海を活かしたまちづくり懇談会・幹事会・部会における主な視点・提言

更新日:令和6(2024)年3月15日(金曜日)

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第1回懇談会および第1回幹事会は設立のため、視点・提言はありません。

第4回懇談会ではまとめとして、市長に海を活かしたまちづくりの提言を行いまた。

海を活かしたまちづくり懇談会・第2回

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年8月11日

  • 博物館・散策路・ジョギングロード・緑や安全性、不法係留船の整備とか、まち全体が落ち着いた水辺の環境にしてほしい。
  • ららぽーとに寄りかかってこの海を活かしたまちづくりをするのでは意味がないので、船橋の特色を出してららぽーとの持つ力を有効に使い、双方にプラスになるような仕組みを作り出すことが重要だ。
  • 港も川も水の汚れが目に付く。公園やポケットパークなどの管理がだらしなく、誰が管理するのかという問題も含めて適切な対応が必要であり、行政に任せてはいけない部分がたくさんある。
  • 素敵なものが出来ても、水が汚く臭いとまちづくりにはならない。全市の人たちが参加できるような、水を綺麗にするための取り組みや話し合いが同時進行していかないといけない。ボランティアやNPO等の組織を使って、水を綺麗にする、釣り人のマナーを正す、水辺パトロール、ウォーターフロントパトロールなどの市民が参加することから始めるべきではないか。
  • 62人委員会の総意であるということで、次の3項目をまとめた。
    1番目として、環境と観光の港にしよう。
    2番目として当面公共岸壁、企業岸壁を市民に開放していただこう。
    潮見町の方で、以前は開放していたが、マナーが悪いということでクローズした経緯があります。そのマナーに対してパトロールというような仕組みも考えたうえで、手始めにウォーターフロントへのアクセスが出来るようにしよう。
    3番目は現に船が着いて企業が使っているところも多々あり従来どおり岸壁を使えるように将来計画の中でも整備し、港湾機能は維持していこう。
  • 親水公園ができて花火大会がありましたが、市民と海・港・水辺というものが近くなったと感じる。これがさらに上流に、あるいは海側に繋がるとすばらしくなると思う。対岸は見えるが公共埠頭で人がいない。大変ポテンシャルの高いゾーンを持ちながらこれを無にしておくのは勿体ない。たくさんの人が集まり、船橋市民の誇りとなる港およびその周辺地域というようなものを目指したい。
  • JR船橋駅を降りたときに海に対するイメージがない。港に向けたアクセス・緑が少なく交通渋滞しており印象が良くない。その反面下町風情とか、昔からの港町、宿場町であった良い点が裏すじに残っている。アンデルセン公園から海老川調節池、海老川そして港に至るラインに対応して第2荷さばき場附近にミュージアムみたいなものをつくるのが良いのではないか。また、そこから対岸のららぽーとさん側へ橋が必要ではないかという意見が出た。
  • 船橋港を国際港と考え、港を中心にして湊小・中学校などで港関係の国際会議場に使えるのではないか。そうすると、子どもの教育に寄与していくのではないか。
  • 港湾の位置づけについては、環境と観光を合わせて環光港という位置づけはどうかという意見があった。
  • 歴史とか土地の特色の中で漁業が脈々と生きており、漁業を活かすフィッシャーマンズワーフの話も出た。
  • 用途地域に関しては、ららぽーと側が商業地域で第2荷さばき場附近が工業地域というのはバランスが悪い。
  • 第2荷さばき場の隣接企業地をより高度なものにし、用途等も見直し、ここで利益も生み人も集まり、海を活かす拠点にしていきたいという希望が懇談会の中に沢山あるので、この地区をどうするかについて、地権者間で是非検討いただきたい。
  • 三番瀬は港と繋げて積極的に使いたい。ここに大きな施設を造るのではなく、生態・環境博物館をつくりたい。
  • 海岸線が公や企業の土地であり親水公園のような場所がほとんどないので、海全体を市民のためにオープンにしていくことが必要ではないか。
  • 若い人・ご年輩・子ども・親子が自由に使え、岸壁を駆け上がりにしてハゼが釣れるとかのもう少し幅広い楽しみのある公園が欲しい。
  • 港と親しむプロムナードめぐりを推進するに際しては、立地する企業の協力がなければ出来ないが、行政側も民間用地を借り上げてもやるんだという姿勢がなければうまくいかないこともある。
  • 港からみたまちづくりとなると、海に面した護岸を如何に解放するか工場の護岸も歩けるように、また、釣りも出来るようにとあるがこれは十分な話し合いとルール化をしないと難しい。
  • 東京湾の湾奥部であり、干潮、満潮の潮差があっても水が動かないところもありその対策が必要である。
  • 日本は環境問題の高まりがあるし、船橋市はエコシティをめざしており、環境と観光の港という観点であれば、早いうちに三番瀬をラムサール条約に登録して、環境庁から国の予算を導入する。水産庁関係の研究所とか、東京湾内陸の漁業問題の拠点を船橋に持ってくる。
  • 湾岸地域の交通問題が一番の問題点。道路が一本しかなく、埋め立て地域なので地震があると逃げ場がない。
  • 駅前から港に至るアクセスの問題で、新交通システムとか、交通抑制の問題などとあわせて港の海上交通に目をむけて考えたほうが良い。  

海を活かしたまちづくり懇談会・第3回

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年11月21日

  • 海から船橋を見ると、海はゴミ箱だという意見がほとんどで海の良さを前面に出すことが大切だという意見があった。
  • 三番瀬を船橋の顔にすることによって三番瀬と漁港・海老川遊水池・アンデルセンという一連の物語のなかで東京湾博物館というものを提示していく。
  • 京成高架と大神宮までの側道計画、南口ビルもできるし、まちじゅうから海へ誘うという方向性も入れていかないとまちの活性化にはつながらない。南口再開発に対して商店街の対応も考えなければいけないという意見も出た。
  • 今回の海を活かしたまちづくりは、まち全体が博物館的な構想で出来ればよいと思う。船橋の市民団体も結束力やもっと力をつけないといけない。
  • 海をどう活かすかをもう少し具体化できれば夢がふくらむと思う。
  • これまで自分の住んでいる地域をこうしてもらいたいという具体の意見が出ていない。海老川についてももっと具体的な話が欲しい。海の遊び場や勉強の場を現場を見て子供の知恵を借りて考えたらどうか。
  • まちかど研究室を商店街の中につくって情報を伝えたり勉強したりする場を設置したらどうか。日大も協力していきたい。
  • 船橋にはいろいろな経験をした市民やノウハウを持っている人たちなどたくさんの人材がいるし、日本大学理工学部も身近にある。もっと多くの市民のグループ化を我々が呼びかけてやっていきたい。
  • 市民のネットワーク・中心市街地や海老川のネットワークなど市民参加型で集まってアクションプログラムが進んでいけばよいので、要望事項として取り上げていただきたい。
  • これからの夢を行政と市民が一緒にやっていくには、どういう形で誰がどのような組織でどういうふうにまちづくりをやっていくのかを検討して、夢を実現する方法を探っていこうと提言があった。
  • 企業にも環境などの先を見越した会社経営を考えていただきたい。
  • 港湾の花火を上げた辺りのシチュエーションが非常によいから、まちづくりのカナメにしよう。
  • 船橋に生活していてアクセスの悪さを実感している。遠い未来よりも、船橋駅前の再開発にあわせながら完成する2年後に海を感じるようなものを検討していただきたい。
  • 港湾は物流が専門ですが、人を流し込む環境・観光港湾でどうかということが言われている。企業の埠頭を市民に開放することは、当然企業活動を妨げないことが最大条件です。
  • 東京湾船橋博覧会を市民・企業の協力で開催してはどうか。
  • 東京湾博物館はハードのものとして考えて欲しくはない。生物などがどう生き続けていけるのかを考えていただきたい。
  • 三番瀬を中心とした東京湾博物館構想には異存はないが、国又は県でつくってもらって人の流れをつくってお金を落とすという作戦がよいのではないか。
  • 世界クラフトショップをつくったらどうか。
  • 基本的な方向性については、工業地帯のなかで企業と市民が共生する自然で豊かな環境、海とのふれあいの場、自然を体験できる場を目指しているということであり、企業もこの方向性では協力しすることでまとまった。
  • 交通体系をネットワーク化を大いに推進していただだいて、海を体験できる歩行・自転車ルートその他護岸の整備をすることで海に親しむことの向上が図れる。
  • 潮見地区の交通ネットワーク関係で、第2港湾の潮見地区の海浜公園や三番瀬などが整備されると新道路が必要であり検討をお願いした。

海を活かしたまちづくり懇談会(幹事会・第2回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年8月3日

  • 今回の新たなまちづくりについては、ららぽーとと双方が相乗効果を受けるような計画にする必要がある。
  • 企業間でまちづくりについての協定等が結ばれるといい。
  • 幹事会の到達意見は以下の内容である。(1)基本として環境・観光の港とする。(2)公共岸壁、企業岸壁を市民に開放すること。(3)現在岸壁を使っている企業は従来どおりに岸壁を使えるように整備することが必要であり、現在の港湾機能は維持する。
  • 理想的な考えと現実を埋めるためにも地元の意見が必要であり、意識の高揚などを啓発し、全員参加のまちづくりを考えていきたい。
  • 日の出地区の再開発をこの計画立案・実行に関しては、起爆剤とする。
  • 阪和興業用地を含む船橋港西岸企業用地は、重要な拠点となり得るので、再整備が必要であり、用途地域等の変更も必要となろう。
  • 南船橋周辺は駅周辺再整備と回遊路の整備でいいのではないかと思う。
  • 親水港公園~県出先機関~突端までを公園化し若松公園までをつなぐべきである。
  • 潮見町に通じる道路が1本しかなく、災害時のルートに不安がある。
  • これからの21世紀の産業の流れから考察すると、工場等の土地利用の再整備を検討すべきである。例えば、企業間で土地交換をする等。
  • ダーティな港湾は働く人も来ない。企業にとってこの地に立地していることの効果を生むような宣伝が必要である。企業見学の場も必要である。
  • 岸壁沿いを市民が歩けるスペースが必要である。身近な場として回遊道、サイクリングロードを整備して、市民のレクリエーションコストを下げることも必要である。市民からの海へのビジョンが必要であり、海が好きでならない人たちをが集まる場も必要である。
  • 潮見町は人が住んでいないため、企業・埠頭会などに港湾のあり方をヒアリングする必要がある。
  • 工場関係の敷地は一般市民が海へ入れないようになっているが、工場に入るには利用市民のモラルの向上が必要である。また、観光的な利用を図るには海辺に来る人にも駐車場の整備が必要である。
  • 現在の岸壁利用を市民のための公共岸壁と企業のための岸壁とに分けるべきである。
  • 潮見町から対岸の耐震岸壁への橋梁道路、さらに株式会社昭和の位置からの橋梁道路が欲しい。これらの交通問題を解決してもらいたい。
  • 経済面からはコンテナ船を優先しないとならない。
  • LRT(路面電車)を船橋駅~港~ららぽーとへ導入するようなことも、PFIの手法でできないか検討したらどうか。海と船橋駅をトランジットモールで結ぶ等の手法を検討したらよい。
  • 谷津部分にできる(インターチェンジか)と若松交差点が地下を通りつながると、高瀬町付近の交通の流れが変わって経済的効果はあると思う。
  • 新交通計画に際しては、ダウンタウンへの車両乗り入れ規制が必要である。京葉道路より南側も環境を基調とするならば道路をつくることは矛盾し成立しない。

海を活かしたまちづくり懇談会(幹事会・第3回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年9月28日

  • 専門的に港湾という言葉は、物流に重きがあり、物流を含んで環境と観光ということである。
  • 湊中学校裏の水路を埋めないでどのような活用をするのか。日の出水路をマリーナ化した場合に駐車場をどうするのか。公園の問題をどうするのかが問題となる。
  • 港湾の環境をよくする事業でエコポート事業がある。環境を重視した港で、環境教育もあり、重要港湾の課題でエコポート事業で有り続けてもらうことが1番良いと思う。県に投げかけて、本省に環境を整備していくという方向で考えてくれという要望にすれば良い。
  • 馬込霊園脇のビオトープを見学したが、あまりにも面積が小さく、感触は良くなかった。もう少し大きな形の中で考えた方が良い。海浜公園前面は使い方によって、何haという大きなビオトープになる。
  • ビオトープには色々あるが、ふれあいがないとビオトープとは言えない。三番瀬にビオトープをつくるにしても、触れられるということを考える必要がある。
  • 日の出埠頭から西浦水門にかけての水域をどうするかという問題がある。
  • 親水公園と海浜公園の所と、サッポロビール園のある埠頭が基本的には重点地区になる。
  • 全体的に拠点を三つぐらいに絞った方が良い。
  • 船橋漁港は、色々な形で利用されつつあり、一方で日の出の西側を上手く利用すると、漁港地区をそこに持っていくというような考え方も出てくる。
  • 海浜公園の近辺の自然を守るという意味で、水の循環、水深風の影響など、そういったものを考えて埋め立てを工夫する必要がある。
  •  [ゾーン分] Aゾーン サッポロビール園周辺
    Cゾーン親水公園周辺
    Dゾーン日の出護岸
    船着き場における荷捌き場が狭い場合には、フローティングの構造物を造る。(フローティングストラクチャーは経費が安く、移動が出来、形も変えられる)
    従来、物流拠点としての岸壁を改造して使用するときには、スペースが不足してくる。 従来の埠頭、岸壁を仮に駐車場にして、フローティングで船が着けられるような所を造ったらどうか。
    陸側は構造物の撤去はあるが、ボードウォークなどを利用すれば、比較的狭い面積で色々なものが出来る。
    Bゾーン防泥提付近、三番瀬周辺について
    自然の状態を保護しながら活かすような形を考える。
    3万t級(-12mバース)の船を入れて、防泥提の反対側は自然の状態を維持する。
    既存の防泥堤はそのまま活かす。南西の風で航路が埋まってしまうと将来浚渫をしなくてはならない。また、その風の力を使って、水を巡回させる。
  • 船橋の土壌は海浜公園から約3km行って4mの深さである。もう少し干潟をつくることによって水の浄化もするし、良い環境が出来てくる。今の計画はやっても意味がない。元市川航路であり、前面に防泥堤がある。この堤防を利用して、もう少し前面に干潟をつくったほうが良い。
  • 港湾という言葉に、公共的なあらゆる機能は付加されている。特に、このまちづくりに対して、我々としては環境と観光という新しい概念を入れたい。
  • 海の機能を考えた上で、埋め立てするなり提案をしていかなければならない。風、波の力により砂を自然にためていく、自然の力をつかってつくるというような発想が出てくる。
  • 国道357号線と京葉線の間に6mの道路をつくり、また、都計道と併せて潮見町へのアクセス道路をつくつくる。(用地はあり、日の出水路と海神水路を越える橋をつくる。)
  • 従来の岸壁を使いながら成り立つように維持安定を図り、市民利用との共生を目指しながら、交通体系のネットワークを図る。
  • LRTは単線で良いのではないか。トランジットモールで公共交通を入れて、プライベートカーは遮断するとか、時間制限周辺に駐車場を設ける。

海を活かしたまちづくり懇談会(幹事会・第4回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年11月13日

  • 東葉高速鉄道、海老川調節池、区画整理事業というものを踏まえて議論すべきである。
  • 今後のまちづくりでは単に行政に頼るということでなく、どのような手法・組織で進めるのかを検討していくことが必要である。
  • 海を活かしたまちづくりというのは、海と森という一つの基軸の中でまちを考えていくことである。
  • 大きなまちづくりの中で基本的な方向性を位置づけていくためには、今出されている基本的な方向性より更に大きな方向性が必要ではないか。
  • 海を活かすには川を活かし、川を活かすには調節池も必要となり、海老川流域程度を対象にして、基本的な方向性についてつくると良いのではないか。
  • 行政と市民が連携した組織づくりのアイデアとそれを実現させていくための手法を考えていく。
  • まちづくりは行政任せの時代ではない。市民が行政とパートナーシップを図り、市民が出来ない部分を行政が進める。
  • まちづくりは市民が本気になることが必要である。例えば株式会社船橋という形になれば、市民も投資をしてくれるように、市民・行政の空気を盛り上げていくことが大切である。
  • 海を活かしたまちづくり懇談会でどのようなことが提言されたのかを市民・県民に知って貰うためにプレスリリースをすべきである。
  • JR船橋駅前に、懇談会としてのシンボル的なものを導入する。また、文章(基本的な方向性)の中にも具体的に文言を入れるべきである。
  • JR船橋駅南口再開発は海の匂いがしない。デッキを桟橋のデザインにしたり、歩道も道案内などにより、海へ導くことが必要である。
  • JR船橋駅の南口に漁港や海の様子がわかるような施設をつくる。
  • JR船橋駅を降りたときに海の匂いがしない。
  • 東京湾国立博物館構想の研究が必要である。
  • 産業革命以降のイギリス郊外で工場の乱立を阻止するために市民がお金を出して工場の進出を阻止した。日の出地区の土地もある種このようなナショナルトラスト運動という捉え方で、市の重要な場所という認識で土地を確保出来ていくのが良い。
  • 海老川水門から京葉道路の間に約4万立米のヘドロが溜まっている。
  • 海老川の浚渫を要望する。
  • 青潮の発生源は海老川から流出して堆積しているヘドロである。
  • 海老川調節池から河口まで浚渫して、船橋港の水質を良くするということで要望した方が良い。
  • 東京湾国立博物館構想を早期に着手すべきである。
  • 工業地帯の暗いイメージを人の出入りによって、安全で快適なイメージとしていくためには、環境を良くして観光的な港湾に形づけるのが良い。
  • まちづくりにおける企業の開放については、ルールづくりが必要である。
  • 潮見町では現在ある道路だけでは、物流や災害時に対応出来ない。
  • 3万t級の船が入港できること、道路と駐車場なども整備しないと、これからの船橋の工業地帯は衰退していく。
  • -12mバースを造るということはそれだけ荷物が来るということで、それに対してコンテナヤードは必要である。
  • 青潮の発生源がなんであるか現在解らないが、海老川がヘドロの発生源である。
  • 渫跡地については悪いところもあり、良いところもあり検討する必要がある。
  • 自転車や歩行者が海に親しめる場として、道路を整備する。
  • JR船橋駅から漁港、三番瀬に至るアクセスの問題において、トランジットモールとか交通抑制等を検討していく。
  • LRT(Light Rail Transit)の研究をするべきである。
     

海を活かしたまちづくり懇談会(幹事会・第5回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成13年1月11日

  • 船橋が環境と共生する都市として全面に打ち出し、東京湾博物館、海老川調節池、海老川の水、アンデルセン等のことも総体として考えて、自然と人間の営みが一緒になってやっていくまちをつくっていけば、かなり注目される。
  • 何かをつくるのではなくて、今まである物をどうやって守っていくか、というようなことを船橋でも考えていく方がいいのではないか。
  • 環境観光港湾という名称の港町をつくっていこうと言うことで、社会、文化、自然など多様な環境政策的な意味でまちをどうしたらいいのか、という方針をつくったほうが良い。
  • 海の資源は活用されていない。漁業、工業が活用しているだけで、一般の人がどのように利用できるのか。その辺の方向性、ある意味での経済振興策を作っていく必要があると思う。
  • 海の環境というのは非常に大きなエポックであり、環境教育、総合的学習で海をどれくらい利用できるのか。何百万という人たちが利用できる場所になると思うが、その為にもお金をかけないで船橋の知名度を上げることも必要である。
  • 最初は理想的なものでもいいから実像をつくってしまい、それを現実に合わせて修正していく必要があるのではないか。
  • この懇談会の延長線上として、商店会と具体的なステップとしての共同活動をやりたい。
  • 海に活用する資源があるのかどうか、そのような調査も必要ではないか。
  • 開発の中で残った三番瀬ですから、どのようにしたら三番瀬が良くなって、小動物が増えて、親しまれる資源回復が出来るのか、これが重要な課題ではないか。
  • 具体化していくということに関して、一番大事なのは市民のためと、外資を導入することである。全体像としては一体であるが、事業を選別することと、それをそれぞれの立場の人間が中心になってやって行くべきである。
  • 海老川のコンクリート護岸を撤去して自然護岸にしてもらいたい。そうすると海が生き返ってくるのではないか。
  • 日の出の荷捌き場を市民に開放すれば、そこで何時もフリーマーケットが開ける。そこで使えるものと使えないものを区別してゴミを減らすことが大事。
  • 癒しのために海を使っていくという方向が正しいと思う。
  • すぐにでも出来ることとして、バードウォッチング、シップウォッチング、朝日・夕日・富士山ウォッチング、漁協の了承のもとで簡易なヒィッシャーマンズワーフ、ボートショーなどがある。
  • 港湾が都市サイドの環境を良くするという仕組みをつくる。
  • 三番瀬の回復計画を立てる市民運動を展開していくことが必要である。観光資源は景観と生態系であり、船橋には三番瀬があるのだから長期的な方向として、それを利用すればいい。

海を活かしたまちづくり懇談会(第1部会・第1回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年7月11日

  • 船橋で一番感じのいい水のあるところをあまり変えないで欲しいし、私たちの世代で計画を固めるのではなく、次世代にゆとりを持って引き継ぐのが良い。
  • 自分たちの子どもたちはここがふるさとでり、どこにも恥じないふるさとを作ってあげたい。
  • 船橋の特徴となるスポットがあって、品格のある文化都市船橋なんだとアピールできる船橋をつくり上げたい。
  • 今のまちは若者中心につくられており使いづらい。高齢化等の福祉の視点が重要である。
  • 駅からこれだけ近いのに海が見えない。ららぽーとは海に面していながら海がない。海に開かれたまちが必要だと歩いて感じた。
  • 船橋は戦略として浦安・幕張との違いを見つけ強調する必要がある。
  • 高度成長時代の価値観とは違う海との接点、人間のふれあいの場を独自性を発揮して構築しなければならない。(環境・省エネルギー・エコロジカル施設)
  • 船橋は横浜に匹敵する交通結節点であり、若者が集まるにぎわいの場をつくる素地を持っている。
  • まちづくりの体系の中で生態系との関連を集約する必要がある。(街路樹・ビオトープ・生態系・学習機能等)
  • エコロジー水族館をつくる。
  • まちづくりの第一歩は考えを地元に理解してもらうことである。
  • 大神宮とかあるが集客率が悪い。集客のソフトが必要。
  • 山口横町近辺には商店街・文化財などがあり、スポット公園を活かしながら下町風情を活かす。
  • モール(車道を蛇行させて、あまった所に歩道、歩行空間の整備をする)にする。
  • 14号、本町通りの交通渋滞をどうするか。・高架化にするとか対策が必要。・駅前が袋小路になっている。
    一方通行にする(時間帯で車を規制する)。
    なんでもありでなく、制限をして弱者を助ける。
    船橋には車で行かない方がいいぞとか認識させることも必要。
    路地を活かした活性化。
    ゾーン廻りに駐車場を造る。
    京成高架下をパーキングにする。
  • 船橋の駅を降りて海のにおいのするまちをつくる。(サイン・木陰・トイレ・ベンチ・ストリートファニチャー)
  • 船橋は裏と表、隣近所に歴史・文化的資産を共有している。海を共有し、港町としての歴史・文化を共有しているがこれを活かすことが大切である。
  • 回遊性の出来る要素として古い民家を活かす。水辺を歩いてみたいがポイントがない。
  • 漁港にミュージアムをつくり、三番瀬への船の発着所を設置する。
  • 漁協のあたりに人が集まる魅力のあるものができればよい。
  • ららぽーとの帰りに寄れるような、魚介類・野菜の市を造る。
  • ららぽーとの集客力は資源であるが、これ以上のショッピングセンターの展開は望めない。周辺を含めたまちづくりの認識を共有して事業展開する必要がある。
  • 子供や大人が遊べる釣り場などが欲しい。
  • 世界でも価値のある三番瀬を活用したい。
  • 江戸前水族館または三番瀬ミュージアムの建設。常套手段だが、その廻りがデートスポットにつながる場所でないとだめ。
  • 海岸線の壁面緑化。
  • 海老川をきれいにしなければいけない。
  • 船橋港から海浜公園への海のルートを開発したらよい。
  • モノレールを整備する。
  • モータリゼーションからマルチモーダルへの転換期であり、現在は自動車に重きがありすぎる。水の道、海の道の復活と活用によって環境を守る。
  • ららぽーとと対岸の行き来などの回遊性、港の回遊性、駅からの回遊性等を実現させていくために公共交通の整備と歩行空間の充実を図る。
  • すぐ出来るコミュニティバスを早急に実行する。
  • 船橋の交通のスムーズさをどのように確保するか、他市を含めた広域の視点で考えなくてはいけない。

海を活かしたまちづくり懇談会(第1部会・第2回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年9月6日

  • エコシティ(環境と交通)と商業の兼ね合いを議論したい。
  • 大神宮の灯明がシンボルとなっている。古のなかから未来の都市をつくる視点が必要である。
  • 商店街の活性化と新交通の検討とを同じ土俵で検討する必要がある。商店街はこの懇談会をきっかけとして、南口再開発に連動した活性化を図ってもらいたい。
  • 風の道は路面電車道や海老川など海から通る。路面電車の軌道をグリーンにするなど風の道をつくる。風の道はヒートアイランドの面からも考える必要がある。駐車場の床にブロックと芝生を利用するなど環境にやさしい商店街を考えたらどうか。お店も環境を提起するよう考えたらどうか。
  • チンチン電車をコンパクトに乗りやすく低床にしたもので、ルートがたくさんあることが重要で、これをもとに商店会の活性化を考えればよい。
  • 商店街で何かをする場合、足し引きで考える必要がある。例えば、電柱の撤去・看板の撤去などを引き算で考えることが必要で、商店街の人がまちづくりに対して率先して制限・制御・導入を検討してもらいたい。
  • 船橋南口にはきょうの海の水揚げ・イベント情報などを表示するような、海への誘うようなものをつくってもらいたい。
  • 海上からみて船橋のシンボルが欲しい。海のにおいを醸し出すアイデアが欲しい。
  • 船橋市は、距離的・景観的にも海が遠くなってしまった。そこで、船橋港の再開発を図り船橋市のかつての海のイメージを取り戻し、船橋市全体の活性化を図る。
  • 企業は岸壁を市民に開放してもらいたい。そのためにも市民も応分の対応として、モラルやルールづくりが必要である。
  • 岸壁は企業と市民との歩み寄りが必要で、共生のためにも企業・市民のそれぞれの意見調整が必要である。
  • 船橋駅から海へのアクセスでは新交通システムの導入検討が必要である。
  • アクセスの問題点の一つは、不便さで自動車の混雑や歩道の障害物も原因。自動車交通の抑制と新公共交通(LRT・コミュニティバス)の導入を検討するべきである。
  • 交通システムや体系を構築する際には、環境という視点から評価を加えることが大切である。

海を活かしたまちづくり懇談会(第1部会・第3回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年10月17日

  • まちづくりの核となる考えがないと議論の方向性が定まらない。水辺をいかす、賑わいをつくることが大切である。
  • 私達はウオーターフロントや水辺が貴重なものという認識のもとに、大切でかけがえのないものとしていかなければいけない。
  • 船橋市がエコシティの指定を受けたことは重要なことで、自然と人間が共生していく船橋のために、企業にどう協力してもらえるのかを問いたい。
  • 基本計画のエコシティ・バリアフリー・生き生きとしたところを三番瀬を核としてどのように根付かせていくかを大胆に出せば港づくりも親水のまちづくりも出来るのではないか。
  • 船橋駅前に海の香りを出すとか、海との距離を縮める為には、船橋駅前からのアクセスの問題や海や市街地の魅力を利用しながら検討していかなければならない。
  • 今は環境を考える良いチャンスだろうと考えている。浦安はデズニーランドの華やかさがあり、幕張は埋め立てのヘドロから都市が生まれた。船橋は従来通りの港でそれなりの情緒があるが、資産として価値が上がるようなまちづくりをお願いしたい。
  • これから考えていかなければならないことは、以下のことがあげられる。
    商店街の活性化をどうしていくのか。
    拠点整備に市民が出資していくのか。
    路面電車を考える場合に市民参加型でPFI方式などの導入を考えていくか。
  • きらびやかな建物よりも大神宮などを活かした歴史あるシブイまちを考えていただきたい。
  • 人口減少については、学校の空き教室をシルバーセンターに利用にするなどを考えたらよい。
  • 海上沖からみて、船橋はもう少し特徴を出すことが大切ではないかと思う。
  • 本町通り商店街と湊町側とは今まで一緒にやろうとはしなかったが、この機会を通して漁港の良さを本町商店街に持ってこれたらと話し合われるようになった。
  • まちづくりは人づくりであり、ここでの話しを広く皆さんに話しをしていただいて、それを吸い上げることが大切だと思う。大型店の方も商店街の方と一緒になって話しを進めたらよい。
  • まちづくりは町内会でも関心事なのでこのような会を広くアピールして、一人ひとりが関心を持つような取り組みにしたらよい。
  • 市民にもPFIなどの関心を持ってまちづくりを考えてもらいたい。この会合の考えなどをもっと広く市民の方々に知ってもらう必要がある。
  • NPO活動はどんな活動も出来るが、市民レベルでやろうとすることをプログラムすることが大切だ。
  • まちづくりはハコものづくりではなく人間関係をつくることであるので、色々な価値観を活かしながら組織をつくることだと思う。
  • NPOは社会生活全般に関係しており、地域活性化のためにもサラリーマンがまちづくりに参加することが大きなパワーとなる。お母さん方のイニシアチブで進めていただきたい。
  • 地域の皆さんが活動できる内容を発言出来るようになると、活動的な力強いまちづくりの方向性が出てくる。市民のパワーが絶対的に必要だ。
  • 船橋の住民が自分たちの出来るものや価値を見いだすといろいろと活動ができると思う。
  • 船橋の歴史を持つ建物などは資産として最大限守る必要がある。歴史的資産が少ないから港と連動することも考えることが大切であり、これは自動車対策・交通問題にも連動する問題だ。
  • 湊中学校北側水路を埋めるという方もいたが、親水性のある公園に整備していこうとまとまった。
  • 湊中学校北側水路を船橋港まで運河を通したらどうか。
  • 浜町船溜まりは埋めることなく、堤防を整備して汚れたところを清掃するともっと良くなる。
  • 船橋にアピールする観光がないので水上レストランを考えてみた。ディズニーランドや幕張の人をこちらに来てもらうようにする。県の出先事務所は南船橋駅前に移動してもらえばよい。
  • 三番瀬と関連する環境教育を行うに際して、サポート的な宿泊施設が船橋港周辺にあってよい。
  • 浜町商店会では夜にだけ店を出すところ、昼だけのところなどさまざまで足並みがそろってない。その為活気が無くなっている。
  • 海から見ると岸壁だらけだから、もう少し水に接せられる渚で感触を楽しめるように埋め立てられたらよいと思うし、海浜公園の松をもう少し間引きしてもっと長く松林をつくってもらいたい。
  • 海は都市のゴミ捨て場になっていて景観も悪いというイメージを払拭しなければならない。
  • 海浜公園は市民の公園としてキャンプ場・シャワー付きトレーニング場などを設置してもらいたい。埋め立てももっと広くして緑も多くして市民が使える面積を多くしたらどうか。
  • 海浜公園は交通の便が悪いから行きづらい。
  • 東京湾の長い歴史や文学性などを紹介する東京湾博物館構想がある。海を活かしたまちづくりの長い物語の一幕として魅力を出す一つの考え方である。
  • 高知のはりまや橋の例にあるようにミュージアムをつくっても見向きもされなくなっており、今は建物をつくる時代ではない。
  • 三番瀬を船橋の顔として住民や市民の運動としての象徴と考えたらよいし、都市社会のなかで、三番瀬と私達がどう共生していくかを考える国立博物館であろう。
  • 次にバブルが来ても、今の自然回帰の考え方が浸透しており、埋め立てはあり得ないだろう。これからを予測すると工業のあり方が変化して、工業用地も今まで以上にいらなくなり、土地の利用については環境に活かされることになっていくだろう。
  • 海老川上流地区区画整理事業や調節池を含めた交通問題も話しあう必要がある。

海を活かしたまちづくり懇談会(第2部会・第1回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年7月26日

  • 海を活かすというのは、物流や漁業など海を直接扱う考えもあるし、また別の価値観を持って対応する必要がある。三番瀬の問題を含めて、海の環境というものをどう私達が自然化し、エコシティという概念と海とがどうかかわっていくのかが重要である。
  • 高齢化社会で港や海周辺の空間がどうかかわっていくかということも極めて重要な課題だ。バリアフリーの都市づくりとか、健康スポーツのまちづくりとかいう提案も出ているので、特に海との健康、潮風にあたるということ、海を見るということも重要だと思う。
  • 国際的な視点が必要だし、特色のあるソフトの開発をして知名度が上がると主催者がお金をかけなくても賛同者は自前で集まるという相乗効果が得られる。
  • 船橋のまちを語れる人が少ない。子ども達に環境教育を学校でやってもらいたい。
  • 船橋は漁師まちから始まっている。漁業のまちとして栄えてきたし、これからも船橋は漁業を活かしていただきたい。
  • 個々に素晴らしい仕事をしていても、グローバルに何か目的を持って広く考えて主体的に活動を展開しないと行政は動かない。
  • ポイントは、船橋の駅周辺の中心市街地をどういう魅力あるものに変容するかということ。ららぽーとと中心市街地がどのように広域的な商業ゾーンをつくっていくか。その中で、船橋のハーバーをどう活かしていくか。この3つである。そして、行政が新しい役割で変わっていくこと。2番目には地権者や商店街の皆さんがこれからどう良い商売をそれぞれがされていくかのコンセンサスをつくっていくのか。3番目は我々市民の声をもっと広げ、どういうふうに良識ある市民や地域住民の声を盛り上げるか。こういうことが大事ではないか。
  • 新しい船橋をつくるには、何か目標を持ってそれに目指していくということと、行政でやれる範囲内のことを新しい役割の中でどうやってできるかということを具体的に詰めていくことが大事である。
  • 船橋港付近は開発のポテンシャルとしては高いと思うが、南口再開発との連携・回遊が本当に出来るか、地権者がどこまでどんな形でやろうというつもりがあるのかということにかかってくる。
  • 船橋は東京・浦安・千葉と競合したときに個性のあるまちをつくらなくてはならない。
  • 南口の開発を盛り上げるような、南口に降りる理由が今ひとつない。そういう中で、海の方向を活性化して人の流れをつくったらどうか。
  • 駅に船橋の情報を伝える情報板や交通ジャンクションにサインが欲しい。
  • 運輸省から15年前に今後の21世紀の港湾の問題提起と戦略構想が出て、それをより現実的に時代をながめながら、今後何をすべきかというところで、今までの港湾プラスある意味では市民に開かれた港湾、それから環境を保全する港湾という新たな位置付けがでてきた。
  • 産業構造が大きく変わり企業生産を海外で行うようになってきたことと、環境問題とあわせて生産能力が落ちて機能の変化が求められている。これまで工業化社会の中で元気であった港まちが、昭和50年代くらいから都市港湾だったのが、いつの間にか港湾は都市の一部になってしまった。ある意味ではやっかいなお荷物になりつつある。
  • 今後は少子、高齢化、環境保全という大きな3本の潮流の中で、港湾も変化していくべきだ。
  • 横浜と船橋を結ぶ定期観光船も通っているし、特殊漁港で港湾の中に漁港が存在し、可能性としては様々な海のビジネス展開が拠点的に出来てくることで、環境と調和し環境をビジネスとしてさらに観光ができる。環境の環と光と書いて環光港湾というものもあり得る。港湾法の中には地域振興というのが背景にあり、この港をどう地域振興に活かすのか、あるいは地域の活性化に活かすのかという大きな課題がある。是非港湾を皆さんが従来の工業港湾ではなくて、観光港湾的なあるいは教育港湾的な位置づけを新たにすることによって、県を動かしまた国の第2港湾建設局からさまざまな予算導入も可能だと思う。
  • 港湾の位置づけをどうするのかを先ず議論したらどうか。船橋の都市軸とか船橋の交通計画、船橋の機能の再編というきっかけがここから生まれていくのではないか。南北軸、東西軸の結節点としての船橋の位置から港湾部の所までのアクセスの管理、ららぽーとや、国内に類を見ないような公営ギャンブルが2つある。これらを総合的に取り込んだ環境整備あるいはまちづくりのあり方というのがあるのではないか。
  • 船橋港を拠点整備として考えたときには、環境教育の拠点としてこれから非常に少なくなっていく子供達の教育の場として、ここを千葉県全体の海の環境教育の港としたらどうか。そういう位置づけも必要だと思う。日本全国の子ども達が東京湾に訪れて、しかも船橋から海の環境教育をして、良い面と悪い面とをきちっと理解してもらうことも必要だ。
  • ららぽーと側は商業地域となっており、対岸の工業地区の中にその延長上として商業地区にしていくというのもある。商業地区にすることによって土地の付加価値あるいは社会的価値が高まる。そのためにもこの港湾の位置づけと周辺のプロジェクトとのまちづくりの考え方をまとめることが必要である。
  • 海の環境の中で、海にかかわる国際シンポジュームを小学校や中学校の既存の再整備の中でおこない、国際化へ向けて、子供達が外国の人を案内したりお手伝いをしたりして、海の環境についての国際会議は船橋の小・中学校でやるという工夫が必要。これからの総合的学習のなかで教育のあり方もどんどん変わってきており、国際的な交流センターとしての学校の位置づけそれから再構築、それと港の全世界の環境教育の拠点づくりをやったらどうか。
  • 親水公園から見た対岸の景観を考えていただきたいのと、国道357号線の脇にボードをつけてぐるーと回れる遊歩道がほしいという声が大きい。公園が出来たので、縁の公園をつくっていただければ助かるなという意見もある。
  • 日の出第2荷さばき場の附近に東京湾で捕れた魚の市場、シーフードレストランなどをつくったらいいのではないかと思う。魚市場は少なくとも港の近くにあるのがいいのではないかと思うし、この地区は老人が増えているので、住民が使えるような日用品売り場もあれば便利だといっている。
  • 親水公園あたりに魚の大切さを知ってもらう漁業博物館と市場やシーフードレストランを合体してつくってはどうか。
  • 横浜と航路があり乗ったが、もう少しきれいにして船橋市民が楽しめるだけではなく、東京湾の他所から船に乗って訪ねてくるようにトワイライト競馬の開催など魅力あるものにする。
  • 横浜などベイサイドマリーナやヨットハーバーがあってきれいな港という感じがするが、船橋の港は薄汚れた感じがしなくはない。きれいになってこないと、周りの環境も良くなってこないという感じがする。自然の環境とあわせて整備するなかで、事業者側もどういう考えでいくのかと思う。
  • 船橋港周辺は子どもたちのため高齢者のため、みんなが何回でも足を運びたくなる所にして商売も出来るようにしていただきたい。
  • 船橋のシンボルと水質浄化のために、船橋港に50m位の噴水を揚げて求心性を持たせる。
  • 市民の意見が反映された港湾の使い方と、開発するのに工業用地で良いのか或いは商業用地にしたほうが良いのかを地権者の方たちに考えていただきたい。
  • 日の出第2荷さばき場附近は工業地帯だからあまり日曜日に人がいない。海の方が非常に良いものが出来て人の流れが活発になると、あの会社や店に寄ってみようだとかという相乗効果が出てくる。人の流れを変えることは多々プラスになることがあるのではないか。
  • ららぽーとの来場手段は、車が6割、4割が公共交通機関と徒歩客である。
  • 参考例として、愛知県蒲郡市、いわゆるヨットのアメリカズカップの拠点で、今は工業港湾だがインナーハーバーのプレジャーボートハーバー計画がある。
  • 自分たちの発意で、誰もやっていないことを自分たちはやろうといった方がおもしろい。東京湾の外に出て、ポンプアップして海水をとれば深層水で売れる。それを温めれば深層水温泉がつくれる。ITでコンピュターで世界の水産物の先物取引の拠点にしようというのも可能性がある。
  • 不法係留船を整備していただきたい。
  • 現埋め立て地にある大きな民有地を総合的に集めて再開発のたね地にすると、土地を買わなくとも組合をつくって建物を建てるためのいわゆる証券化をするというのも一つの考えである。
  • 海浜公園、三番瀬に集客力を高めるようなことを考えいただきたい。
  • 三番瀬を保存して、ここに湾岸自然観察センター的なものをつくったらどうか。谷津干潟をラムサール条約の登録した際に、環境庁がつくり、それを市が委託を受けているということで、そんなことができないかと思う。
  • 漁業博物館をつくってもらいたいし、三番瀬の湾岸自然観察センターも必要だと思う。
  • 船橋港だけではなくて、2つの大きな水路と港湾を総合的に考えて土地利用を考える必要がある。また、容易にアクセスするということで、例えば南北のアクセスがあまりよく整備されていないので、各団地を結びながら船橋駅を中心に海側への簡単なモノレールみたいなもので、ぐるーと一周して各地点で人々が容易に降りられるというような交通基盤整備もあわせて考えていかなければいけない。
  • 船橋駅から潮見町への直線道路をつくれば災害時に潮見町の人たちも助かると思う。
  • 海老川の縦の線を整備して小さな船が運航できるような工夫が必要だ。
  • モノレール建設と駅ビルを合わせて南北軸を中心として広域に展開すれば、PFIでも成り立つ可能性があるのではないか。
  • 交通規制をするのかしないのか、歩くのであったらどこまで歩くのか。車の規制範囲がどこまでなのか。少なくともある部分のインナーハーバーを中心とした、公共のバスではなくても、定時に動ける交通機関が必要だなと思う。

海を活かしたまちづくり懇談会(第2部会・第2回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年8月25日

  • 日の出第2荷さばき場隣接地区の地権者が集まり話をしたが、一番の問題点は、そこでの事業責任を何処が持つかということと、この懇談会で決定したから何が何でも事業に参加しなくてはならなくなるのではないかと危惧する。

海を活かしたまちづくり懇談会(第2部会・第3回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年10月31日

  • まちを活性化する手段として水辺を持っていることは個性であり、これを生かしていくことが船橋市の使命であり市民へのサービスであると感じている。
  • 少なくとも行動計画については3年以内にはつくらなければいけないと思う。
  • 今は構想計画なので考え方を整理してコンセプトをつくって方向性を見出すのが今年度の計画ではないかと思う。
  • 運輸省第2港湾事務局を中心に1都3県で物流港湾と21世紀の東京湾港湾の2010年までのフレームワークのなかで以下の同じテーマが検討されている。環境・観光港湾が一つの指標テーマであり、人間と産業との繋がり・連携、産業構造を考えながら都市機能の環境整備を図ることとなる。
    環境では三番瀬を考えたらどうか。海の汚染や生物の稀少化・減少化で文部省のいう環境教育プラス総合教育の拠点としてこの港を利用したらどうか。
    物流港湾プラス観光港湾で特に人流を取り入れないと沿岸部地域はますますグレーゾーン化して、犯罪の多発やゴミが多く流れてきたりと環境が悪くなるのではないかと危惧する。そこで、人を入れて安全性・快適性を高めていくというイメージで環境・観光港湾をうたったらどうか。
    駅から人が流れてきて、夜も安全でしかも商業の活性化にもなると、必然的に物流のIT化という単にものを移動させるだけでなく、商業取引が情報産業として発展していく可能性がある。それも観光だからこそ情報産業の立地の可能性が出てくる。
    新しい産業を提起するためにも、交通ネットワーク化についても海と陸とがネットワークすることが重要で、まさに船橋港とその周辺が拠点ではないか。
  • 公有水面である海の発想をどうとらえたらよいのか。しかも管理者が千葉県であると千葉県港湾計画に位置づけないといけない。国では不法係留船対策として係留施設(マリーナ)をつくろうとしている。船橋は東京に近くて漁船とヨットによってすばらしい景観が出来、新しい文化が出来るかも知れない。
  • 東京湾博物館を誘致しようと市長に要望を提出してきた。
    東京湾の形が変貌する過程での歴史の変遷や魚学・環境の変化などを自然科学的、社会科学的、人文科学的に明らかにしようという東京湾学を国立でPFIの手法を使って誘致する。
    第2東京湾岸道路に高さ150mの吊り橋を架けて船橋のシンボルにする。
  • 三番瀬を利用して環境教育の拠点となり得るし、子供の豊かな感性を育てていきたい。その方向にいけば船橋は教育・文化・環境・エンターテイメント性など海から発想したまちづくりが出来るのではないか。
  •  日本国中に知られた三番瀬の知名度を利用しない手はない。
  • チンチン電車(LRT)を海老川上流の区画整理事業地から船橋駅を介して海までPFIの手法により施設する。

海を活かしたまちづくり懇談会(第3部会・第1回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年7月19日

  • 本町にいたときには船橋で生活をして、道路の砂地に貝殻が混じっていたり、井戸水も塩っぽかったり、ノリが干してあったりと、海を感じることがあった。海を活かしたまちができればいいと思う。
  • 市民はそこの土地を好きにならないとお金だとか時間を費やしてくれないし、楽しくないと長く続かない。
  • 住んでいる人どうしのつながりが一番大切と感じるから、コミュニティづくりができれば良い。
  • 世界に知られている三番瀬や川もあるが活かされていないのではないか。
  • みんなで協力して市民のモラルを高めて船橋の文化・地位を高めていく必要がある。企業も協力すると思う。
  • 55万都市の顔と交通網の整備をしていかなければならない。全体を総合してあるべき姿を検討する必要がある。
  • 緑地も細切れになっていて少ない。本町通りの並木も大部分枯れているのを何とかしてほしい。
  • 例えば、駅周辺と臨海部とは様相が違う。アメニティ性と交通アクセスとしての道とは本来別といった違いを整理する必要がある。何ヶ所かポイントを整理して理想と現状を近づけていく話し合いが必要です。
  • 川沿いをどうするか、将来水が流れないという予測があるが、ウオータフロントはもともと水辺をただ単に使うというほかに、水辺を人工的につくるという方法もある。いくつかの地域をゾーンとして理想的な50年・100年の計画をたてていったらどうか。
  • 人口問題・教育をきちんと考え、そのためにどうするのか大きな視点で考えることが一番大切だ。
  • 船橋でも人口問題は2020年には減るということで、歯止めをかける必要がある。
  • 開発ではなくお年寄りや社会的不遇者達も安心して住めるようなまちづくりをしたい。
  • 環境問題を身近なことを学びながら行動を自分もし、多くの人に知ってもらいながら少しでも社会・地域に貢献しようと考えている。
  • 海を取り囲む地域にはまとまった緑がない。
  • 江戸川の河口を変えないと潮の流れが木更津の方に行くから澪の入り口がドブになって危ない。
  • 水路が流れてなく潮の流れが無く、水溜まりになって臭い。
  • 第2東京湾岸道路が出来ると臨海部に車が溜まり船橋にはメリットがない。潮見町への取り付け道路を考えてもらいたい。
  • 株式会社クボタの企業岸壁は以前は歩けるようにしてあったが、夜釣り人が入ってきたり、いたずらをしたりと問題になって進入禁止となった。
  • 我々は海をどう活かしていくのか、海と分断されていて自由に入れるような遊歩道が出来るのか、それと緑をどうするのか。どの辺をやるのかの問題もある。
  • 港湾運送事業者として一番の問題は、大きな船が入れないことです。第2湾岸と-12m岸壁は絶対実現されたい。
  • 三番瀬は死んでいる。海の底もきれいにしてもらうと、魚の生息地も出来るし、海の遊びも出来る。
  • 釣り人のマナーも悪く製品を燃やされたりしている。
  • 東京湾の中で、海流を考えて三番瀬の中を歩けるように出来たらと思う。
  • 船橋新橋が通っているように、海水の循環ができると水もきれいになるでしょう。
  • 海は曲線を織り込む。港湾部は相互から対岸が見えることを活かして、向こうの景色を見ることを工夫する。ゾーン分けして考えてはいかがか。
  • ハーバーも陸側の問題として、交通、宿泊などアメニティ性をもった場所として考えていかないといけない。
  • もう一度泳ぐのは無理かもしれないが、川エビくらいは住めるように、そのために海をきれいにする前に川もきれいにしたい。
  • 船橋駅を中心として都市計画道路が一方通行になると便利だ。
  • 例えば京葉線と北総鉄道を結ぶものがないから、ただ単に通過するだけで終わってしまい、船橋のための鉄道になっていない。道路も同じ。
  • 栄町から船橋駅まで歩く人はいっぱいいます。実際歩いて行ける名所・旧跡を見ながら30分歩く。高齢社会を踏まえ道をつくってあげることです。
  • 道路をつくる場合、15分くらい歩いたら休憩できるようなポケットパークが欲しい。実現のためには、企業から土地を貸していただくなどの協力をお願いしたい。
  • 島と島は通れるように橋でつないでもらいたい。離れ島で往来するのに時間がかかりすぎる。
  • 南北道路の話、海老川区画整理地の交通対策なども考慮しなければならない。
  • 人が集まるところは、集まる人に等しい駐車場が必要で、車には約1.8人しか乗っていないことも考慮したい。これからは、3時間くらい滞在する計画をしなければいけない。
  • 駐車場用地も大学の一夜パーク制などの利用を参考として考えてはどうか。

海を活かしたまちづくり懇談会(第3部会・第2回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年8月23日

  • 企業の敷地を通って岸壁に出ることについては、企業の立場からは、手続きの煩雑さも考えると遠慮していただきたい。
  • 海側に帯状にでている部分を利用する方法もある。ゴミの対応問題、利用者の安全対策なども検討する必要がある。
  • 企業岸壁と企業敷地の利用については、場所・期間・条件を付けたうえで前向きに考えた方が良い。個々の企業で制約条件などを検討してもらったらどうか。公共岸壁の方が開放しやすいのではないか。
  • 企業岸壁・敷地を開放する目的や目安を明らかにすることが実現への筋道である。
  • 埋め立てと第二東京湾岸道路建設は何度も知事に要請をしており、自然との共生の中で早期に建設してもらいたい。
  • 高瀬町から潮見町へ第2東京湾岸道路とは別に橋を架けることを要望する。
  • バス、サイクリングロード、船の利用には駐車場や関連施設の併設が必要である。
  • 長期計画の策定と、とりあえず出来ることや活かしていけることから実行する。そのなかで市民がどう利用していくのか調査していくことも必要だ。
  • 栄水路を暗渠にして京葉道路潮見町と直線でいける道路として利用してはどうか。
  • 漁港を市民や次世代のために再整備・開放したらどうか。今の親水公園だけではもったいない。海辺の連続道の整備・ららぽーと対岸の荷さばき場の整備など、まずこのエリアから始めるのかなと思う。
  • 現在の埋め立て地を機能させ活性化させるには、どこを扱うのがメリットがあるのか煮詰める必要があるし、具体的な計画を立案するには実現可能性を検討すべきだ。工場などを現状の配置で使うのは無理がある。どこかを埋めるとか補完しあう、企業を別のところに移すなどのウエイトづけや検討が必要である。
  • 岸壁歩道の設置は効果の割に費用がかかりすぎる。全体的な拠点整備やどうしたら使いよいかなど、長期の中で徐々にかたちを変えていく手法や問題の整理が必要である。
  • 船橋独自の歴史の上に立ち三番瀬を活かすことを考えることが大切で、漁業のにおいのするものを大切にして欲しい。自然は飽きないし続くものであり、人工的なものはすたれる。
  • 三番瀬は改善して保全する総合的な整備が必要。
  • 企業が中心となって活動して地域の活性化を図って欲しい。
  • 潮見町、栄町、日の出、西浦一帯が工業地帯となっている。港をどうしていくのかということと、企業としての敷地の規模の見直しも再検討の余地がある。
  • 三番瀬は土壌改良が必要だ。そのためには市川航路を埋め立てて、江戸川の水が来ないように対策をしてもらえればよいが。海水の汚れは東京の汚れた隅田川などのもらい水で赤潮や青潮が発生している。
  • 海を活かすことは川を大切にすることである。みんなで取り組む必要があり、そのことがまち全体としてイメージアップになるし、他でも意識の高揚が図れる。
  • 潮見町を将来的にどうするのかのビジョンが必要であり、また具体的な利用場所の特定をした方がよい。また、水域の割に埠頭が狭いなど根本的な問題もあり、閉鎖海域のため海流の動きなどを考慮して島の形を変えるなど抜本的な発想の転換が必要ではないか。
  • 流通機能用地であり背後地が必要なコンテナは考えていない。船が大型化しているので船着き場の水深が浅いために他の港に行っており、-12mの水深が必要である。また道路を通してもらえれば機能する。
  • 防災上からも、高瀬町から潮見町へ第2東京湾岸道路とは別に橋を架けることを要望する。
  • 海を活かすことは川を大切にすることであり、環境に負荷のかからないようにみんなで取り組む必要があり、そのことがまち全体としてイメージアップになるし、他でも意識の高揚が図れる。

海を活かしたまちづくり懇談会(第3部会・第3回)

【構想・計画への視点・提言】開催日:平成12年10月24日

  • まちの中で生活空間や生活実感として海を感じられるようなまちづくりをしたい。内陸部の方でも海が感じられるものが残っている。倉や店の名前だとかを大切にしていく生活の中で、市民レベルで盛り上げていけるような方向性があると思う。
  • 三番瀬や海浜公園など、海に親しめる場所が現在活かされていない。それらを活かすためにも、いろいろな討議をしながら海に親しむ「船橋のイメージづくり」をする必要がある。
  • 住民と海との関わりについては形態的な在り方の他に根本の議論が必要である。
  • 船橋の海との関わりという歴史はたくさんあり、地名とか大神宮の灯明台とか、結構残っている。それらは海を活かしたまちづくりだった訳で、大所から海を活かしたまちがなんなのかという論議が必要である。
  • 企業活動の基盤整備と整合しながら自然学習の場をつくるという姿勢が必要である。
  • 市民が行ってみたいと思うような場所になるかイメージ作りをしていくためには、ここにあるような形の公園や歩道でいいのかどうか、面積的にどれくらいの人が来て、何が出来るのかを考えると、拠点を絞ってアクセス的にも考える必要がある。
  • 海老川を活かすには、調節池・区画整理の絡みを一度見直す必要がある。
  • 川を活かしたまちづくりの発想が必要。
  • 市民が川・海に触れられない状況。(緑地と一体化させる)
  • 緑地に建ってはならないものがある。(資材置き場、車の中古車屋)
  • 景観の良いまちづくりが出来たら良い。
  • 海老川などに、人が入れ触れられる部分と、おいておかなければならない所を総合的に考えていかなければならない。
    緑がない。
  • 海、川に対して、建物が裏側をみせている。
  • 自然の回復が必要であり、手をかけなければきれいにはならない。
  • まちづくりの協定をつくる。
  • 市民が取り組んで運動が盛り上がっていかないと、結局は海を活かしたまちづくりにはならない。
  • 海から見たときに、ららぽーとは裏側をみせていた。
  • 親水公園の延長を行うには拠点を決めて、メインとなるものはこれだと定める必要がある。
  • 漁港的要素と工業の船着き場があり中途半端な形態であるが、もっと水に親しむためには、水をきれいにしなくてはいけない。そのためにも市民の意見を盛り上げていかないと、きれいな水に親しむまちづくりにはならない。
  • 水上バスは、基本計画に提案してあり、市民が親しみやすい海の景観であれば、遊歩道をつくりながら潮風を受けるだけでも海の憩いの場や親しむことになる。
  • 海から見て、行きたいまちではない。(倉庫、工場、直立護岸)
  • 下水処理場用地が空いており、東側の一つの拠点とする。
  • IT関連基地、技術の拠点にする。
  • 三番瀬を素晴らしい自然公園にして、全体をミュージアムにする。
  • 船の出入りが必要であるため、フローティングの施設を造る。
  • 二俣から海浜公園までの道路の歩道を遊歩道に組み入れる。また、遊歩道の看板の設置を行う。
  • 栄町・潮見町を結ぶのは景観を考えて橋の方がよい。
  • 岸壁を開放するにあたり、そこまで行く交通を整備する必要があるし、交通ネットワークが整備されないと、企業活動の妨げになる。
  • 潮見町はアクセスが悪い。サッポロビール側をうまく利用する必要がある。
  • 遊覧船の基地としての位置づけに関連して歩道も必要だろうし、アクセスの問題もあり連携した整備の方法を考える。
  • 道路にゆとりがなく、車が通過するだけの道路となっている。
  • 高瀬町と潮見町を橋で結ぶことは、橋下のクリアランスと道路勾配を考えると構造的につくれない。沈埋トンネルも同様であり、橋を架けないような工夫が必要である。

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