【子ども記者通信】食品ロスと向き合う(小室小学校 村田 遥さん)
私は果樹農家の芳蔵園に取材に行きました。芳蔵園では作物をどのように栽培しているのか、食品ロスにはどのように対応しているのか、調べてみました。
まず、芳蔵園で育てている巨峰、シャインマスカットについて教えていただきました。芳蔵園では梨がメインですが、同じ時期に売れる果物や野菜も育てています。虫や鳥から守るため、カバーをしているそうです。シャインマスカットは光に弱いため、傘のように上から一房ずつカバーをしています。今年は雨が少なく、大きく育っていなくて困っているそうでしたが、雨が多すぎても割れて腐ってしまうそうです。天候に左右されやすく、大変だと分かりました。
次に、梨について教えていただきました。梨には全体的にネットがついています。雹や鳥から守るためだそうです。梨は食べ頃に収穫しないと甘くならないということも教えてもらいました。梨は育てるのが大変だと分かりました。
夏以外にも肥料をまくなど、たくさんの仕事があり、収穫時期以外も一年中大変なお仕事だと分かりました。梨や巨峰、シャインマスカットの他にも里芋や生姜、枝豆といった野菜もたくさん育てていました。
また芳蔵園では食品ロスの削減にも取り組んでいました。本来なら廃棄となってしまうものを買い取ったりして、フルーツサンドやかき氷などをキッチンカーや自販機で販売しているそうでした。
芳蔵園では農業を身近に感じてもらうため、人の集まれる農園を目指して食品ロスにも向き合っていることが分かりました。
(令和4年9月27日投稿)
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