薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ」~NOと言える勇気を持とう~
薬物乱用とは?
遊びや快感を求めるために使用した場合、たとえ1回使用しただけでも「薬物乱用」になります。
乱用される薬物[ドラッグ]
乱用の対象となる薬物には多くの種類があり、覚せい剤・MDMA・シンナー・大麻[マリファナ]・ヘロインなどがあります。これらは、“こころ“つまり精神に影響を及ぼす依存性のある薬物です。
その正体を隠すために偽名も多く使われています。
また、覚せい剤・MDMA・コカイン・大麻[マリファナ]などは持っているだけでも犯罪になります。
(注)依存性:何度でも繰り返して使用したくなること
薬物が私たちの体に及ぼす影響
乱用された薬物は私たちにとって一番大事な脳に入り込み、脳や神経の働きを乱して、悪い影響を及ぼします。
薬物が私たちの心や体に及ぼす影響
心への影響
- 何かをやろうとする意欲がなくなる。
- いらいらして落ち着きがない。
- 気短で辛抱ができない。
- 殺人や放火の凶悪な犯罪を犯す。
体への影響
- 脳が犯され精神障害に陥る。
- 肝臓、腎臓の病気がおこる。
- 命まで奪う。
なぜ法律で厳しく取り締まるの?
薬物の乱用を続けると、病気になったり、死んでしまうこともあります。
いったん薬物依存になると、薬物のことしか考えられなくなって、薬物なしでは生きていけなくなってしまいます。その結果、薬物を買うお金が欲しくて強盗をしたり、誰かに殺されると思い込んで見ず知らずの人を殺してしまったり・・・・・大きな犯罪に結びつくことにもなります
個人の健康に悪いのはもちろんですが、社会全体にとっても大変、危険なのです。
もし誰かに薬物をすすめられたらどうする?
「1回くらいなら大丈夫・・・いつでもやめられる・・・」 と思いますか?
いいえ、決してそんなことはありません。
たとえ1回でも薬物を不正に使用することは「薬物乱用」であり、犯罪です。
1回でも使用してしまうと、なかなかやめることができないのが、薬物の恐ろしいところです。
友達・先輩に誘われても、“NO!”ときっぱり断りましょう。
薬物について相談したい
もっと詳しく知りたいこと・困っていることがあれば、信頼できる大人に相談しましょう。
相談先
千葉県精神保健福祉センター 043-263-3893
千葉県薬務課 043-223-2620
資材の提供及び貸し出し
薬物乱用の恐ろしさを理解してもらうため、薬物乱用防止啓発用ビデオ、パンフレット、パネル薬物標本の貸し出しを行っています。
詳細については、保健所までお電話ください。
リンク
文部科学省
財団法人日本学校保健会http://www.hokenkai.or.jp/3/3-1/3-1.html
(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターhttp://www.dapc.or.jp/
お問い合わせ先
保健所保健総務課 医事薬事係 / 電話番号:047-409-3759 /FAX:047-409-2952/ メールフォーム
〒273-8506千葉県船橋市北本町1-16-55
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