帯状疱疹ワクチン(任意予防接種)について

更新日:令和5(2023)年4月14日(金曜日)

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帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹の予防には日ごろからの体調管理も大切ですが、50歳以上の方は予防目的で予防接種が受けられます。

帯状疱疹は、法令に定められた定期予防接種の対象疾病ではないため、ワクチンを接種する場合は任意予防接種となり、現在、本市では接種に係る費用の公費助成制度はございません。
接種費用は医療機関ごとに定められており、全額自己負担となります。
接種を希望の方は、ワクチンを取り扱っている医療機関に直接ご相談ください。
帯状疱疹ワクチンには、乾燥弱毒水痘ワクチン(1回接種)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(2回接種)の2種類があります。

帯状疱疹の原因や症状について

帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスが原因で起こります。
はじめてウイルスに感染した時は水ぼうそうとして発症し、治った後もウイルスは生涯にわたって神経節に潜伏します。日本の成人の約9割がウイルスを保有しているとされています。
普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられていますが、過労やストレス、加齢によって免疫力が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹として体の片側に強い痛みを伴う帯状の発疹が現れます。
帯状疱疹が他の人にうつることはありませんが、これまで水ぼうそうにかかったことがない人、免疫のない人には、水ぼうそうとして感染・発症する可能性があります。
帯状疱疹は50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人は発症すると言われています。
また、発症時に神経が損傷されることで、皮膚の症状が治った後も長期に痛みが残ってしまう帯状疱疹後神経痛(PHN)になることがあります。帯状疱疹は頭部から顔面に症状が出ることもあり、目や耳の神経が害されると視力低下やめまい、耳鳴りといった合併症がみられることがあります。

帯状疱疹は予防(日頃の体調管理 )・早期発見・早期治療が重要です

帯状疱疹の予防には、日頃の体調管理が重要です。バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動など、できるだけ健康的な生活を心がけ、免疫力を低下させないようにしましょう。
50歳以上の方は、任意で予防接種を受けることができます(本市では接種に係る費用の公費助成制度はございません)。予防接種は、発症を完全に防ぐものではありませんが、重症化を防ぎ、後遺症の予防につながるとされています。
また、帯状疱疹は、早期発見・早期治療が重要です。抗ウイルス薬による治療はできるだけ早く開始するほど効果が期待されるので、体の片側にズキズキ、ピリピリとした痛みや発疹が現れた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

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健康づくり課 (予防接種係)

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