習志野台・薬円台地区あんしん歩行エリア

更新日:平成28(2016)年2月21日(日曜日)

ページID:P001716

エリアの概要

面積

2.25K平方メートル

関係機関

船橋市・千葉県船橋東警察署・千葉県葛南地域整備センター

地区の概要

  • 新京成北習志野駅の東側に位置する集合住宅地域
  • 四方を国道296号(成田街道)、市道習志野台・高根木戸線、市道飯山満・古和釜線、市道高根台・北習志野線、市道薬円台・北習志野線、市道七林・薬円台線、市道七林・習志野台線、市道薬円台線に囲まれ、中央に北習志野駅前線が通っている

主な施設

市立薬円台小学校、習志野台第一小学校、高根台第二小学校、県立薬園台高等学校、北習志野花輪病院、共立習志野台病院、船橋東郵便局、船橋市東消防署、船橋市東図書館、薬円台公民館、郷土資料館 等

エリア内の事故発生状況

平成11年~13年中の事故の総数

 590件(うち死亡事故3件) 約88件/K平方メートル年

  •  幹線道路で発生した事故 106件(うち死亡事故1件)
    (国道296号、市道習志野台・高根木戸線ほか)
  •  その他の事故
    484件(うち死亡事故2件)

平成11年~13年中の歩行者又は自転車利用者に係る事故の総数

236件(うち死亡事故1件) 約35件/K平方メートル年

対象地区

高根台5丁目、習志野台2~6丁目、西習志野4丁目、薬円台4~6丁目

主要道路

国道296号、市道習志野台・高根木戸線

選定の背景

  • 慢性的に渋滞する国道296号を回避する車両が、市道七林・薬円台線を中心とした旧来からの住宅地に流入している
  • 商店街、駅周辺の放置自転車による歩道占拠により、身体障害者及び高齢者の交通環境が悪化している
  • 歩行者及び自転車が関係する事故が多発している

エリア図はこちら・・・(PDFファイル)

事業計画策定までの流れ

1.エリアの現況等の整理

過去5年間の事故データ収集及び交通事故分析をはじめとして、道路交通状況、交通規制状況、地区特性について整理しました。

交通事故発生状況

平成11年~15年までの交通事故(人身)の総数は1,022件(うち死亡事故3件)

交通事故発生状況

平成11年

平成12年

平成13

平成14年

平成15年

件数

211

141

238

206

226

1,022

交通事故(人身)の約7割は昼間に発生

交通事故発生状況

区分

死亡

3

0

3

負傷

668

351

1,019

671

351

1,022

昼夜別では、昼間671件(65.7%)、夜間351件(34.3%)と昼間が約7割を占める。

交通事故(人身)の約8割は車両相互で、そのうち出会い頭の事故は約3割を占める

事故類型別では、「車両相互」844件(82.6%)、「人対車両」165件(16.1%)、「車両単独」13件(1.3%)で、「車両相互」が約8割を占めています。
車両相互」の中では、発生の多い順に「出会い頭」281件(33.3%)、「追突」248件(29.4%)、「右折時」149件(17.7%)と「出会い頭」が約3割を占めています。

 

2.アンケート調査

目的

地域住民が身近な道路上で”ヒヤリ!”、”危険!”と感じられた体験について把握することで、交通安全対策を実施するための基礎資料として役立てることを目的としました。

調査対象

  • エリア内の小学校4年生の保護者
  • エリア内の老人クラブ会員(シルバーリーダー経由)

有効回答数

370票(2,255地点)

(注)誤差率5%以下、信頼度90%以上を回収目標とした

調査項目

  • 日頃、徒歩や自転車で使うルート
  • ”ヒヤリ””ハット”した時の状況(いつ、どこで、誰が、その時の交通手段は、相手の交通手段は、どのような危険を、なぜ危険と感じたか)

調査結果のまとめ

アンケート調査による地区内の危険指摘箇所は、実際の事故発生箇所を包括する結果となりました。また、事故が発生していない箇所、特に地区内の生活道路においては、危険箇所として指摘されているところが多くあることから、生活道路では潜在的な危険を有している箇所が多いことがうかがえました。

3.まち歩き点検

目的

地域住民の代表者や学校関係者、警察及び船橋市等が参加して、交通事故の発生状況や交通の状況等を踏まえたうえで、地区ごとに危険箇所の確認と交通安全対策の方向性を検討することを目的としました。

参加者

市民代表(町会・自治会、老人クラブ等)、学校関係者(教員、PTA、児童等)、行政関係者など
計117名参加

当日のプログラム

  1. ステップ1:あんしん歩行エリア概要説明
  2. ステップ2:まち歩き点検の主旨説明
  3. ステップ3:まち歩き点検の実施 ((注)エリア内を5グループに分かれて実施)
  4. ステップ4:点検結果のまとめ[地図上に整理]
  5. ステップ5:改善の方向性を考える
  6. ステップ6:とりまとめ、今後について

まち歩き点検のまとめ(主な課題と対策)

  • 速度抑制
    車のスピードの出し過ぎ、交通量が多い(通過交通等)
  • 歩行空間の確保
    歩行者スペースがない、歩行空間の勾配が厳しい
  • 路上駐車・駐輪対策
    路上駐車・駐輪が多い
  • 注意喚起・視認性の確保
    見通しが悪い(交差点形状、障害物等)、一時停止の無視(出会い頭の危険)
  • 信号機の設置・改善
    信号機の問題、信号機がない
  • 交差形状の見直し
    交差形状が複雑

4.交通調査

目的

エリア内の交通状況を把握することを目的としました。
なお、調査の実施箇所については、住民アンケート結果、事故発生状況及びまち歩き点検結果より、交通現況の把握が必要な箇所とし、対策実施後の事後評価を考慮した事前調査として位置付けました。

調査概要

交通量調査
調査時間

12時間(午前7時~午後7時)

調査交通

自動車(大型車、小型車の2種類)、自転車、歩行者

調査方法

数取器により車種別方向別に計測

調査箇所

交差点方向別調査(全方向)5箇所
(注)一部、自転車・歩行者のみを対象として実施

自動車走行速度調査
調査時間
  1. 朝ピーク時2時間(午前7時~午前9時)
  2. オフピーク時2時間(正午~午後2時)
  3. 夕ピーク時2時間(午後5時~午後7時)
調査交通

通過する自動車(大型車、小型車の2種類)

調査方法

スピードガンによる速度計測と車種の記録

調査箇所
  1. 朝ピーク時:5箇所
  2. オフピーク時:3箇所
  3. 夕ピーク時:3箇所   
    計11箇所

 

路上駐車調査
調査時間
  1. 朝1時間(午前9時~午前10時)
  2. 昼1時間(正午~午後1時)
  3. 夕1時間(午後5時~午後6時)
調査交通

路上駐車している自動車(大型車、小型車の2種類)

調査方法

朝、昼、夕に2回巡回し、路上に駐車している車両の台数及び駐車位置を記録

調査箇所

15区間

5.懇談会の設置・開催

検討体制

交通安全対策の検討に際しては、地域住民の代表者、学校関係者、警察、千葉県、船橋市などが参加した懇談会(全4回とまち歩き点検)を設置し、地域住民からのアイデアや意見、交通事故の発生状況、交通の状況を踏まえたうえで、地域の特性に応じた実現可能な施策の立案を行いました。

懇談会委員

懇談会委員
 

所属等

役職名

市民代表

習志野台地区連合町会(習志野台みゆき町会)

会長

薬円台地区連合町会(薬円台第一町会)

会長

習志野台2丁目町会

会長

習志野台3丁目町会

会長

薬円台北部自治会連合会(習志野駅前町会)

会長

学校関係

習志野台第一小学校

校長

薬円台小学校

校長

習志野台第一小学校PTA

会長

薬円台小学校PTA

会長

行政関係

千葉県警察本部交通規制課

課長

船橋東警察署交通課

課長

千葉県葛南地域整備センター管理課

課長

千葉県葛南地域整備センター調整課

課長

千葉県葛南地域整備センター維持課

課長

船橋市教育委員会保健体育課

課長

船橋市道路管理課

課長

船橋市道路建設課

課長

船橋市交通安全課

課長

懇談会等の流れ

住民アンケート調査の実施有効回答数370票(2,255地点)(平成16年11月)

道路上で”ヒヤリ!”、”危険!”と感じられた体験について調査

まち歩き点検 参加者117名(平成16年12月18日)
  • まち歩き点検による現地確認
  • まち歩き点検結果のまとめ
  • 改善の方向性を考える
第1回懇談会(平成16年12月18日)
  • あんしん歩行エリアと懇談会の設置
  • 今後の進め方
第2回懇談会(平成17年2月22日)
  • 地区全体の交通課題の確認
  • 交通安全対策メニューの紹介
  • 地区全体の交通安全対策の方針検討
第3回懇談会(平成17年3月24日)
  • 地区内の交通安全対策(案)の検討
第4回懇談会(平成17年6月23日)
  • あんしん歩行エリア計画(案)の確認
  • 交通安全ソフト対策の検討

矢印

習志野台・薬円台地区あんしん歩行エリア計画(案)の策定

あんしん歩行エリアニュースの発行

まち歩き点検や懇談会での検討状況などを広く市民に公開する「あんしん歩行エリアニュース」を発行し、まち歩き点検参加者に逐次送付するとともに、市ホームページに掲載し市民への周知に努めました。

詳しくは各ニュースをご覧ください・・・ (PDFファイル)

ヒヤリハット地図の作成

アンケート調査に基づき確認された、潜在的に危険な箇所を地図上に示した「ヒヤリハット」地図を作成し、小学校、公民館等に掲出し市民への周知を図りました。

エリアの”ヒヤリハット地図”はこちら・・・(PDFファイル)
ヒヤリハット地図

6.交通安全対策の検討

交通安全対策策定の流れ

アンケート調査、まち歩き点検を実施し、住民意向を反映した地区の交通安全課題を整理し、その課題に基づき交通安全対策(案)を検討しました。それらの案に対して、懇談会を通じて住民意向の反映や関係機関等の調整を行い、交通安全対策を策定しました。
また、箇所(地点、路線等)ごとに、重要度評価を行い、重要度の高い箇所はコミュニティ道路整備など交通安全対策を充実させています。

交通安全対策策定の考え方

交通安全対策としては、線的対策、点的対策及びソフト対策を次に示す考え方で検討しました。

線的対策
速度抑制

ヒヤリハット地図等で自動車の走行速度についての危険が多く指摘された箇所において、交通調査(速度調査)で自動車の走行速度が高い区間に、速度抑制対策を実施する。
短期的には、交差点カラー舗装や止まれ強調を実施する。また、中長期的に調整を図りながら、ハンプの設置や一方通行化、シケインの設置などを検討する。

歩行空間の確保

アンケート調査により確認した鉄道駅に向かう主要道路や主要な通学路等の歩行者動線で、歩行空間が確保されていない経路について、歩行空間の整備を実施する。
具体的には、歩道の新設、バリアフリー化(勾配の改善等)、路肩カラー舗装等を実施する。また、中長期的に調整を図りながら、一方通行化と併せてコミュニティ道路の設備を検討する。

路上駐車

ヒヤリハット地図等で路上駐車による危険が多く指摘された箇所において、交通調査(路上駐車調査)で路上駐車が多い区間に路上駐車対策を実施する。
具体的には、駐車禁止区域の指定及び路上駐車車両の取り締まり、路上駐車防止のためのボラード設置などを行う。

交通規制(一方通行)

ヒヤリハット地図等で通過交通による危険が多く指摘された箇所において、交通調査で交通量の多い区間には、中長期的に調整を図りながら一方通行化による交通規制を行い、通過交通の流入を抑制する。
また、コミュニティ道路の整備が必要な区間についても同様に一方通行化を検討する。

点的対策
注意喚起と視認性の向上

ヒヤリハット地点として危険が多く指摘されている交差部について、注意喚起対策や視認性の向上対策を実施する。
具体的には、交差点中心標示、交差点カラー舗装、止まれ強調、ドットラインの明示、見通し確保(植栽剪定)などを実施する。

信号機の設置・改善

ヒヤリハット地点として危険が多く指摘されている比較的大きな交差点において、特に地域からの要望が強い箇所については、信号機の設置・改善を検討する。

交差点形状の見直し

交通事故の発生件数が多く、形状の改善が必要な交差点について、その見直しを行う。
具体的には、交差点のコンパクト化や右折レーン標示、交差点中心標示等の路面標示を実施する。

ソフト対策

まち歩き点検や懇談会の結果に基づき、自治会・住民・学校・警察・行政が今後実施(実施に向け検討)する交通安全ソフト対策をまとめました。

ソフト対策
交通安全ソフト対策 自治会 住民 学校 警察 行政
啓発活動
地域住民へ向けた交通安全に対する知識の向上    
ヒヤリハット地図の配布などによる危険箇所の啓発      
あんしん歩行エリアニュースの展示、ポームページへの掲載    
交通安全活動
保護者、地域住民等と協力した交通安全活動  
(通学時間帯の交差点での児童誘導など)
学校を通じた交通安全教室の推進    
高齢者事故防止活動の推進   
自治会による地域の見守り、庭木伐採等の働きかけ    
警察と協力した地域住民による路上駐車対策の実施
話し合いの場の継続     
課題となる箇所の継続的な検討

7.事業実施計画の策定

住民アンケート調査やまち歩き点検などで危険と指摘された箇所について、全4回の懇談会で検討を重ね、交通安全対策が確認されました。
対策を要する箇所としては66箇所が提示され、実施計画では箇所別に実施する交通安全対策をまとめています。また、「経路の概要」「路線の状況」「重要度評価」「まち歩き点検における指摘事項」「対策項目」「対策の内容」「課題」「事業者」「整備時期」「継続検討の必要性」などを箇所ごとに示し、検討結果をまとめています。
なお、「あんしん歩行エリア」事業は、平成19年度までに実施することとされているため、66箇所のうち、重要度評価を基本に住民の意向や関係機関との調整を踏まえ、平成19年度までに実施する対策を「短期整備事業」として整理しています。
※中長期的の対策についても、地域住民や関係機関などと調整を図りながら、事業実施に向けて引き続き検討します。

事業計画の公表

本事業は、地域住民の安全性向上や通学児童の安全を確保するために行うもので、多くの方に知っていただくことが重要であると考え、事業計画を掲載しています。ぜひご覧ください。
また、市役所交通安全課又は道路建設課でも閲覧できますので、ご希望の方は窓口、又はお問い合わせください。
船橋市役所交通安全課 (電話)047-436-2292
船橋市役所道路建設課 (電話)047-436-2593

 事業計画はこちら・・・(PDFファイル)

船橋市習志野台・薬円台地区あんしん歩行エリア形成事業計画

この記事についてのお問い合わせ

道路建設課

〒273-8501千葉県船橋市湊町2-10-25

受付時間:午前9時から午後5時まで 休業日:土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日

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