A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

更新日:令和5(2023)年4月1日(土曜日)

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A群溶血性レンサ球菌の感染によって引き起こされ、小児がもっとも頻繁にかかる感染症です。冬から春にかけて多くみられます。大人もかかるため、家族内で感染することもあります。

症状

突然の発熱、のどの痛み、だるさ、頭痛。小児は嘔吐することもあります。のどは赤く腫れて小さな点状の出血班が現れ、ものを飲み込むときに痛んだり、首のリンパ節が腫れたり、舌が腫れたり(いちご舌)します。熱が出て2日から3日すると首や胸のあたりに赤い発疹が出始め、全身に広がっていきます。咳、鼻水、結膜炎はみられません。

潜伏期間

 2~4日

感染経路

接触感染、飛沫感染。患者の唾液や鼻水が感染源となります。

予防

日常的な手洗い。

感染拡大防止

患者との濃厚接触を避けてください。接触する際はマスクの着用をしてください。適切な治療を行うと24時間以内に感染性が消えます。症状が現れたら、早期に受診をしてください。症状が消えたからといって、処方薬を中断してしまうと耐性菌ができてしまったり、合併症が引き起こされたりすることがあります。処方された薬は、最後まで飲み切りましょう。適切な治療を行っていて、全身状態が良好であれば、登園・登校は可能ですが、時期については医師に相談してください。

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