土手際遺跡(二和野馬土手)の清掃活動

更新日:令和2(2020)年4月1日(水曜日)

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土手際遺跡(二和野馬土手)とは

野馬土手図

 下総の広大な台地には、江戸時代に徳川幕府が設置した馬牧(放牧場)がありました。小金牧と佐倉牧の二つがあり、そのうち船橋市域には小金牧が広がっていました。牧は土手に囲われていて、これを「野馬土手」(のまどて)と呼んでいます。 

 この中で、二和野馬土手は二和東一丁目、南三咲三丁目一帯にあり、これは馬を追い込むための「勢子土手」(せこどて)の一部です。

下野牧野馬執の図 其三『成田参詣記 巻三』嘉永7年・1854 船橋市西図書館所蔵

土手際遺跡(二和野馬土手)の清掃

二和野馬土手(二和東1丁目、南三咲3丁目)の清掃活動は、近隣の町会、自治会等のみなさんで年数回行われています。

去る10月25日(日曜日)に二和野馬土手(南三咲2、3丁目)の草刈、枝打ち、清掃等が三咲三鈴町会のみなさん30人が参加され行われました。

清掃の結果、高さ3m、長さ400mの二和野馬土手の一部がくっきりと出現し、遠い昔の風景が想像できます。

地域のみなさん ありがとうございました。野馬土手を含め市内には貴重な遺跡がたくさんあります。市では市民のみなさんと一緒になって、遺跡の保護保全に努めてまいります。 

二和野馬土手清掃風景
清掃風景写真 清掃風景写真2 清掃風景写真3

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電話:047-436-2887

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