船橋市立
宮本中学校
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本校の取り組み
令和5年度 研究計画
【研究主題】
未来を切り拓くたくましい人間力の育成~確かな指導力が支える「わかる授業」の追究~ |
<主題設定の理由>
2021年の学習指導要領改定以降,本校ではその骨子「確かな学力」を研究の主軸としている。改めて「確かな学力」について言及すれば,それは一義的な知識・理解の定着を意味するものではない。これまでの学習指導要領が掲げていた「生きる力」を踏襲しつつ,社会と一層積極的に関わり合い,自らの人生を切り拓いていこうとするたくましい力,世界へと視点を広げた「人間力」を身につけさせる,ということに他ならないと考えている。併せて,県の教育基本方針「確かな学力と夢や希望を持って歩んでいく姿勢」(「千葉の子どもたちの未来のために」),市教育大綱(令和4年1月改定版)「主体的に社会に関わることができる子供を育成する」を指標とし,これらを踏まえ本年度の研究主題を設定した。「令和の日本型学校教育」がスタートし、「知・徳・体」を一体で育む昭和の教育は大きく変わろうとしている。今や「個別最適な学び」と「協働的な学び」の追究は授業構成を考える上で欠かせないものとなった。少人数指導やICT活用によるきめ細やかな指導とともに,協働学習を通して他者との共感から自らの考えを深めさせていく,それら両輪をバランス良く取り入れていくことこそが,生徒の主体性を引き出す「わかる授業」の実践につながるものと考えている。
<年間計画策定上の留意点>
ⅰ)各教科・指導部の運営計画については,育成したい「人間力」や「わかる授業」について部会で慎重に検討を重ねた上,生徒にどんな力を身につけさせたいのかを適切な文言で表現することで研究主題,活動目標を策定する。
ⅱ)教科指導においては,ユニバーサルデザインの考えを取り入れ,学力遅進・不登校を含むすべての生徒にと
って「わかる授業」の実践に努める。
ⅲ)「学びの保障」に基づき,いかなる状況下にありながらも「生徒の学びを止めない」研究を進める。