【子ども記者通信】船橋市のウクライナ支援について(芝山中学校 實方麟太朗さん)

更新日:令和4(2022)年6月15日(水曜日)

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芝山中学校子ども記者

 今、ロシアのウクライナへの侵攻が国際的な問題となっています。そして多くの国や地域がウクライナへの支援をしています。僕たちが住んでいる船橋市も例外ではありません。船橋市では、募金活動やウクライナの方々が船橋市に逃れてきたときの生活支援などをしています。僕は国際情勢とウクライナ支援に興味をもっていたので、船橋市役所にある国際交流課の丸山さんを取材しました。
 募金活動では日本赤十字社の「ウクライナ人道危機救援金」の募金箱を市内に設置したり、ふるさと納税の仕組みを活用した「船橋市ウクライナ人道支援寄附金」を受け付けたりしています。募金箱を設置してから3月末日までに86万5754円の救援金が集まっています。
 船橋市が行っている生活支援は住宅の提供や、翻訳機の貸し出し、インターネット環境の提供、日本語学習機会の提供などたくさんあります。ボランティアの協力で日常生活の通訳をする支援もあります。船橋市はいつでも安心安全に暮らせるように準備しています。4月13日に市としてウクライナを支援すると公表してから、たくさんの市民の方々の反応がありました。募金以外にも通訳のボランティアの申し出や、住宅の提供など、協力の声があがっているそうです。
 そして、ウクライナの方の相談窓口「船橋市外国人総合相談窓口」があります。これはウクライナ侵攻前からあったものです。この相談窓口にウクライナの方からの相談はまだないそうです。日本に避難してきた方はまだ少ないですが、長く支援を続けていくために色々な人ができる支援の呼びかけや、一人一人の支援の意識がたいせつになってくると思います。
 今後の新たな支援策について丸山さんに聞いてみたところ、今後も状況に応じて必要な支援をしていくつもりだそうです。
 今後もウクライナへの支援を続けていくために、一人一人の支援の意識が大事だと思います。僕は中学生ですが、募金以外にも支援の方法があります。例えば、戦争反対の声をあげることや、来日した時に困っている人がいたら手助けをするなどです。皆さんも身近な小さなことで、ウクライナの支援をしてみてはどうでしょうか。僕はこれからもウクライナへの支援を続けたいと思います。

(令和4年5月2日投稿)

取材の様子
(国際交流課の丸山課長補佐に話を伺いました)

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