【子ども記者通信】芳蔵園の凄さ(八木が谷小学校 有澤 里世さん)

更新日:令和4(2022)年9月9日(金曜日)

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八木が谷小学校 有澤 里世

 私は、芳蔵園という明治時代から営業している果樹農家に行ってきました。作物はぶどう、シャインマスカット、なし、野菜(さといも、えだまめなど)を育てています。
 夏が収穫時期のなしは、ジョイント栽培と慣行栽培の2つの方法で作っています。ですが、地球温暖化のせいでなしの収穫時期が早くなり、気温の変化で収穫量が少なくなっています。それを止めるため、芳蔵園はSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいます。芳蔵園はSDGsの17の目標の中、12番目の「つくる責任 つかう責任」に取り組んでいて、例えば作物の廃棄を減らすため、表面だけ傷ついた果実などをジュース等の商品に加工しています。他にも商品にならない花をもらい、なしの形にしたり、なしの木をキャンプに使う人達にあげたりと、ゴミを減らしています。
 作物を平等に育てるため、作業効率の上がる自動の草かり機や、約1000リットル入る薬品をかける機械などがありました。季節ごとに作物を変えることで、売り場にはいつも旬の食べ物があります。
 芳蔵園にはヤギ、保護ネコなどの動物がいます。ヤギの食べ物はえだまめのさやを食べさせていました。こうすることでゴミを減らせます。
 自動販売機が設置されていて取材日には、なしのゼリー、なしジュースなどがありました。商品がすぐ売り切れる芳蔵園は、作物を平等に育て、SDGsに取り組み、お客さんのため色々な商品を開発しています。そんな芳蔵園は凄いと思いました。

(令和4年9月5日投稿)

芳蔵園にて

(皆さんもぜひ芳蔵園に足を運んで、凄さを体感してください)

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