伝染性紅斑(りんご病)

更新日:令和5(2023)年4月1日(土曜日)

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ヒトパルボウイルスB19というウイルスによる感染症です。小学校での流行が多くみられます。数年に一度大流行します。

症状

左右の頬が赤くなり、紅斑が鼻根部でつながり蝶が羽根を広げた形に見えることもあります。また、かゆみを伴うこともあります。大人が感染した場合は、頬部の紅斑は少ないようです。太股や腕を中心に、レース様の赤い発疹が出ます(頬の紅斑より1-2日遅れて出てくることが多いようです)。かゆみを伴うこともあります。発赤は日光、寒冷などの刺激で悪くなることもあります。発疹のピークは3日から4日目で、1週間から2週間で次第に消えていきます。熱は出ないことが多く、まれにせきなどの軽いかぜ症状をともなうことがあります。関節痛や関節炎は小児では少なく、成人で多く見られます。りんごのように頬が赤くなるので、りんご病と呼ばれています。

潜伏期間

 約4~15日

感染経路

 接触感染、飛沫感染。

予防

特別な予防対策はなく、一般的な個人衛生が基本となります。

感染拡大防止

感染後1週間くらいがウイルスの排出期間なので、発疹が出るころには、ウイルスの排出が終わっています。登園・登校の時期については医師に相談してください。

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