風しんについて
風しんとは?
- 風しんウイルスによって引き起こされる感染症で、主な感染経路は飛沫感染です。
- 感染すると通常14~21日後に発熱(約半数程度の患者)、発疹、リンパ節腫脹が出現します。
- 症状が出現しない場合(不顕性感染)も約15%程度存在するといわれています。
- 風しんに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が感染すると、風しんウイルス感染が胎児におよび、先天異常を含む様々な症状を呈する先天性風しん症候群が出現することがあります。
感染予防のポイント
- 風しんには予防接種が有効です。不顕性感染も認められているので、麻しんの定期接種と一緒に、確実に受けましょう。
- 特に、妊娠を希望される女性や抗体を保有しない妊婦の家族の方、妊婦と接触する機会の多い方(医療従事者等)で、予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明な方は、かかりつけ医などに相談の上、抗体検査や予防接種を検討しましょう。
➡成人の風しん抗体検査及び風しん予防接種についての詳細は、こちらをご確認ください。
- 風しんは麻しんと似た症状を呈することがあるので、風しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従って受診しましょう。
- 受診時は、周囲への感染を防ぐため、公共交通機関等の利用を避けるとともに、妊婦との接触を控えるようにしましょう。
医療機関の方へ
風しんは、感染症法の全数把握が必要な5類感染症です。その中でも診断の際には直ちに届け出が必要な感染症となっております。
風しん疑いの患者を診察した場合、ウイルス遺伝子検査を実施しますので、まず保健所へご一報ください。検体採取について、ご協力をお願いします。
行政検査は、原則PCR検査のみであるため、風しん特異的IgM抗体検査は民間検査機関等をご利用ください。
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