがとても可愛いらしいこの品種は、チューリップの花から生まれた親指姫を連想させます。
「ロココ」。深みのある赤とフリル状になった花びらが魅惑的です。
詳しくは、ふなばしアンデルセン公園 公式ホームページをご覧ください。