「HPVワクチンに関する疫学調査」ご協力のお願い
平成2年度~平成9年度生まれで、平成25年度から平成29年度までに船橋市の子宮がん検診を受診された方または受診予定の皆様へ
子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因であることが分かっています。HPVワクチン(“子宮頸がん予防ワクチン”ともよばれています)はHPVの感染を防ぎ、将来の子宮頸がんの発生を予防する効果があります。しかし、HPVワクチンは副反応報告と厚労省の積極的勧奨の一時中止以降、その接種はほぼ停止状態です。
そこで、厚生労働省の指定研究班である「HPVワクチンの有効性のための大規模疫学研究班」(研究代表者:榎本隆之)では、HPVワクチンの有効性評価を行うため、「症例対照研究※」という手法で調査を行うこととなり、その調査に本市も協力することとしました。
※症例対照研究とは、子宮頸がん検診で異常のあった方と、そうでない方のHPVワクチン接種歴を比較して、HPVワクチンの効果がどれくらいあるのかを評価します。
平成25年度から平成29年度までの5年間に、20歳~24歳で、本市の子宮頸がん検診を受診された方の検診結果から、調査対象者を選び、HPVワクチンの接種状況を確認させていただきます。
本調査では、個人情報は厳格に管理され、学会や論文で発表する場合もお名前等が公表されることはありません。また、調査にご協力いただけない場合でも不利益を受けることはありません。ご質問等やご協力を望まれない場合は、下記までお申し出ていただきますようお願いいたします。
HPVワクチンの有効性のための大規模疫学研究班(研究分担者 上田 豊(大阪大学産科学婦人科学)):06-6879-3351
船橋市保健所健康づくり課特定健診・がん検診係:047-409-3404
この研究の結果は、今後の子宮頸がん予防ワクチンのあり方を判断する材料となりうるものであり、その重要性に鑑み、ご理解・ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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