【子ども記者通信】様々な文化に触れて(海神中学校 林和夏さん)

更新日:令和5(2023)年2月15日(水曜日)

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海神中子ども記者

 10月23日にアンデルセン公園で行われた「インターナショナルフェスティバル」を観覧してきました。コスモスがあちこちできれいに咲きそろい、晴天に恵まれたとても気持ちのいい日でした。この日は市民無料開放デーということもあり、朝早くから多くの家族連れなどでにぎわっていました。
 インターナショナルフェスティバルでは、まず中国伝統芸能である「変面」が披露されました。中国の国家機密とも言われるほどの伝統芸能で、瞬時にお面が次々と変わる度に観客の歓声が上がり、私もその技に引き込まれました。
 その後、船橋市国際交流協会設立三十五周年の記念式典があり、市の国際交流員のグェン・ティ・チャーさん率いる「ベトナムの歌」の順番になりました。白く美しいアオザイを着た女性と多くのベトナムの方達により披露されました。ベトナムの誇りを歌ったこの曲は、大きなイベントで歌われることが多いそうです。その後男性がサオメオという民族楽器を持って演奏を始めました。サオメオは優しい音色で、聞いていてとても心が穏やかになりました。話は少しそれますが、この舞台に立ったベトナムの方達は、チャーさんがSNSを駆使して募ったそうです。
 他にも南米音楽やデンマーク体操、アンデス地方の音楽や中国の気功、フィナーレは英語の歌と、多くの文化に触れられる貴重な機会となりました。
 チャーさん達の出番が終わった後、あるおじいさんが来てくださったそうです。彼は昔ベトナムで日本語を教えていたそうです。チャーさんは終わった後おじいさんが感想を言いに来て下さってうれしかったと話してくれました。
 一方舞台の周りでは、多くの国の食べ物や小物が売られていました。トルコアイス・春雨スープ・タピオカティー・海外の小物やインスタント食品など所狭しと並べられ、ちょっとした市場のようでした。普段あまり見かけないような品物を見ているだけでも楽しくなりました。
 実際に海外を旅することはなかなか難しいですが、こういった身近な場所で、たくさんの国の文化や食べ物などに触れられるのはとても貴重なことです。来年はこういった機会をもっと多くの人に知ってもらい、より多くの人に楽しんでもらいたいと思いました。

(令和4年11月28日投稿)

インターナショナルフェスティバルの様子
(インターナショナルフェスティバルの様子)

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