平成19年全国物価統計調査結果(全国物価地域差指数)について

更新日:令和4(2022)年4月7日(木曜日)

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 全国物価地域差指数の概要

 全国物価地域差指数は、世帯が購入する各種の財及びサービスの価格を総合した物価水準の地域間の差を指数値で示したものです。つまり、全国物価地域差指数は、家計の消費構造を一定のもの(全国平均)に固定し、これに要する費用が地域間でどの程度異なるのか、全国平均を100とした指数値で示した加工統計となります。

 平成19年調査は、近年普及が著しいポイント制などの割引・特典サービスや経営に関する事項、店舗における通信販売の有無などを調査事項として追加することにより、販売形態の多様化の実態と価格への影響を把握するとともに、インターネットを含む通信販売が一貫して拡大を続けていることから、この分野における業態と取引の実態、店頭販売価格との価格差について調査を拡充しています。

調査対象市町村

人口10万以上の市(東京都区部を含む。)については、すべての市で調査を実施。また、人口10万未満の市及び町村について千葉県では、10市町を抽出し調査を実施しました 。 

 県央: 千葉市習志野市市原市八千代市、茂原市、勝浦市、大多喜町
 県東: 成田市佐倉市、印西市、富里市、匝瑳市、東庄町
 県南: 木更津市、館山市、鴨川市、鋸南町
 県西: 市川市船橋市松戸市野田市柏市流山市我孫子市鎌ヶ谷市浦安市
※ 下線のある市は人口十万以上市

結果の概要

総合指数

 都道府県別の物価水準(全国平均=100)をみると、東京都(108.5)が最も高く、次いで神奈川県(104.8)、京都府(102.8)、大阪府(102.0)及び兵庫県(100.1)となっています。全国平均を上回っているのはこの5都府県のみで、千葉県(99.8)は全国平均と同水準の広島県(100.0)に次いで7番目に位置し、石川県と同水準でした。
 最も低いのは沖縄県(91.9)で、次いで群馬県(94.7)、宮崎県(94.9)となっています。この結果より、最も高い東京都と最も低い沖縄県では、16.6ポイントの差がありました。

全国物価地域差指数(全国ランキング)

船橋市は千葉県(99.8)を3.2ポイント上回る103.0となっており、県内では、浦安市、市川市、千葉市に次いで4番目に位置しています。
地域差指数(県内ランキング)

大分類別指数

 大分類別の指数(千葉県平均=100)において船橋市の物価水準は、光熱・水道(98.8)が県平均を下回っています。その他の項目については県平均を上回っており、最大は被服及び履物で17.6ポイントの差がありました 。

10大費目別全国物価指数

財・サービス分類別指数

財の物価水準

 財の物価水準(全国平均=100)をみると、船橋市は101.8と県全体の水準(98.6)より3.2ポイント高く、人口10万以上市の中では3番目に位置しています。
 内訳をみると、農水畜産物(生鮮商品など)と電気・都市ガス・水道は県全体の水準より低く工業製品(食料製品、繊維製品、石油製品など)が県の水準より高くなっています 。

サービスの物価水準

 サービスの物価水準(全国平均=100)をみると、船橋市は104.6で県全体の水準(101.5)よりも3.1ポイント高く、人口10万以上市の中では3番目に位置しています。
 区分別においても公共、一般ともに県全体の水準を上回る結果となっています 。

財・サービス分類別地域差指数

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