【子ども記者通信】安全な暮らしを守るために(峰台小学校 井上陽太さん)

更新日:令和4(2022)年8月12日(金曜日)

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峰台小学校子ども記者

 皆さんは安全な暮らしを守るために、消防士さん達がどんなことをしているか考えたことがありますか。ぼくは消防署で訓練をしている消防士さんを見るたび、「安心で安全な暮らしができるのは、消防士さん達が日ごろから頑張ってくれているおかげだなぁ」「でも、どんなことをしているのだろう、詳しく知りたいな」と思っていました。そこで今回、中央消防署に取材させていただきました。
 消防署の前には形や大きさが違う車両がたくさん並んでいました。はしご車や指揮車、救助工作車や化学車等といった車両で、それぞれ役割が違い、災害に合わせて使い分けるのだそうです。取材をして特に驚いたのは、訓練をしている時間です。船橋市の消防署では「三交代制」という交代制度をとっていて、1日24時間仕事をしたら2日休みと言う体制。その1日でなんと、7時間45分も訓練をしているそうでびっくりしました。訓練内容は、消火訓練や救助訓練、防火服を早く着る着装訓練などです。現役の消防士さんは「とても辛く辞めたいと思った時もあるけど、ここでやめたら助けを求めている人を救えないという思いから頑張ってこられた」と前向きな気持ちで答えてくれました。
 その他に、119番などの通報が集まる大事な場所、「指令センター」に行きました。たくさんの機械やモニター、そして出動状況を表示する大画面がありました。ここでは素早く通報の内容を聞き取り、活動内容に合った近くの部隊に出動指令を発します。この時、あせらずゆっくり現場の状態を伝えてほしいとのことで、住所がわからない場合、近くにあるコンビニ等の目立つ建物や近くの交差点、橋の名前を見つけて答えてほしいそうです。
 今回の取材で僕は、昼夜を問わずがんばってくれている人がいる、自分も成長して社会の役に立ちたいと深く感じました。助けられる側ばかりでなく、消防士さんのように助ける側にもなれるよう、頑張りたいです。

(令和4年8月8日投稿)

救助器具を持ってみました。とても重かったです

(救助器具を持ってみました。とても重くて、これを持って行動する消防士さんはすごいと思いました)

防火服(一部)を着ました
(防火服(一部)を着ました。一部だけど、こちらも重かったです)

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