平成28年度第8回定例記者会見資料(平成29年2月15日開催)

更新日:令和4(2022)年2月2日(水曜日)

ページID:P050803

日時

平成29年2月15日 午後1時から

場所

市役所9階第二応接室

目次

議題

  1. 2月17日より平成29年第1回市議会定例会を開会
    ~29年度一般会計予算案など53議案を審議~
  2. 平成29年度の当初予算の概要について
  3. 市制80周年記念ロゴマーク、キャッチコピーが決定!
    ~皆さんに使っていただき、一緒に80周年を盛り上げます!~
  4. 新北部清掃工場と余熱利用施設が4月1日にオープンします
    ~大浴場や歩行浴プールで心身ともにリフレッシュ!~
  5. 西浦下水処理場で消化ガス発電を開始します
    ~環境に優しいエネルギーで、970世帯分の電力を発電~
  6. 県内初となる外国人職員の受け入れ支援等、3制度を開始
    ~市内介護事業所の人材不足解消を強力に支援します~

お知らせ

  1. 船橋市への「定住意向」「住みごこち」が過去最高値に
    ~市民意識調査で85.7%が“住み続けたい”と回答~
  2. 船橋市の図書館サービスがさらに充実します
    ~開館日増・開館時間延長で、より利用しやすく~
  3. 全国レベルの演奏が集結!「夢を育む虹のコンサート」
    ~全国を舞台に大活躍した11校の演奏が楽しめます!~
  4. 買い物途中に災害の知識を楽しく学ぼう!
    ~ららぽーとTOKYO-BAYで「防災スタンプラリー」を開催~

議題1 2月17日より平成29年第1回市議会定例会を開会
~29年度一般会計予算案など53議案を審議~

平成29年第1回市議会定例会が下記日程で開催される予定です。
主な議案等についてはこちらを参照してください

開催日程

開催日程についてはこちらのページをご覧ください

開会

2月17日(金曜日)

議案質疑

2月27日(月曜日)~3月6日(月曜日)

常任委員会

3月9日(木曜日)~3月15日(水曜日)

予算特別委員会

3月17日(金曜日)~3月23日(木曜日)

閉会

3月28日(火曜日)

主な議案について

主な議案についてはこちらをご覧ください

問い合わせ先

総務課 047-436-2297

議題2 平成29年度の当初予算の概要について

Ⅰ はじめに

本市は、将来にわたり発展したまちであり続けるために、山積する諸課題の解消と安定した行財政運営の両立を図る必要があることから、平成28年4月に行財政改革推進本部を設置し、人口ビジョン等のデータを活用して将来財政推計の算定を行いました。

平成29年度予算編成につきましては、厳しい財政状況の中、将来財政推計に基づき、減債基金の計画的な積み立てや事務的経費の削減等可能なところから着手しました。

平成29年度は、しっかりと課題を見据えた中で、10年後、20年後の将来につなげていくまちづくりというものを念頭に置いた予算配分を行ったところです。

また、平成29年度は、昭和12年(1937年)に市制施行してから80周年の節目の年となります。市民の皆様とともに考え一歩を踏み出す年と位置付け、全国に誇れる「都市力」と「市民力」をさらに伸ばし、誰もが暮らしやすく、市民に愛されるまちとなるよう、全力で取り組んでまいります。

Ⅱ 予算案の全体像

平成29年度当初予算

平成29年度の一般会計の予算規模は、2,095億円と平成27年度から3年連続して2,000億円を超える額となりました。

前年度に比べて27億5,000万円、率にして1.3%の減となりました。一般会計の予算額が前年度を下回るのは平成20年度以来9年ぶりのことです。

予算規模 (単位:千円)

区分

平成29年度

平成28年度

増減額

増減率

一般会計

209,500,000

212,250,000

△2,750,000

△1.3%

特別会計

146,380,000

140,597,000

5,783,000

4.1%

企業会計

19,572,000

18,812,000

760,000

4.0%

合計

375,452,000

371,659,000

3,793,000

1.0

特別会計については、平成28年3月で事業を廃止し精算が終了する小型自動車競走事業特別会計を廃止します。また、行田地区に中学校、二和地区には公共施設を整備するために国家公務員宿舎跡地を公共用地先行取得事業特別会計を活用して取得します。特別会計の合計の予算規模は、1,463億8,000万円で前年度と比べて57億8,300万円、率にして4.1%の増となりました。

地方卸売市場事業・病院事業の企業会計を含めた全ての会計の予算規模は、3,754億5,200万円で前年度と比べて37億9,300万円、率にして1.0%の増となりました。

一般会計 歳入

一般会計のうち歳入面では、人口の増加による個人市民税の増収や固定資産税、都市計画税などの増収により市税収入を、990億1,450万円と見込みました。前年度予算と比較して、8億2,020万円、0.8%の増となり、市税収入としては、過去最大となります。

普通交付税は、平成28年度の算定結果、国の平成29年度の地方財政対策で確保された地方交付税の総額を参考に、33億1,300万円を計上しました。

主な一般財源 (単位:千円)

区分

平成29年度

平成28年度

増減額

増減率

市税

99,014,500

98,194,300

820,200

0.8%

 うち個人市民税

43,833,000

43,078,000

755,000

1.8%

 うち法人市民税

5,972,800

6,485,000

△512,200

△7.9%

 うち固定資産税

35,500,900

35,021,000

479,900

1.4%

 うち都市計画税

7,473,000

7,361,000

112,000

1.5%

地方消費税交付金

9,292,900

9,574,500

△281,600

△2.9%

普通交付税

3,313,000

3,950,000

△637,000

△16.1%

臨時財政対策債

7,291,000

6,120,500

1,170,500

19.1%

 借換債を控除後

6,093,000

4,800,000

1,293,000

26.9%

財源調整基金繰入金

8,700,000

7,700,000

1,000,000

13.0%

市債の発行額については、南部清掃工場の建て替え、総合消防情報システムの整備、(仮称)塚田第二小学校用地購入、市立高校第3体育館の改築のほか、公共施設の長寿命化や都市基盤の整備を行うことから、250億140万円(臨時財政対策債を含む。)となっています。これは、平成28年度予算における発行額と比較して1億7,320万円の減額となります。

借換債を除いた臨時財政対策債が60億9,300万円と平成28年度と比較して12億9,300万円、率にして26.9%増と高い伸びとなっています。国全体の交付税総額が3,705億円減少している一方で臨時財政対策債が2,572億円増加しており、中核市である本市においては、臨時財政対策債での対応が求められることを見込んだことによるものです。

※借換債とは、発行に際して、あらかじめ同意を得た償還期間より短い期間で資金を借り入れた市債について、満期になった時点で再度資金を借り換えるものです。
※臨時財政対策債とは、地方交付税として必要なお金が不足するため、国と地方が折半して負担するというルールに基づき発行する市債です。なお、この市債の償還に係る元金と利子については、将来の地方交付税に加算されることになっています。

市債(一般会計) (単位:千円)

区分

平成29年度

平成28年度

増減額

増減率

建設事業債

17,710,400

19,054,100

△1,343,700

△7.1%

 借換債を控除後

16,636,800

18,125,500

△1,488,700

△8.2%

臨時財政対策債

7,291,000

6,120,500

1,170,500

19.1%

 借換債を控除後

6,093,000

4,800,000

1,293,000

26.9%

25,001,400

25,174,600

△173,200

△0.7%

 借換債を控除後

22,729,800

22,925,500

△195,700

△0.9%

一般会計 歳出

一般会計のうち歳出面では、小学校用地購入、市立高校第3体育館の整備、保育所整備などに取り組みますが、北部清掃工場の整備、ふなばし三番瀬海浜公園の整備に係る事業等が終了することから、普通建設事業費は、対前年度比14.2%減となっています。また、今後の公債費の増加に対応するため、減債基金の積立を増やしたことにより、積立金は対前年度比307.1%増となっています。

さらに、公債費については、借換えのための償還額の増に加えて、小中学校等の耐震改修等にあたって借り入れた市債の元金償還の据え置き期間が終了し、元金償還が始まることから、対前年度比1.6%増となっています。

議題3 市制80周年記念ロゴマーク、キャッチコピーが決定
~皆さんに使っていただき、一緒に80周年を盛り上げます!~

船橋市を応援してくださる全国の皆さんから募集した、市制施行80周年記念ロゴマークとキャッチコピーが決定しました!

このロゴマークとキャッチコピーは、今年4月に迎える船橋市の市制施行80周年を市民の皆さんと盛り上げ、市内外へ広くPRするために、昨年12月から今年1月にかけて公募し選考したものです。北は北海道から南は沖縄まで、ロゴマークで137作品(86名)、キャッチコピーで456作品(170名)のご応募をいただきました。

市民団体や経済団体などで構成された選定委員会の厳正な審査の結果、最優秀作品に、ロゴマークは梅村 元彦(うめむら もとひこ)さん(76歳、愛知県春日井市在住)のデザインが、キャッチコピーは工藤 元市(くどう もといち)さん(81歳、青森県弘前市在住)の作品が選定されました。

このロゴマークとキャッチコピーには、80周年を象徴し、今後90年、100年と歴史を「つなぐ」、そして多くの市民や企業を「つなぐ」という思いが込められています。今後、市の行事や出版物に使用するほか、市民、事業者の皆さんにも、市制80周年にちなんだスポーツ大会や商店街のイベントなど、さまざまな場面で活用していただきたいと考えています。

ロゴマーク等の使用申込は2月15日から受け付けます。ぜひ積極的にご利用いただき、市民、事業者、市が一体となった市制80周年のPRにご協力くださいますようお願いいたします。

ロゴマークやキャッチコピー等についてはこちらをご覧ください。

問い合わせ先

政策企画課 047-436-2057

議題4 新北部清掃工場と余熱利用施設が4月1日にオープンします
~大浴場や歩行浴プールで心身ともにリフレッシュ!~

昭和58年から稼働し、老朽化に伴い建て替えを行っていた北部清掃工場が、新たな清掃工場「(愛称)ふなばしメグプラ」として4月1日(土曜日)から稼働開始します。また、隣接地において同工場の余熱を利用した温浴施設「(愛称)ふなばしメグスパ」も同日にオープンします。

新工場「ふなばしメグプラ」の焼却処理能力は1日381トン、粗大ごみ処理能力は1日15トンです。ごみを焼却する際に発生する熱エネルギーを利用して余熱利用施設に温水提供を行うとともに、現工場の6倍の能力を持つごみ発電設備により、年間5700万キロワットアワーの発電を行って “メグプラ”“メグスパ”両施設の電力をまかない、余った電力(4500万キロワットアワー)は売電し5億500万円相当の収益を見込んでいます。なお、この発電量は、2万8000トンのCO2削減量に相当し、環境負荷を可能な限り低減した施設です。

一方「ふなばしメグスパ」は、大浴場、歩行浴プール、トレーニングルーム等を備えた、心と身体をリフレッシュできる施設です。さらに、市民の交流の場として健康体操やコンサート等、さまざまなイベントを開催していく予定です。

なお、両施設の設計、建設から今後の運営管理まで、DBO方式(※)により一括して民間事業者に委託しています。民間のノウハウを最大限に活用しながら、効率的かつ効果的な運営管理を行ってまいります。

(※)DBO方式とは・・・
設計、建設、運営及び維持管理を一事業として包括し、民間事業者に長期的にゆだねる公設民営方式。施設の所有権は市が保有するが、事業主体は民間事業者となる。

3月28日(火曜日)に報道関係者向けの内覧を行い、4月1日(土曜日)には両施設の竣工・オープン式典を、4月1日(土曜日)と2日(日曜日)にふなばしメグスパのオープニングイベントを開催します。

1.施設概要

北部清掃工場(ふなばしメグプラ)

項目

新工場(ふなばしメグプラ)

旧工場

所在地

船橋市大神保町1360-1

船橋市大神保町1356

建築面積

8520.99平方メートル

6438.27平方メートル

延床面積

1万5620.79平方メートル

2万1455.63平方メートル

構造・建物階数

鉄骨鉄筋コンクリート造・地上6階

焼却方式

ストーカ式(※)

流動床式

処理能力

381トン/日(3炉合計)

435トン/日(3炉合計)

最大発電能力

8800キロワット

1500キロワット

発電量(年間)

5700万キロワットアワー

1100万キロワットアワー

発電に伴う

CO2削減量

2万8369トン

5463トン

 ※ごみを火格子(ストーカ)の上でゆっくり移動させて燃焼させる焼却方式

余熱利用施設(ふなばしメグスパ)

場所

船橋市大神保町1356番地3
駐車場122台、大型駐車場4台、駐輪場30台
公共交通機関は、新京成バス「モリタ船橋工場前」下車

営業時間

午前9時~午後9時※4月1日(土曜日)は10時~

休館日

月曜日(月曜日が休日の場合は次の休日でない日)、12月29日~翌年1月3日
※その他メンテナンスによる臨時休館あり

使用料
〇温浴施設・健康浴施設

区分

料金(1回)

回数券(6回分)

一般

500円

2500円

小中学生

250円

1250円

65歳以上

400円

2000円

※小学校就学前の幼児は無料。障害のある人とその介助者は半額

〇軽運動室 600円(2時間。要事前予約)
※税込・消費税8%相当

施設内容

大浴場(浴場、炭酸泉露天風呂、フィンランドサウナ、スチームサウナ)歩行浴プール(15メートル・3レーン)、トレーニングルーム、フリースペース(卓球等)、軽運動室、休憩コーナー、マッサージコーナー、産地コーナー(地元野菜やふなばし産品ブランドの販売)、娯楽室、 売店、軽食コーナー、イベントプラザ
構造・建物階数:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上1階建

延床面積

2,115.47平方メートル

2.契約概要

建設工事請負契約

受注者:荏原環境プラント株式会社 東関東支店
工事費:141億7000万円(税抜)
工期:平成25年3月27日~平成31年9月30日)

運営・維持管理業務委託契約

受注者

株式会社ふなばしEサービス

業務委託料(平成29年4月1日~平成44年3月31日)
  • ふなばしメグプラ 70億7200万円(税抜)
  • ふなばしメグスパ 14億3900万円(税抜)

3.北部清掃工場竣工式・余熱利用施設オープン式典

日程

平成29年4月1日(土曜日)

時間

北部清掃工場

午前9時~9時25分(同工場2階大会議室)

余熱利用施設

午前9時50分~10時(同施設イベントプラザ)

内容

清掃工場の起動セレモニー、余熱利用施設におけるテープカットなど

4.北部清掃工場・余熱利用施設 報道関係者向け内覧

日程

平成29年3月28日(火曜日)午後2時30分~午後4時

集合場所

新工場・管理棟1階駐車場
※4月1日(土曜日)の式典後(午前11時から12時まで)にも、報道関係者向けに施設をご案内します

メグスパ施設概要チラシ(PDF形式 760キロバイト)

問い合わせ先

資源循環課 047-436-2438

議題5 西浦下水処理場で消化ガス発電を開始します
~環境に優しいエネルギーで、970世帯分の電力を発電~

市では、西浦下水処理場で下水汚泥から発生する消化ガス(※1)をもとに発電を行う「消化ガス発電事業」を開始します。今年4月から発電設備の建設に取りかかり、31年4月から発電する予定です。

汚水を処理する際に発生する汚泥は、発酵処理を行い減量化して場外に搬出しており、これまではその際に発生する消化ガスを、発酵処理に必要な熱源として燃焼利用していました。しかし、平成27年3月に定めた市の地球温暖化防止対策「船橋市再生可能エネルギー等導入方針」に基づき、さらなる有効活用を図るため、消化ガスを燃料とした発電事業の実施事業者を募集し、昨年11月にプロポーザル方式で選定した「株式会社西原環境」が出資して設立した特別目的会社「船橋バイオマスエナジー株式会社」と事業契約を締結しました。この事業は民設民営方式により行うもので、同社が発電設備の整備や運営を行い、市は、同社から土地占用料や消化ガスの売却費として年間4270万円の歳入を得ることができます。

発電量は年間432万キロワットアワーで、970世帯分の電力に相当します。発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)(※2)を活用し20年間電力会社に売電を行います。また、この事業により年間2050トンのCO2の削減効果が期待できます。

(※1)消化ガスとは・・・
下水汚泥やし尿、浄化槽汚泥、生ごみなどの資源「バイオマス」を発酵することで得られるガス
(※2)固定価格買取制度(FIT)とは・・・
太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及を図るため、電力会社が一定期間固定価格で買い取ることを義務付けた制度

1.事業名

西浦下水処理場消化ガス発電事業

2.概要

西浦下水処理場(西浦1-4-6)における消化ガスを利用した発電及び外部売電

3.事業者

船橋バイオマスエナジー株式会社(特別目的会社)

〈出資者:株式会社西原環境〉

4.建設期間

平成29年4月から平成31年3月まで

5.発電期間

平成31年4月から平成51年3月まで

6.事業効果

発電量 約432万kWh/年
CO2削減量 約2050トン/年(杉の木約14万6300本の吸収量)
市の収益 4270万円/年(消化ガス売却益・土地占用料)

消化ガス発電事業模式図

西浦下水処理場 全体平面図(PDF形式 108キロバイト)

問い合わせ先

下水道施設課 047-432-9040

議題6 県内初となる外国人職員の受け入れ支援等、3制度を開始
~市内介護事業所の人材不足解消を強力に支援します~

船橋市では、団塊の世代すべてが75歳以上となる平成37年に、要介護認定者数は2万4000人(28年9月末現在)から4万人に増加すると予想され、喫緊の課題である新たな介護人材の確保に積極的に取り組んでいます。

その一環として、平成29年度から、(1)市内事業者が国の経済連携協定(EPA)に基づき外国人介護福祉士候補者を受け入れる際の費用の一部助成、(2)介護福祉士の国家資格取得に必要な「実務者研修」の費用補助、(3)介護事業所における職員向けの保育施設の運営費補助、の新たな3制度を開始し、市内の介護人材の確保を後押しします。

EPAとは、貿易の自由化等さまざまな分野における経済関係の強化を目的とした2国間の協定で、日本はインドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国と介護福祉士候補者の受け入れを合意していますが、働くことができるのは特別養護老人ホーム等の施設のみでした。しかし、平成29年度から国が、介護福祉士資格取得者について、訪問系サービスの就労を解禁することから、介護分野で働く外国人の活躍の場が増えることが予想されています。

昨年11月、市が市内53施設にEPA外国人介護福祉士の受入れについて調査(26施設が回答)したところ、3施設が「受け入れる予定」、14施設が「市の助成があれば検討したい」と回答しました。市では、将来にわたり介護人材の確保を図るには、今後、外国人の採用が重要な要素の一つと考え、受け入れの障壁となっている1人あたり60万円程度の初期費用(あっせん手数料や日本語研修費用など)の一部を助成することで、市内事業所の受け入れを支援します。

新年度から導入する3制度のうち、(1)と(3)は県内初の取り組みであり、他自治体に先駆けたそれぞれの施策を実施することで、介護事業所の人材不足解消をより強く進めていきます。

(1)EPA介護福祉士候補者受け入れに係る費用助成事業(新規事業)※県内初

対象

市内の介護事業所(特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、介護老人保健施設ほか)を運営する法人

対象経費

受け入れに係る初期費用(求人申込手数料、あっせん手数料、訪日後日本語研修及び介護導入研修などに係る経費)

補助率

1/2

(2)介護職員初任者研修等費用助成事業(拡充事業)

実務者研修費用助成(新規事業)

介護福祉士資格の取得に必要な研修で、無資格の人も受講できます。450時間の研修時間は、下記の初任者研修を受けることで130時間分免除されます。

対象者

平成29年4月1日以降に実務者研修を開始し、研修修了後、市内介護事業所に3カ月以上就労している人

補助率

研修費用の10/10(15万円が上限)

介護職員初任者研修費用助成(継続事業)

介護の現場で必要となる基礎知識や技術を学ぶ入門的な研修です。修了により介護保険の訪問介護サービスを提供することができます。

対象者

初任者研修を修了し、市内介護事業所で3カ月以上就労している人

補助率

研修費用の10/10(10万円が上限)

(3)介護事業所内の保育施設運営に係る費用助成事業(新規事業)※県内初

対象施設

市内の介護事業所がその従事者のために運営する定員5人以下の認可外保育施設

対象経費

平成29年4月以降の保育士の給与費※1人あたりの上限月額18万800円

補助額

対象経費から保育料収入を差し引いた額の2/3

※(1)は4月から受付開始。(2)(3)は受付開始時期が決まり次第、市ホームページ等でお知らせします

問い合わせ

介護保険課 047-436-2301

お知らせ1 船橋市への「定住意向」「住みごこち」が過去最高値に
市民意識調査で85.7%が“住み続けたい”と回答

 市では、市民の市政に対する意見や要望を把握し、今後の市の施策に反映させるための「市民意識調査」を昭和47年から毎年実施しており、このたび平成28年度調査の結果がまとまりました。

特筆すべき点として、「これからも住み続けたい人(定住意向)」(※1)が85.7%、「本市を住みよいまちと感じている人(住みごこち)」(※2)が81.9%、「本市に愛着を持っている人(愛着)」(※3)が82.7%と、それぞれ高い割合になっています。この項目に関する調査は例年行っており、【定住意向】【愛着】は3年連続で、【住みごこち】は2年連続で8割を超えました。特に【定住意向】と【住みごこち】は、過去15年間で最高の数値です。

なお、千葉県の同様の調査(「県政に関する世論調査」(平成28年度))では、“現在住んでいる地域に住み続けたい”と回答した県民は75.3%で、定住意向において本市が10.4ポイント上回りました。また、本市では人口の増加が続き転入者が多いなか、市への愛着が継続して8割以上となっており、この結果は魅力あるまちづくりの証の一つと考えます。

今後とも、本市の優れた「市民力」と「都市力」を活かしながら、市民の皆さんに愛されるまちづくりを進めていきます。

※1 “今後も「船橋市」に住み続けたいと思いますか。”との問いに対し、「住み続けたい」または「しばらくは住み続けたい」と回答した人の割合

※2 “「船橋市」を住みよいまちと感じていますか。”との問いに対し、「住みよい」または「まあまあ住みよい」と回答した人の割合

※3 “「船橋市」に愛着を持っていますか。”との問いに対し、「ある」または「どちらかといえばある」と回答した人の割合

以下、参考資料

 市民意識調査(参考グラフ)(PDF形式 201キロバイト)

「平成28年度市民意識調査」の結果の詳細は、市ホームページのほか、市役所11階の行政資料室及び駅前総合窓口センター・各出張所・各図書館・各公民館で閲覧いただけます。

問い合わせ

市民の声を聞く課 047-436-2784

お知らせ2 船橋市の図書館サービスがさらに充実します
開館日増・開館時間延長で、より利用しやすく

平成29年4月、船橋市の図書館が変わります!

市内4つの図書館(中央、東、西、北)のうち、西図書館を除く3館で、民間事業者のノウハウを活かしサービスの向上や効率的な運営を図るため、指定管理者制度を導入します。これにより、開館日を増やし開館時間を延長することとしました(下表参照)。さらに、専門スタッフの配置・育成によるレファレンスサービスの充実、多様な講演会・イベントの開催等を図り、地域の情報拠点として市民の「読みたい、調べたい、学びたい」に応える図書館を目指します。

管理・運営を行うのは、「TRC・野村不動産パートナーズ共同企業体」です。西図書館は、今回指定管理制度を導入した3館を含む市全体の図書館事業について責任を持って点検・評価するため、引き続き市の職員による運営を行います。

船橋市の4つの図書館は、10の公民館図書室(小室、丸山、塚田、高根台、海神、薬円台、坪井、法典、西部、新高根)および三山市民センター図書室とオンラインで結ばれ、計153万冊の蔵書を市民の皆さんが身近な施設で取り寄せることができます。新たな体制により、さらにサービスが充実する船橋市図書館に、ぜひご期待ください。

4月以降の新たなサービス

幼児期を迎えたお子さまに絵本をプレゼントする「セカンドブック事業」、図書に紫外線を当てて消毒する「書籍消毒器」の設置など

問い合わせ

中央図書館 047-460-1312

お知らせ3 全国レベルの演奏が集結!「夢を育む虹のコンサート」
全国を舞台に大活躍した11校の演奏が楽しめます!

 船橋市内の小・中学校は、毎年音楽コンクールの全国大会などに多数出場しています。今年度もそこで優秀な成績を収めた10校と特別出演の市立船橋高等学校の計11校が集い、3月11日(土曜日)に、市民文化ホールで「夢を育む虹のコンサート」を開催します。

今年度は、「日本学校合奏コンクール」で船橋中学校が、「日本管楽合奏コンテスト」で高根中学校が日本一となる文部科学大臣賞を受賞。さらに「全日本マーチングコンテスト」では法田中学校と市立船橋高校がともに最高位となる金賞を受賞しました。

子どもたちが優秀な成績を収めた背景には、本人たちの努力はもちろんのこと、保護者の支えや地域の皆さんの大きな応援がありました。

当日は日頃から音楽活動を支援し、心から応援してくれている保護者や地域の皆さんに感謝の気持ちを込めて、子どもたちが最高の演奏を披露します。吹奏楽、管弦楽、筝曲、合唱など、多彩なジャンルで全国レベルの演奏を聴けるのは音楽が盛んな船橋ならでは!入場は無料ですので、ぜひ多くの市民の皆さんにお越しいただき、船橋の児童・生徒による心に響くハーモニーを楽しんでいただきたいと思います。

夢を育む虹のコンサート ~第27回小中学校音楽優秀校記念演奏会~

日時

平成29年3月11日(土曜日)

午後0時50分開演(開場 午後0時20分)

会場

船橋市民文化ホール

出演校

  • 〈筝曲〉峰台小学校
  • 〈弦楽合奏〉海神小学校
  • 〈合唱〉薬円台南小学校、三山小学校
  • 〈マーチング〉法田中学校
  • 〈吹奏楽〉高根東小学校、習志野台中学校、高根中学校
  • 〈管弦楽〉船橋中学校
  • 〈重奏(サクソフォン五重奏)〉西海神小学校
  • 〈特別出演〉市立船橋高等学校

計11校

以下、参考資料

夢を育む虹のコンサート(参考資料)(PDF形式 77キロバイト)

問い合わせ

教育委員会指導課 047-436-2865

お知らせ4 買い物途中に災害の知識を楽しく学ぼう!
ららぽーとTOKYO-BAYで「防災スタンプラリー」を開催

3月4日(土曜日)、防災に関する情報や知識を楽しく学べる「防災スタンプラリー」を、三井不動産株式会社及び三井不動産商業マネジメント株式会社との共催で開催します。

会場は今年も、多くの皆さんの来場が見込まれる“ららぽーとTOKYO-BAY”。6年目となる今回のテーマは「災害に対応するアイデア」と「事前対策の重要性」です。

当日は、災害時におすすめの食材や調理ツールについて、対戦クイズ形式で紹介する “サバイバルキッチン”や、家具転倒防止の重要性をミニチュア家具を使って紹介する“家具転倒防止ワークショップ”、AED体験など、幅広い世代の方に楽しく学んでいただけるプログラムを用意。ご来場の皆さんにこれらのプログラムに参加いただき、4つのスタンプを集めていただくと、参加賞を獲得できるとともに災害時に役立つグッズが当たる抽選会にも参加いただけるスタンプラリーとしています。

また、市民の皆さんから募集した「船橋市防災・減災標語コンテスト」の表彰式と作品の展示も行います。

お買い物の合間に、気軽に防災・減災への理解を深めることができる機会となっておりますので、ぜひご来場ください。

日時

平成29年3月4日(土曜日)午前11時から午後4時まで

※船橋市防災・減災標語コンテストの表彰式は午前10時40分から

場所

ららぽーとTOKYO-BAY 北館1F中央広場、船の広場

内容

  • 各種防災ワークショップ
  • 防災マップの配布・解説
  • 災害備蓄品の展示
  • AED・心肺蘇生法の体験
  • 地震体験車・消防車両の展示・ちびっこ防火衣試着体験など
    ※雨天時、船の広場で行う“地震体験車”“消防車両の展示”は中止します

料金

無料

主催

  • 三井不動産株式会社
  • 三井不動産商業マネジメント株式会社
  • 船橋市

協力

  • NPO法人プラス・アーツ
  • 船橋SLネットワーク

問い合わせ先

危機管理課 047-436-2037

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広報課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日