【子ども記者通信】さざんかキッズに行ってみて(塚田小学校 杉本 奈々さん)
皆さんは、サザンカの花は好きですか?サザンカの花には、二つの花言葉があります。一つ目は、「ひたむきさ」です。「ひたむきさ」とは一つのことに全力で向き合っている事です。二つ目は、「困難に打ち克つ」です。この二つの花言葉にぴったりな施設の子どもたちと先生方を紹介します。今から紹介するさざんかキッズには、三~五歳の肢体不自由な子や、知的障害の子たちがいます。この子たちは、生まれる前に何かトラブルがあったり、生まれた後に何かトラブルがあったりした子が多いです。そして、なぜ障害がおきるのかは分からないらしいです。その中には、まだ上手に話すことができない子やおむつが外れない子がいます。
まず初めに、肢体不自由の子どもたちについてです。肢体不自由のクラスは、にじ組さんです。にじ組には、七人の子どもたちがいます。ですが、その中で毎日来ているのは三、四人だそうです。肢体不自由のクラスの子たちは、自分で動くのが難しい子がいます。先生方はその子たちのサポートをしています。例えば、工作の時間に、上手にものが持てない子に包帯などを使って固定し、少しでも「自分でできている」という思いをもてるようにしてあげています。
次は行事についてです。まとめると、四月にはじめましての会、十一月に園外活動(家族参観日)、十二月にクリスマス会、三月におもいで会(卒園式)があるそうです。様々な行事があって、とてもたのしそうですよね!こんな風にたくさんの行事があると、園に行くことが楽しみになると思います。施設の先生方は、一クラスに四人で園児一人一人にあった一番良い答えを話し合って決めるようです。先生方は、施設にいる子供たちのことを一番に思ってくれています。そんな素敵な先生方は他にも工夫をしてくれているようです。例えば、写真や絵を使用して次に行うことを説明したり、椅子やロッカーに自分のマークを貼ったりしてわかりやすくしているようです。食べ物にも気をつけていることがあります。ほとんどの食事は柔らかく、味の薄いものになっています。中には、形態食というものがあります。例えば、白いものは全く食べる事ができなかったり、見た目だけで食べられなかったりする事があるそうです。もちろん、アレルギーにも気をつけています。
今紹介したことはほんの一部にもすぎませんが、とても良い施設だということを伝えられたでしょうか。最後に、園長先生が「みんな、とても可愛いです」と言っていました。その言葉はとても心が温まりました。私もこの施設の先生方のように、全力で他の人に思いやりの心をもてる大人になりたいと思いました。
(令和4年12月7日投稿)
(写真や絵を使用して、次に行うことを説明します)
(遊びやすいように工夫をこらしたおもちゃ)
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