サポウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染について

更新日:令和4(2022)年12月2日(金曜日)

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サポウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染について

 船橋市保健所管内の2園の保育園で今季初の感染性胃腸炎の集団感染を確認しましたので、感染予防及び注意喚起の観点から、下記のとおりお知らせします。
 市保健所では引き続き健康調査を実施し、患者は全員快方に向かっており、重症者はいません。
 感染性胃腸炎は、通年で発生していますが、特に冬場から春先にかけて多く発生しますので、感染対策を徹底し継続することが重要です。

事例〈経過〉

11月24日(木曜日)
17時、A保育園より「11月17日から24日までに、嘔吐・下痢症状を呈する園児が17名発生している。」との連絡があった。市保健所では、当該施設に対し、消毒等の衛生管理及び感染対策について指導し、経過観察を開始した。

11月25日(金曜日)
11時、B保育園より「11月19日から25日までに、嘔吐・下痢症状を呈する園児が17名発生している。」との連絡があった。
同日、保健所職員が2保育園に出向き、関係者に対し調査を実施し、園児への便検査の協力を依頼するとともに、改めて現地にて衛生管理について指導した。

11月28日(月曜日)
A保育園での発症者が31名、B保育園での発症者が32名となる。

11月30日(水曜日)
市保健所における各保育園の有症状者5名の検査の結果、A保育園5名中3名から、B保育園5名中5名からサポウイルスが検出された。このことから、サポウイルスを原因とする感染性胃腸炎であると判断した。

12月1日(木曜日)
胃腸炎症状を呈した園児がA保育園累計40名(園児40名)、B保育園累計35名(園児35名)となり、感染性胃腸炎の集団感染を確認した。

市民の皆様へ

サポウイルスによる感染性胃腸炎について

 サポウイルスはノロウイルスと同じカリシウイルス科に属するウイルスです。
 サポウイルス等による感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
 サポウイルスはノロウイルスと同様に手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、嘔吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は、軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
 サポウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。症状が軽いときでも水分補給には気をつけましょう。

こんなことに気をつけましょう

  • 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  • 加熱が必要な食品は、中心部までしっかり加熱して食べましょう。
  • 生鮮食品(野菜、果物など)は十分に洗浄しましょう。
  • 下痢や嘔吐などの症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
  • 胃腸炎患者に接する方は、患者の糞便や吐物を適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
  • サポウイルスの感染予防対策は、ノロウイルスと共通しています。ノロウイルスの対策を参考にしてください。

 予防対策のポイント ノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意 

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