【子ども記者通信】偉大な先輩、リオデジャネイロオリンピック代表・松本潮霞さんからのメッセージ(旭中学校 安達莉緒音さん)

更新日:令和4(2022)年9月15日(木曜日)

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旭中学校子ども記者

 7月に私の通う旭中学校の卒業生である、リオデジャネイロオリンピック・ウェイトリフティング代表の松本潮霞(なみか)さんが、学校にいらして講演してくださいました。松本さんは、24歳で臨んだオリンピックの女子63kg級で9位、全日本女子選手権では6度の優勝を果たし、スナッチでは98kgを挙げ、日本記録を保持しています。
 小・中・高校時代からの思い出や、オリンピックでの経験、私たちに伝えたいこと、これからの夢など、ウェイトリフティングのクイズなども含めてたくさんの話をしてくださいました。また、実際にバーベルを持ち上げて、私たちにその姿を見せてくれました。
 その中で、最も印象に残った、私たちに伝えたいこととして話して下さったことを紹介したいと思います。
 一つ目は、自分のやりたいことを、人に話したり書いたりすることの大切さです。そうすることで、自分への宣言にもなるし、聞いている人も「この子はこういうことがしたいんだ、じゃあ応援しよう。」と、協力してくれたり、助けてくれたりするようになります。人間は一人では何もできません。そのためには、普段の自分の行動一つ一つを、この人を応援したいなと周りに思ってもらえるような人にならなくてはいけないです。
 二つ目は、継続することの大切さです。人は毎日毎日頑張りすぎると、疲れてすぐに辞めてしまいます。自分が続けられる範囲の事を、毎日毎日コツコツ続けることが、絶対に夢につながります。
 三つ目は、人との出会いを大切にすることです。中学生である私たちは多感な時期です。苦手な人や、気の合わない人もいるかもしれません。でも、その人を自分の人生からどけてはいけません。人との出会いは自分を絶対に成長させてくれます。松本さんも、怖いと思っていた先生が言ってくれた言葉や、その出会いがあったから今の自分に繋がっていると感じるそうです。
 松本さんは、昨年の12月に引退され、競技から退きましたが、新たな目標を持って挑戦し続けているそうです。
 松本さんが、目標を定めて宣言し、周りの人に協力してもらいながら自分を磨き、毎日コツコツ努力して、オリンピック選手にまで成長したのが、とてもよく伝わってきました。そんな素敵な先輩が、自分の学校の卒業生であることを、とても誇りに思いました。私も松本さんのように目標を定めて、毎日コツコツ努力し、応援されるような人になりたいです。
 今回話して下さったことは、世の中のみんなに参考になる、とても素敵なお話だったのでぜひ紹介したいと思いました。
(令和4年9月6日投稿)

松本潮霞選手

(松本潮霞さん。色紙と盃と着用していたユニフォームが寄贈され、ショーケースに飾られています)

講演中の様子
(講演中の様子 演題:夢を追い求める勇気)

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