平成28年度第3回定例記者会見資料(平成28年7月15日開催)

更新日:令和4(2022)年2月2日(水曜日)

ページID:P046480

日時

平成28年7月15日 午後1時30分から

場所

市役所9階第二応接室

目次

議題

  1. 「親・子世帯近居同居支援事業」を8月1日から新たに実施! ~多世代が安心して市内に住み続けられるよう応援します~
  2. 8月1日から二和地区で路線バスを試験運行 ~馬込沢駅までのアクセスが便利になります~
  3. 船橋こだわりの逸品「ええもん」を探しています! ~「ふなばしセレクション」工業・工芸品第2弾を8月1日から大募集!~

お知らせ

  1. 市内高齢者の半数以上に「電話de詐欺」の魔の手が ~老人クラブ会員1万4千人へアンケートを行いました~
  2. 今年も「ふなばし市民まつり」で“熱い”夏を! ~神輿、ばか面、花火…70万人が集う夏の風物詩~
  3. 8月は戦争や原爆の悲惨さ、平和の尊さをみんなで考えよう! ~「ヒロシマ原爆展」「平和写真展」「平和の集い」の3事業を開催します~
  4. 元プロ野球選手による硬式野球教室を開催! ~江藤省三氏らが中学生にプロの技術を教えます~
  5. 総合防災訓練で地域の防災意識をさらに強化 ~市内5か所のメイン会場では地域特性に応じた訓練も実施~
  6. 意外と知らない心不全、予防のために今やるべきこと ~9月3日に「市民とともに考える救急医療シンポジウム」を開催~
  7. 市民が主役の演劇「アンデルセンプロジェクト」 ~第二弾はオリジナル楽曲と群読による詩劇~

議題1 「親・子世帯近居同居支援事業」を8月1日から新たに実施!
~多世代が安心して市内に住み続けられるよう応援します~

市では、離れて暮らす親世帯と子世帯が新たに一定の範囲内に近居(※1)もしくは同居する際の住宅確保に係る費用の一部を助成する「親・子世帯近居同居支援事業」を8月1日(月曜日)から実施します。

市内の子育て世帯に昨年行った調査(※2)では、87.5パーセントが親世帯との近居または同居を希望する一方、実際に近居または同居する世帯は半数以下の41.4パーセントであることがわかりました。
本市では、こうした状況を踏まえ、新たに近居・同居のために、住宅を取得または民間賃貸住宅を借りた場合、その費用の一部を助成します。

助成の対象となるのは、住宅を新たに建築・購入した場合は登記費用(限度額20万円)、民間賃貸住宅の場合は賃貸借契約時に要する費用の仲介手数料(限度額10万円)です。本市の特徴は、住宅の取得のみを対象としている近隣自治体が多い中、民間賃貸住宅も助成対象としている点です。
本事業の実施により、親世帯と子世帯の近居・同居が促進され、子どもから高齢者までの多世代が地域の中で交流し、安心して住み続けられ、より住みやすいまちとなることを目指します。

(※1)「親・子世帯近居同居支援事業」における「近居」の範囲 
同一の小学校区内または直線距離がおおむね1.2キロメートル以内。ただし、近居範囲内から近居や同居から近居へ引っ越した場合は対象外。
(※2)「船橋市 結婚・出産・子育てに関する意識・希望調査」
市内在住の18歳~49歳の男女5000人を対象に平成27年7月に実施(回答数:1273人)。

  • 親世帯との近居または同居を希望・・・近居(同一市区町村内)50.2%、近居(1km以内)31.3%、同居6.0%、計87.5%
  • 親世帯と近居・同居をしている・・・近居(同一市区町村内)28.3%、同居13.1%、計41.4%

申請期間

平成28年8月1日(月曜日)から平成29年1月10日(火曜日)までに、申請書に必要書類を添えて、住宅政策課へ

対象者

近居または同居する目的で平成28年4月1日以降に住宅を新たに建築・購入または民間賃貸住宅の賃貸借契約を締結した人で、次のすべてに該当する人

  • 親世帯・子世帯の全員が、市税を滞納していない
  • 親世帯または子世帯が、申請日において、継続して1年以上市内に居住し、住民登録している
  • 市内に建築され、申請者自らが居住する住宅である
  • 申請者の名義(共有名義も可)で、平成28年4月1日から11月30日の間に所有権登記または賃貸借契約を締結し、その費用を支払っている

※平成28年12月1日以降に登記または賃貸借契約を行う方は、来年度に申請を受付予定

  • その他要件あり

対象経費・助成額

  • 住宅の購入・建築⇒登記費用(20万円を限度)
  • 民間賃貸住宅⇒仲介手数料(家賃の0.5カ月分に消費税を加えた額が上限。10万円を限度)

予算額

650万円
申請書は同課、船橋駅前総合窓口センター(フェイスビル5階)、各出張所・連絡所で配布するほか、市ホームページからも取り出せます。

問い合わせ先

住宅政策課 047-436-2712

議題2 8月1日から二和地区で路線バスを試験運行
~馬込沢駅までのアクセスが便利になります~

市では公共交通不便地域の解消を図るため、船橋新京成バス株式会社の協力のもと、8月1日(月曜日)から29年3月31日(金曜日)まで二和地区から東武野田線 馬込沢駅の間で路線バスを試験運行します。今年度、市では2100万円の予算を確保し、運行経費を補助することで支援します。

現在、二和地区は鉄道やバスといった公共交通機関が少なく、いわゆる公共交通不便地域となっています。こうしたことから、同地区の住民がバス運行に向けた地域組織を結成して、二和地区から馬込沢駅間でのバス運行を市に要望しました。これを受けて、平成24年度に市が策定した、公共交通不便地域でのバス導入に向けた手引き「公共交通不便地域解消に向けて(バス導入編)」に沿って、地域住民・バス事業者・市の3者で検討を重ねた結果、今回の試験運行に至りました。

今後は29年3月までの試験運行の利用状況から、地域の需要等を把握したうえで、路線バスとして本格運行が可能か地域の方々やバス事業者と協議・検討する予定です。
なお、市では平成22年度から24年度にかけて、公共交通不便地域であった八木が谷・丸山・田喜野井の3地区で路線バスの試験運行(実証実験)を行い、現在はいずれも本格運行へ移行しています。今後も市民の皆さんの要望に応じ、公共交通不便地域の解消に向けた取り組みを進めていきます。

1.事業主体

船橋新京成バス株式会社

2.運行本数

1日21往復

3.運行経路、バス乗降場所略図、時刻表、運賃

運行経路

運行経路

時刻表

時刻表

運賃表

運賃表

大人IC運賃

180円区間→175円
210円区間→206円

小人現金運賃

180円区間→ 90円
210円区間→110円

小人IC運賃

180円区間→ 88円
210円区間→103円

パスモ・スイカ使用可能、未就学児は無料、障害者割引(身体・知的・精神)5割

4.運行車両

小型バス

5.市補助額

2100万円(28年度予算額)

問い合わせ先

道路計画課 047-436-2054

議題3 船橋こだわりの逸品「ええもん」を探しています!
~「ふなばしセレクション」工業・工芸品第2弾を8月1日から大募集!~

船橋が誇る産品を「ふなばし産品ブランド」として認証し、そのブランド化を進める「ふなばしセレクション」。市では、ふなばし産品の魅力を市内外に広く発信することで、地域経済の活性化を、また船橋の知名度と都市イメージの向上を図っています。

「ふなばしセレクション」は、産品の募集から選定、認証、PRまでの一連の取り組みで、初年度の平成24年度は第1弾として加工食品11品を、25年度は工業・工芸品の第1弾として4品を、27年度は加工食品の第2弾として8品を認証しています。
そして、今年度は8月1日(月曜日)から9月23日(金曜日)までの期間、工業・工芸品の第2弾として、職人の技が光る名工品や機能美や高性能を誇る工業製品など、こだわりの逸品を自薦・他薦を問わず募集します。新しく認証された品は、これまでの認証品と同様にさまざまな媒体を使って積極的にPRを行います(詳細は下記参照)。
なお、今回推薦(他薦)していただいた方の中から抽選で20名様に、5千円相当の「ふなばし産品ブランドの詰め合わせ」をプレゼントします。皆様のとっておきの逸品を、ぜひご紹介ください!

対象産品

以下の1~2のいずれかに該当するものであれば対象

  1.  市内の工場、工房等で製造・製作されたもの。
  2.  市内の個人または法人が有する特殊技術、伝統技術をもって製造・製作されたもの(製造・製作される工場、工房等は、市外でも可)。

審査から認証までの流れ

応募された製品は、歴史・文化、風土などの「船橋らしさ」、「事業者の熱意」などから1次審査(書類審査)、2次審査(展示及びアンケートの実施)、最終審査(総合的な審査)を経て、12月に認証品を決定する予定です。

船橋セレクション認証品となった場合のメリット

  1. 船橋セレクションの「認証マーク」を使用して販売ができます。
    認証期間は3年間。期間終了後は「ふなばしセレクション2016認証品」マークを使用して販売をすることができます。
  2. 広報ふなばしやホームページなどの媒体で市が積極的に産品をPRします。
  3. 市民まつり、ふなばし朝市、農水産祭、百貨店の催事コーナーなどで販売ができます。

応募方法

自薦の場合は「応募申込書」、他薦の場合は「応募用紙」にご記入の上、ふなばし産品ブランド協議会事務局窓口へ持参するか、郵送してください。(〒273-8501※住所不要)

問い合わせ先

ふなばし産品ブランド協議会事務局
(商工振興課ふなばし観光・ブランド創造室内)
047-436-2473

お知らせ1 市内高齢者の半数以上に「電話de詐欺」の魔の手が
老人クラブ会員1万4千人へアンケートを行いました

 平成28年5月末現在、船橋市の「電話de詐欺」発生件数は105件、被害額は約2億1千万円と発生件数、被害額とも県内ワースト1位です(別紙参照)。今年に入ってからは、市職員を騙って年金や医療費の還付金があるとATMを操作させ振り込ませる「還付金等詐欺」が多くなっています。

市では、近年こうした詐欺が多発しており、被害者の大半が高齢者であることから、その状況を把握するため、昨年12月に市内の老人クラブ会員(60歳以上)1万4千人にアンケートを実施し、5036人から回答を得ました。「電話de詐欺に繋がる不審な電話がかかってきたことがある」と回答したのは、半数以上にあたる2531人。また、回答者の約3割が“複数回かかってきた”と回答しており、一度だけではなく、何度も狙われてしまう実態が浮かび上がってきました。

また、実際に「被害にあってしまった」と回答したのは35人で、その7割以上が配偶者とのみ同居、または一人暮らしでした。高齢者のみの世帯は、子や孫を装うことが多い「電話de詐欺」の被害に遭う確率が高くなっています。

市では、広報紙やホームページをはじめ、防災行政無線、市が発送する封筒などさまざまな媒体による注意喚起のほか、無人ATMの周辺を防犯パトロールカーで巡回する等の対策を行っています。今後は、新たに船橋警察署・船橋東警察署や関係団体で構成する特別対策チームを設置し、「電話de詐欺」の撲滅に向けた、より具体的な対応策について検討を始める予定です。

※今回の調査内容・結果は下記を参照

平成27年度 電話de詐欺(振り込め詐欺)に関するアンケート集計結果(PDF形式 289キロバイト)

問い合わせ先 

市民安全推進課 047-436-3110

お知らせ2 今年も「ふなばし市民まつり」で“熱い”夏を!
神輿、ばか面、花火大会…70万人が集う夏の風物詩

今年も、船橋の夏の風物詩「ふなばし市民まつり」が近づいてきました。昭和43年の第1回から数え、49回目を迎える今年は、市内の工業製品等を紹介し、クイズラリーなどの体験型イベントをお楽しみいただける、7月22日(金曜日)の「めいど・いん・ふなばし」から始まります。

23日(土曜日)には、本町・宮本通りが歩行者天国となり、フリーマーケットや模擬店がずらりと並ぶ「ジョイ&ショッピングフェア」を開催。また、23日(土曜日)と24日(日曜日)の両日、中山・習志野台・二和向台の市内3会場では、それぞれ趣向を凝らした「ふれあいまつり」が行われます。

24日(日曜日)は、船橋会場も「ふれあいまつり」に加わり、本町・宮本通りと駅前通りを神輿が練り歩き、大迫力の「揺すり込み」を行います。勇ましい掛け声をあげながら歩く担ぎ手たちと、熱い声援を送る大観衆。盛り上がりが最高潮に達する瞬間です!他にも、約700人もの踊り手が本町通りを埋め尽くす「民踊パレード」、13台の山車(だし)が繰り出す伝統芸能「ばか面おどり」などが次々と披露され、毎年多くの見物客で賑わいます。

そして、市民まつりのフィナーレを飾るのは、27日(水曜日)に行われる船橋港親水公園の花火大会。リオデジャネイロオリンピックを控えた今年のテーマは「ふなリンピック」です。水泳、球技、格闘技など、スポーツの競技をイメージした花火が、約8500発、夜空に打ち上がります。

ふなばし市民まつりの開催概要

めいど・いん・ふなばし

市内工業、企業による製品の紹介、ものづくり体験、クイズラリーほか

日程

7月22日(金曜日)~24日(日曜日)午前10時~午後5時
※22日(金曜日)は午前11時~

会場

市民ギャラリー(スクエア21ビル3階)

ジョイ&ショッピングフェア(フリーマーケット、市内産品の販売、キッズ警察制服試着撮影会、ポニー撮影会ほか)

日程

7月23日(土曜日)午前11時~午後4時50分

会場

本町・宮本通り

ふれあいまつり

 (1)船橋会場(神輿、ばか面おどり、民踊パレード、よさこいほか)
日程

7月24日(日曜日)午前10時45分~午後8時

会場

本町・宮本通り、駅前通り、船橋駅北口おまつり広場

(2)中山会場(JR下総中山駅前で中山商店会が主体となり、販売・縁日コーナーなどを行います)
(3)習志野台会場(東葉高速・新京成線北習志野駅前で習志野台商店街振興組合が主体となり、販売コーナーやコンサートなどを行います)
(4)二和向台会場(新京成線二和向台駅前で二和向台商店会が主体となり、販売コーナーや鼓笛隊演奏などを行います)
日程

(2)~(4)7月23日(土曜日)、24日(日曜日) 

時間

(2)両日とも、午後1時~8時
(3)23日(土曜日)午後3時~8時
24日(日曜日)正午~8時
(4)3日(土曜日)午後3時~8時
24日(日曜日)正午~8時

船橋港親水公園花火大会

テーマ

「ふなリンピック」

日時

7月27日(水曜日)午後7時30分~8時30分

※荒天等で安全な開催が困難な場合は28日(木曜日)に延期します。28日も荒天等となった場合は中止といたします。

問い合わせ先

ふなばし市民まつり実行委員会事務局(商工振興課内)
047-436-2473

お知らせ3 8月は戦争や原爆の悲惨さ、平和の尊さをみんなで考えよう!
「ヒロシマ原爆展」「平和写真展」「平和の集い」の3事業を開催します

本市は、世界の恒久平和を願い、昭和61年(1986年)12月に「平和都市宣言」を行い、今年で30周年を迎えます。この節目の年を迎えるにあたり、広島平和記念資料館(広島市)所蔵の被爆資料を展示する「ヒロシマ原爆展」を8月3日(水曜日)から8日(月曜日)の6日間、市民ギャラリーで開催します。爆心地付近で被爆し焼け焦げた「伸ちゃんの三輪車(複製)」や、表面が沸騰して泡状となった「熱線を浴びた瓦」をはじめとした被爆資料20点など、貴重な資料を展示します。

引き続き9日(火曜日)から20日(土曜日)まで、船橋市が所有する広島・長崎の原爆写真パネルを展示する「平和写真展」をフェイスビル5階(エスカレーター脇)や市民文化ホールで開催します。

また、平和の尊さや戦争の悲惨さを後世に伝え、恒久平和への理解と 認識を高めることを目的に、毎年開催している「平和の集い」を8月20日(土曜日)に開催します。

今年は、駐日ベナン共和国特命全権大使のゾマホン氏をお招きし、アフリカと日本の架け橋としての経験や、大使として世界各国と関わってきた立場から、『相互理解こそ平和な21世紀の第一歩』をテーマにお話ししていただきます。また、広島市と長崎市に市民を代表して派遣された中学生や高校生等による平和式典派遣者報告会や、船橋市原爆被爆者の会による被爆体験講話を行います。

こうしたさまざまな催しを通して、忘れてはならない戦争や原爆の悲惨さ、平和の尊さを皆さんで考える機会とします。

 ヒロシマ原爆展(広島平和記念資料館所蔵の被爆資料を展示)

日時

8月3日(水曜日)~8日(月曜日)午前9時~午後5時※最終日は午後3時まで

会場

スクエア21ビル3階 市民ギャラリー

内容

被爆資料20点や原爆被災写真パネルの展示、映像視聴コーナー、平和へのメッセージコーナー、図書コーナー(図書・体験記など)、折り鶴コーナー
※先着1000人に市平和都市宣言30周年記念クリアファイルをプレゼント

平和写真展(船橋市所有の広島・長崎の原爆写真パネルを展示)

日時・会場

フェイス5階エスカレーター脇

8月9日(火曜日)~19日(金曜日)午前9時~午後8時
※(土曜日)(日曜日)(祝日)は午後5時

市民文化ホール

8月20日(土曜日)正午~午後4時30分

平和の集い~ふなばし2016~

日時

8月20日(土曜日) 午後0時40分開場

会場

市民文化ホール

定員

1000人
※入場無料、予約不要、定員を超えた場合は入場制限あり

内容(予定)

  • 開演、平和都市宣言朗読
    午後1時00分~
  • 主催者挨拶
    午後1時05分~
第1部
  • 平和祈念合唱(船橋市立船橋高等学校吹奏楽部)
    午後1時10分~
    曲目:『花は咲く』ほか
  • 平成27年度広島市・長崎市平和式典派遣者報告会
    午後1時30分~
  • 被爆体験講話
    午後2時05分~
第2部
  • 平和講演会
    午後2時50分~
    【講師】ゾマホン・ルフィン 氏(駐日ベナン共和国特命全権大使)
    【講演】テーマ「相互理解こそ平和な21世紀の第一歩」
    ※派遣者報告会、被爆体験講話、平和講演会は手話通訳と要約筆記あり

参考

「平和の集い」平和講演会
【ゾマホンD.C.ルフィン氏】
1964年ベナン共和国生まれ。1998年から日本でテレビタレントとして活躍し、レギュラー番組を持つなど、多くのテレビ番組に出演。その一方で「ゾマホンの本」(1999年出版)、「ゾマホン大いに泣く」(2000年出版)など2冊の本を出版し、その印税でベナン共和国に小学校3校を建設した。

2002年にはイフェ財団を設立し、「井戸の掘削」「初等教育の普及」「環境保護対策の推進」「アジア-アフリカ間の友好関係の構築」に取り組む。同財団はベナン共和国にアフリカ大陸では初めての日本語学校「ジャパンハウス」を建設し、アフリカの若年層に無料で日本語と日本文化を教えている。

2004年~2011年にベナン共和国大統領からアジア・オセアニア地域経済担当特別顧問に任命される。2012年8月から現職の駐日ベナン共和国特命全権大使に就任。

問い合わせ先

総務課 047-436-2122

お知らせ4 元プロ野球選手による硬式野球教室を開催!
江藤省三氏らが中学生にプロの技術を教えます

市では、8月9日(火曜日)及び10日(水曜日)に、元プロ野球選手で現在は指導者として活躍する、江藤省三氏(※1)らによる市内中学生を対象とした硬式野球教室を開催します。この教室は、「船橋市スポーツ推進計画」の一環で、プロスポーツ選手による高い技術指導を受けることで新たな発見や刺激を受け、さらに競技に親しんでもらおうと実施するものです。

今回の教室では、本市のスポーツ総合展示企画等アドバイザーに就任した江藤氏の協力のもと、指導者陣に田野倉利男氏(※2)、寺村友和氏(※3)、慶応義塾大学野球部員を迎え、中学生にプロ野球の世界などで培った野球技術を余すことなく指導します。また、未来の甲子園球児やプロ野球選手の育成を目指し、日頃の部活動とは異なる硬式球を使用して行います。

参加するのは、市内各中学校27校から推薦を受けた野球部員と船橋選抜チームの選手、合計72名です。正しいキャッチボールやバッティングの基本などの指導を受け、教室の最後には試合形式の紅白戦を予定しています。

当日は、観客席を開放し教室の様子をご覧いただけますので、ぜひご来場ください。

日時

平成28年8月9日(火曜日)・10日(水曜日)の2日間
午前9時から午後3時まで

場所

船橋市運動公園野球場

内容

キャッチボール、トスバッティング、バッティング、試合形式
※雨天時は、ブルペンにて一部内容を変更して行います。

指導者

江藤省三氏、田野倉利男氏、寺村友和氏、慶応義塾大学野球部員

主催

船橋市、船橋市教育委員会

主管

船橋市小中学校体育連盟野球専門部

後援

船橋市野球協会

(※1)江藤省三氏
昭和17(1942)年4月29日生。73歳。
慶應義塾大学野球部に所属し、東京六大学リーグで3回優勝。昭和40(1965)年に読売ジャイアンツに入団、昭和44(1969)年に中日ドラゴンズに移籍。昭和51(1976)年の引退後は、プロ球団でコーチを歴任し、平成21(2009)年から平成25(2013)年まで慶應義塾大学野球部監督を務め3回リーグ優勝を飾った。船橋市野球協会少年学童部理事長の河崎六郎氏と小学校(熊本県)時代の友人である縁をきっかけに、船橋市では平成21(2009)年から「江藤省三杯」と銘打ち、少年学童野球大会が毎年開催されている。平成27(2015)年から、船橋市スポーツ総合展示企画等アドバイザー就任。

(※2)田野倉利男
昭和29(1954)年4月3日生。62歳。
早稲田実業学校から昭和47年(1972)年、ドラフト4位で中日に入団。昭和60(1985)年にロッテへ移籍。昭和63(1988)年に現役引退。引退後は1990年までロッテの2軍コーチを務めた。

 (※3)寺村友和
昭和49(1974)年4月22日生。42歳。
千葉県立千葉商業高等学校から、本田技研を経て、平成10(1998)年、ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団。平成13(2001)年にヤクルトスワローズへ移籍。平成15(2003)年に大阪近鉄バファローズへ移籍。翌年退団。引退後は、平成23(2011)年に大東文化大学の野球部のコーチに就任。

問い合わせ先

生涯スポーツ課 047-436-2912

お知らせ5 総合防災訓練で地域の防災意識をさらに強化
市内5か所のメイン会場では特色ある訓練も実施

市では、8月28日(日曜日)に総合防災訓練を実施します。

この訓練は、近い将来、首都直下型マグニチュード7クラスの地震発生が予想されるなか、市と市民及び防災関係機関、事業所が連携し、大地震に対する防災意識を養うために実施するものです。

今回の訓練は、28日の午前9時、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3、船橋市で震度6強の地震を観測したと想定し、訓練を実施します。訓練の具体的な内容としては、まず、午前9時の発災時に、その場で自己の安全を確保する「いっせい行動訓練(シェイクアウト訓練)」を昨年、一昨年に引き続き行います。昨年約16万人が参加表明をしたこの訓練では、今年も多数の参加者を見込んでいます。(7月11日現在で12万6,289人の参加表明あり)

その後、市民参加型訓練として、市内の全ての市立小・中学校と特別支援学校高根台校舎で「避難所運営訓練」などを実施します。地域住民の方が主体となって、避難所開設から運営までの一連の流れを習得したり、参加者の希望にあわせ、備蓄資機材の取り扱いや初期消火訓練なども体育館と校庭に別れて行います。

さらに、市内の小学校の中から5校をメイン会場に定め、全会場で行う訓練に加え、トリアージを初めとした応急救護所訓練と、会場ごとに、急傾斜地・土砂災害避難訓練や市内初となるペット同行避難など特色ある訓練(※)を実施します。

また、保健所と医療関係機関との連携訓練として、保健福祉センターでは災害医療対策本部設置・運営訓練を実施します。この訓練は、昨年度までは消防指令センターで行っていたものですが、今年度から保健福祉センターを本部として実施するものです。

市では、これらの訓練を行うことで地域の防災力の向上を図り、災害に強いまちづくりを進めます。

メイン会場(小学校5校)及び個別訓練の内容

(南部)南本町小学校

津波避難訓練

(中央)八栄小学校

急傾斜地・土砂災害避難訓練

(東部)薬円台南小学校

ペットとの同行避難訓練

(北部)古和釜小学校

障害福祉団体等との避難所運営訓練

(西部)塚田小学校

防災アイデアコンテストの展示・実演

日時

8月28日(日曜日)午前9時00分~正午

内容

平成28年度船橋市総合防災訓練実施要綱(PDF形式 110キロバイト)

場所

市役所、消防指令センター、消防局、市立小学校54校、市立中学校27校、市立船橋特別支援学校高根台校舎、保健福祉センター、医療センター ほか

問い合わせ

危機管理課 047-436-2039

お知らせ6 意外と知らない心不全、予防のために今やるべきこと
9月3日に「市民とともに考える救急医療シンポジウム」を開催

市では市民の皆さんとともに船橋の救急医療体制を考え、また心肺蘇生法の普及啓発を図るため、「第28回市民とともに考える救急医療シンポジウム」を9月3日(土曜日)に勤労市民センターで開催します。

このイベントは医師会や自治会連合協議会など市内各団体の代表者で構成された実行委員会が主催し、平成元年から毎年さまざまなテーマを取り上げています(別紙参照)。

28回目となる今回のテーマは、日本人の死因第2位の心疾患のひとつ「心不全」です。基調講演の部では国立循環器病研修センター心臓血管内科部長の安斉俊久医師を招き、「心不全~その現状・治療・予防~」についてご講演をいただきます。シンポジウムの部では現場の医師や救急隊員、実際に心不全を経験した市民の方をお招きし、それぞれの立場からお話しを伺います。心不全の事例やさまざまな立場からの意見の紹介を通して、心不全の初期症状や普段からできる予防策について市民とともに学び、考えます。

市では全国で初となる24時間体制で出動時から医師が同乗するドクターカーを平成5年に導入し、高い救命率を誇る医療体制を整えてきましたが、このシンポジウムを開催することで市民の皆さんに救急医療への理解を深めていただき、さらに市の救急医療の充実を図ります。

なお、同日午前中には保健福祉センターを会場に、心肺蘇生法の講習会を実施し、AEDの使い方と胸骨圧迫を、映像と実演により学んでいただきます。

救急医療シンポジウム

日時

9月3日(土曜日) 午後1時~3時30分

会場

勤労市民センター(船橋市本町4-19-6)

費用

無料

内容

基調講演
講師

国立循環器病研究センター心臓血管内科部長 安斉俊久医師

シンポジウム
座長

境田 康二(船橋市立医療センター救命救急センター長)

シンポジスト

廣澤 博司(船橋市消防局救急課 救急指導係 救急救命士)

稲垣 雅行(船橋市立医療センター 循環器内科部長)

心不全を発症し、その後再発予防に努めている市民 ほか

その他、ロビーにて心肺蘇生法・AEDの体験、パネル展示を開催。来場者には心不全予防のための小冊子と記念品をプレゼント

定員

358人(応募多数の場合は抽選)

心肺蘇生法講習会

日時

9月3日(土曜日) 午前10時~11時30分

会場

保健福祉センター(船橋市北本町1-16-55)

費用

無料

内容

AEDの使い方と胸骨圧迫の講習会

定員

160人(応募多数の場合は抽選)

チラシ表チラシ裏

※チラシは7月15日現在の案です。

船橋市救急医療シンポジウム タイトル及び参加者実績(PDF形式 98キロバイト)

問い合わせ先

健康政策課 047-436-2412

お知らせ7 市民が主役の演劇「アンデルセンプロジェクト」
第二弾はオリジナル楽曲と群読による詩劇

市制施行80周年に向けた3か年計画「アンデルセンプロジェクト」が今年で2年目を迎えました。この事業は、本市の姉妹都市であるオーデンセ市生まれのH.C.アンデルセンの作品等を題材に、市民が主体となって舞台芸術を作り上げるものです。昨年は代表作「雪の女王」をテーマに市民36人が出演し、心が一つになった演技で多くの観客に感動を与えてくれました。

今年は、オリジナル楽曲と群読による詩劇『小さい者たちの歌・あふれる物語』を上演します。出演するのは公募による小学生から70代までの一般市民のみなさん52名です。6月から約40回のワークショップを重ね、プロによる演技や歌唱の指導を受けながら、9月18日(日曜日)の本番に向け、舞台を作り上げています。

 “月”が貧しい画家に物語を語りかけるという設定の、H.C.アンデルセンの童話詩「絵のない絵本」を基盤に構成し、「ナイチンゲール」「人魚姫」「みにくいあひるの子」の物語を展開します。

“小さなもの、取るに足りないものが、物語に生まれ変わっていく瞬間”を表現する作品。目指すのは、月の光のように詩的な舞台です。

1.上演日時及び入場料

上演日時

平成28年9月18日(日曜日)午後2時~

入場料

一般1000円、高校生以下500円

(2歳未満の膝上鑑賞は無料。席を使用する場合は有料)

申込み

市民文化ホール 047-434-5555へ

2.出演する市民への指導者

芸術監督・作曲

和田氏(船橋市芸術アドバイザー・打楽器奏者)

※アンデルセンプロジェクトの提案者であり、これまで本市が実施した市民参加型の演劇(平成24年「アンネ」、平成25年「カラフル」、平成26年「POST」)に市芸術アドバイザーとして携わるなど、長年にわたり専門的な助言や支援を行っている

脚本・演出

原田 一樹氏(劇団キンダースペース主宰)

※昭和60(1985)年、オリジナル演劇の制作と上演を目的に劇団キンダースペースを結成。自主公演のほか、2003年に佐世保市100周年記念事業として、120人の市民とともに、市民ミュージカルを立ち上げ、出演・指導・協力等を行うなど、各地域でワークショップを実施している

歌唱指導

松本 泰子氏(ヴォイスハウス代表・ヴォーカリスト)

演技・振付指導

古木 杏子氏、深町 麻子氏(いずれも劇団キンダースペース団員)

問い合わせ

船橋市民文化ホール 047-434-5555

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