【子ども記者通信】縄文時代の船橋市の不思議(飯山満南小学校 横江駿吾さん)
イオンモール船橋の近くに飛ノ台史跡公園博物館があります。そこで僕は面白いことを知りました。昔々、縄文時代に縄文海進(じょうもんかいしん)というできごとがあったことを知りました。約7000年前に温暖化がピークとなり、大陸にあった氷床や氷河が溶け、気温は今よりも2~3度高く、海の水位も3~4メートルほど高かったようです。そして、今のアンデルセン公園の近くや埼玉県の大宮の近くにも海が広がっていたと考えられています。小室がある船橋市の北側の海は古鬼怒湾(こきぬわん)と呼ばれています。東北地方から船橋へ来るときは、千葉県東側の外洋を通ると波が荒いため、穏やかな古鬼怒湾から陸を通って東京湾の内湾を通り、神奈川県の方に通り抜けていたと考えられています。縄文時代の船橋は、それらの人々の休憩所や交通の要所として栄えていたと考えられています。そして船橋は自然環境がよく、魚や貝、動物も沢山採れたので、今でも縄文時代の遺跡や貝塚が沢山見つかっています。
もし皆さんも縄文時代に興味があったら、飛ノ台史跡公園博物館に行ってみてはいかがでしょうか。興味がない人も行ってみれば興味が湧くはずです。
(令和4年8月5日投稿)
(縄文海進の海の様子)
(取材の様子)
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