インフルエンザ注意報について

更新日:令和5(2023)年1月20日(金曜日)

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インフルエンザ注意報について

感染症発生動向調査において、船橋市の2023年第2週(1月9日~1月15日)の定点当たり患者報告数*が10.94となり、国の定める注意報基準値(10)を超えたため、「インフルエンザ注意報」を発令します。学級閉鎖の報告が増加しています。学校や施設での集団感染に注意が必要です。

*定点当たり患者報告数

定点とは、感染症の発生状況を知るため、一定の基準に従い、保健所管内の人口に応じた数の医療機関を無作為に選定し、感染症発生状況を報告する医療機関です。

定点当たり患者報告数とは、各定点において1週間に診断した患者数の平均値(患者報告数の総和/定点医療機関数)です。

インフルエンザについて

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。突然の高熱、頭痛、だるさ、筋肉痛、関節痛など全身症状が激しく、気管支炎や肺炎、中耳炎を起こすこともあります。まれに脳症を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります。また、家庭での自己判断による解熱剤の使用は重篤な症状を引き起すことがあります。
特に乳幼児や高齢者、妊婦、糖尿病や腎臓病、免疫不全状態の人は症状が重くなりやすいので注意しましょう。

感染を防ぐために

感染を防ぐために以下のようなことに気を付けましょう。

  • 外から帰ったら、しっかり手洗いをしましょう(石けんと流水でよく手を洗いましょう。アルコール手指消毒剤も有効です)。
  • 加湿器などを使用し、適度な湿度(50から60%)を保ちましょう。
  • 十分な栄養と睡眠をとり、抵抗力を高めましょう。
  • 繁華街や人ごみを避け、外出時にはマスクをしましょう。
  • 室内ではこまめに換気をしましょう。
  • 流行前に予防接種を受けましょう(重症化を防ぐことができます。)

 かかったかな?と思ったら・・・

  • マスクをして周囲に感染を広げないようにしましょう(感染者がマスクを着用した方がより感染拡大防止の効果が高いといわれています)。
  • 解熱剤は自己判断で使用せず、早めに受診し、かかりつけ医に相談しましょう。
  • 人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
  • 咳エチケットを心掛けましょう。
  • 安静にして、休養をとりましょう。睡眠を十分にとりましょう。
  • 水分を十分に補給しましょう。
  • 高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
  • 小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすことがあります。発熱から少なくとも2日間は、小児・未成年者を一人にせず、異常行動による転落等の事故が起こらないように注意してください 。

咳エチケット~周囲の人にうつさないために~

  • 咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
    マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。 
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。

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保健所保健総務課 結核感染症係

〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55

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