ヘルパンギーナ

更新日:令和5(2023)年4月1日(土曜日)

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のどにあらわれる水疱と38℃以上の発熱を特徴とする夏期に流行する、いわゆる夏かぜの代表疾患のひとつです。

症状

突然に38℃から40℃の発熱が2日から4日続き、のどの粘膜が赤くなり、小さな水疱が現れます。水疱は浅い潰瘍となり、痛みを伴います。解熱後やや遅れて粘膜疹も消失します。熱性けいれん、口の中の痛みのための不機嫌、拒食、哺乳障害、それによる脱水症に注意する必要があります。7日以内に完治します。

潜伏期間

2~7日間(3~4日間が多い)

感染経路

飛沫感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)、接触感染。

予防

特別な予防策はなく、排泄物のとり扱いに注意することや、手洗いをしっかりすることなど、通常の個人衛生が基本となります。

感染拡大防止

特別な治療法はなく、治った後も3~4週間にわたり、便からのウイルスの排泄が認められます。登園・登校の時期については医師に相談してください。長期間、便からウイルスが排泄されるので、しっかりと手洗いをしてください。

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