【子ども記者通信】あなたへ届けSOS(習志野台第一小学校 立花 紗弓さん)

更新日:令和3(2021)年7月15日(木曜日)

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習志野台第一小学校子ども記者

  だれかに助けを求めることや、他人を頼ることは、恥ではないのです。
 北習志野の「カフェウフ」というクレープ屋さんでは、1カ月に1度、「キタナラ子ども食堂」を開いています。わたしは今年の6月から、そこでボランティア活動をする皆さんのお手伝いをはじめました。今回、お店を経営している伊藤由佳さんに「キタナラ子ども食堂」についてお話しを伺いました。
 2016年4月、伊藤さんは、6~7人の子どものうち1人は貧困状態にあるという報道を知ったことがきっかけで、キタナラ子ども食堂を始めました。食材は、フードバンクや農家などから集めるそうです。伊藤さんは「船橋は、海もあって、畑もあって、少し行けばお米もとれる・・・そんな資源豊かな土地なので、たくさん食材が集まるんです」と話していました。
 利用者は、小さな赤ちゃんからお年寄りまで、さまざまな年代の人が集まるそうです。本来の子ども食堂では、小さなお店の中に、たくさんの子どもたちが「つめてつめて~!!」と言いながらワイワイご飯を食べていたそうなのですが、新型コロナウイルスの影響で、みんなでごはんを食べることができなくなってしまいました。現在は、集められた食材やお菓子を袋詰めし、それを利用者の皆さんに配布することを中心に活動しています。
 伊藤さんは言います。『困ったときは、こういう場所があると知っておくことがとても大切だと思います。大変なとき、苦しいときに「たすけて!」と声を出せる人間になること。また、何でも相談できる人と人間関係を作ってほしいです。今、世の中が変わってきています。今まで子ども食堂で食事をしたり、食品配付の列にならばなくてもすんでいた人が、コロナによって、そういうものに頼らなくては生きていけなくなるかもしれません。だから、他人ごとじゃなくて、いつ自分がそうなるかわからないということを理解してほしい。本当のことなので。』と。
 そう。今、こんな状況で、自分の身に、いつ何が起こるかなんて、だれにも分からないのです。
今回、子ども食堂のボランティア活動のお手伝いをしてみて、私なりにいろいろ考えてみました。今こうしている間にも、お腹を空かせて悲しんでいる、苦しんでいる人はたくさんいて、そんな人たちを救えない、最も多い理由は、“気付かなかった”ことだと私は思うのです。本当に悲しいなら、苦しいなら、誰かに助けを求めることも大切です。他人を頼っていいんです。だってそれは、まったく恥ずかしいことではないのですから。

(令和3年7月12日投稿)

配布食材
(7月7日に配布された食材 七夕カレーと短冊が入っていました)

インタビューの様子
(インタビューの様子)

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