船橋市立 法典西小学校

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令和5年3月

最終更新日:令和5(2023)年3月24日(金)

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3月 修了式・離任式

令和5年3月24日(金曜日)


春

(すっかり季節は春めいてきました。)

【修了式講話より】

全校のみなさん,おはようございます。今日は令和4年度の修了式です。


まず,初めに『卒業式の報告』をします。

先週17日,第39回卒業証書授与式を行いました。卒業生は,目を合わせて証書を受け取り,キリっとした立派な態度で式に臨みました。心を込めて3年ぶりとなる歌声を会場いっぱいに響かせ,また,父さんや母さん,先生方に感謝の気持ちを込めて『呼びかけ』を行い,中学校進学に向けて力強く巣立っていきました。


当日参加はできませんでしたが,5年生が予行練習に参加しました。こちらも立派な態度でした。そして,サプライズで,6年生に心を込めてメッセージを届けてくれました。たいへん感激しました。まもなく最上級生となる5年生。この調子で,よりよい学校づくりに向けてリーダーシップを発揮していってください。


次に,法西小の重点目標,「ほ・う・に・し」について,振り返りをします。

質問のあとに,「よくできた」,「まずまずできた」,「もう少し」の3つで,心の中で自己評価してみてください。


一つ目,ほうにしの「ほ」。この一年間を通して,「進んで本が読めましたか?」

・・・

これからの時代は,AI,つまり人工知能が進化し,AIロボットが活躍する時代がやってきます。そんな時代に必要な力は,『発想力』や『想像力』です。読書は欠かせません。

貪欲に読書をして,AIに負けない『賢い頭』と『豊かな心』を育んでいきましょう。


二つ目,ほうにしの「う」。「進んで運動しましたか?」

・・・

『運動脳』という本を読みました。

「運動がなぜ脳に良いのか?」が書かれています。

運動をすると,ストレスが軽減される,集中力が高まる,やる気がアップする,創造性が高まる,などいいこと尽くめだそうです。

運動習慣を身に付けて『賢い頭』と『丈夫な体』を育んでいきましょう。


ほうにしの,もうひとつの「う」。「歌声を響かせましたか?」

・・・

『歌には力がある』と感じています。

「ああ,もうだめだ。頑張れない」「困ったな。どうしよう。誰かに背中を押してほしい」,そんなとき,歌を歌ったり,聞いたりすることで,沈んだ気分が前向きになってきます。

高らかに歌声を響かせて,『豊かな心』を育んでいきましょう。


三つ目は,ほうにしの「に」。「にこにこと笑顔であいさつできましたか?」

・・・

挨拶をすることの良さは,

相手に好印象を与える

マナーが良い人と思われる

味方であると伝えられる などが挙げられます。

挨拶を通して相手との良好な関係が築ければ,困っている時には助けてもらえたり,元気がない時には励ましてもらえたりもします。

明るく,いつも,自分から先に挨拶をして,『人生の豊かさや幸せ』につなげていきましょう。


四つ目は,「集中してそうじができましたか」

・・・

ぐちゃぐちゃの環境は,こころの表れです。

部屋の状態と,心の状態はリンクしています。逆に言えば,掃除をして部屋をきれいにすれば、こころもスッキリしてきます。

教室や机の中,身の回りをきれいにし,整え,『心もスッキリ』させていきましょう。美しい環境の法西小を作っていきましょう。


いかがだったでしょうか。法西小の皆さんには,「ほ・う・に・し」を合言葉にしてよりよい自分づくり,学校づくりをしていってほしいと願います。

最後のお話です。

WBC,ワールドクラッシックベースボールでは,日本のチーム『侍Japan』が前回王者のアメリカに勝利し,優勝を果たしました。素晴らしい活躍でしたね。そして,プレー以外で世界の人から称賛の声が上がっていることがあるので,紹介させてください。


それは,侍ナインの『対戦相チームへのリスペクト精神』と,『自分たちのベンチのきれいさ』。です。

侍ジャパンの選手は,どのチームに対して全力で,フェアプレーで挑み,試合後には帽子をとって深々とお辞儀をしていました。また,日本選手のいるベンチはいつもゴミ一つ無いきれいな状態だったそうです。

侍ジャパンの選手は,一流のアスリートというだけでなく,人間としても一流なのだと感じます。人として大切なものを学んだような気がしています。

長くなりましたが,最後までしっかりとお話を聞いてくれてありがとうございました。

心も体もぐんと成長してきた皆さんの,新しい学年での益々の『努力』と,『協力』を期待して,令和4年度,最後のお話を終わります。

離任式

(13名の教職員が転・退職となりました。)

【離任式の校長の講話より】

校長先生は,笑顔いっぱい,希望いっぱいの学校づくりを目指して3年前に法西小にやってきました。

けれども,着任してすぐにコロナ禍となってしまい,そのミッションが果たせませんでした。ごめんなさい。


そんな中,教室やグラウンドでは,『できることを見つけて,精一杯頑張っているみんなの姿がありました。どれぼど校長先生の励みになったことでしょう。


毎朝登校中の「おはようございます!」や,教室や廊下での「こんにちは。」の挨拶。たくさんの元気をもらいました。


みなさんと一緒に,何度も,困難な壁を乗り越えてきた3年間の日々は,校長先生の一生の宝物です。

今まで,ありがとう。

大好きなみんなが,強く高く羽ばたいていけますように!

それでは,元気で。さようなら。

卒業式予行練習

令和5年3月15日(水曜日)
 
本日,2校時に卒業式の予行練習が行われました。
6年生は少し緊張した面持ちのように見えましたが,随所にわたって集中し,最後の退場までキリッとした立派な態度で臨みました。

退場の直前に,予行練習に一緒に参加していた5年生から,サプライスで,6年生への『呼びかけ』が行われました。予定にはなかったことでしたので驚きましたが,それはそれは心温まる素晴らしい内容の『呼びかけ』でした。
教務の安田先生からも称賛の言葉をいただいたところですが,私も感激の気持ちを伝えたくてお手紙を届けさせてもらいました。頼もしい5年生のみなさん,本当にありがとうございました。
予行
(6年生も5年生も立派な態度で予行に臨みました。5年生のサプライズにも感謝!)

親愛なる5年生へ 

お礼

卒業式予行練習への参加,ありがとうございました。

最後に,5年生が『別れの言葉』の呼びかけを行ってくれ,本当に感激しました!

内容も,声量も,タイミングも,チームワークもどれもとても素晴らしかったです。

何よりも,一つ一つのセリフに,ハート(=心)がこもっていたので,6年生一人一人の心に深く響いたことでしょう。


そんな5年生が,卒業式本番に出席できないのは,本当に本当に残念です。

けれども,今日,5年生が体育館に駆けつけて,自分たちの思いや願い,そして,卒業生への感謝の気持ちと,中学入学に向けてのエールを送ってくれたことは,6年生に大きな自信と勇気を与えました。6年生は,みんな真剣に,そして穏やかな素敵な表情で聞いていましたよ。


明日も,5年生は卒業式の会場準備や校内の清掃がありますが,みなさんのことですから,6年生のために全力で仕事を行ってくれることでしょう。大変な仕事ですが,宜しくお願いします。


今日は,5年生さん,本当にありがとうございました。みなさんのおかげで,明後日の卒業式は,とても素晴らしい式になる,と今から確信しています。そして,来年はいよいよ,みなさんが卒業式を迎えます。よりいっそうの活躍を楽しみにしています。

                                  校長先生より

うれしいメールが届きました

令和5年3月9日(木曜日)


先日,学校にEメールで,嬉しい連絡が届きました。

子供たちにも是非知ってもらいたくて,お昼の放送で紹介することにしました。県内に住む60代女性の方からのメールです。


【Eメールの内容】

2月中旬16時少し前,おばあさんが(=60代女性の方)が,船橋法典駅から学校への道を歩いていたところ,下校中のたくさんの元気な小学生の子供たちが前から歩いて来て,中には「こんにちは!」と挨拶してくれるグループもあったとのこと。この時の様子を『本当に素敵な下校風景でした』と表現してくださいました。


そんな中,おばあさんは躓(つまず)いて転んでしまったのですが,数人の男の子たちがやってきて「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれたそうです。それだけではなく,一人の子が手を差し出しておばあさんのことを起こしてくれたとのこと。この時の様子を『本当に嬉しくて涙が出るほどでした』と綴ってくださいました。


「こんなにいい子が法典西小学校にいることのお知らせと,感謝の気持ちを伝えたくてメールを送ります。子供たち全員に幸あれと祈ります。」と結んでありました。


“相手を思いやる気持ち”とともに,“実際に手を差し出す勇気ある行動”をとることができる人が,法西小にいることを知り,本当に嬉しく,また,とても誇らしく思いました。

何よりも,優しさ溢れる行動に,気持ちがあたたかくなりました。ありがとう!!


追伸

そのあとで,このエピソードを聞いていた複数の先生から,「校長先生,実はこの子たちです」と校長室に報告にきてくれました。「校長先生は本当に嬉しいよ。思いやりある行動をありがとう」と伝えました。周りの人たちから「わあ」と称賛と拍手を受けて,少し照れくさそうにしていましたが,はにかんだ笑顔がきらり輝いて見えました。

思いやり

(季節も,法西小の子供たちの心も,益々あたたかくなってきています)

Good-by Jury(ジュリー)先生

令和5年3月6日(月曜日)


先週金曜日は,英語学習でお世話になってきたALTのJuly先生のラストレッスンの日でした。

いつも元気いっぱいのsmile(笑顔)とclear voice(良い発声)で,さまざまなアクティビティを盛り上げてくれました。Cheerful(チアフル)という言葉がぴったりの先生だったと感じています。


私の拙い英語での問いかけにも,いつも丁寧に答えてくれ,英語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを味わわせてもらいました。複数回にわたる英語の授業研究でも,担任や学年の先生の意を汲んで熱心にサポートしてくださりました。

法西小の英語教育の推進に貢献してくださり,本当にありがとうございました!

Jury

(Thank  you for teaching us  English.)

【Jury先生より】

Hi,everyone. I’m so happy to be your ALT this school year and I really had a great time with you.

You did a great job and keep it up for you next journey.

Just enjoy it!

Wish you all good health always.

みなさん,私はこの学校でみんなのALTでいられたことをとっても嬉しく思っています。本当にみんなと楽しい時を過ごすことができました。みなさんは英語学習をとてもよく頑張っていましたね。次の新しい旅に向けてその頑張りを大切にしてください。そして大いに楽しんでください。みなさんがいつも健やかに過ごせますよう祈っています。

ひな祭り献立

令和5年3月3日(金曜日)


今日3月3日は桃の節句『ひな祭り』,ひな人形を飾り子供たちの健やかな成長と幸せを願う日です。ひな祭りの歴史は古く,その起源は平安時代中期にまで遡るとか。紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』にも,“ひいな(=人形)遊び”というものが記されているそうです。


ここで,本日の「きゅうしょくだいすき」より,問題です。

どうして人形を飾ることになったのでしょう。

(1)人形を川に流すのがもったいなかったから。

(2)人形の美しさをみんなで見たかったから。

(3)お殿様が特別に人形をプレゼントしてから。


かつては人の形をした人形を流すことで,人形が身代わりとなって子供を守り,健康に大きくなれますようにと願う行事でした。その後,人形が立派になり,人形を水に流さず,家で飾るようになったそうです。

(正解は,(1))


給食では,子供たちの健やかな成長を願い,『ひなまつり献立』が提供されました。子供たちは,五目寿司に,お魚(鰆),お吸い物にゼリー」からなる美しい彩りメニューに, 「おいしそう!」と笑顔が弾けていました。

ひなまつり

(3月3日 『ひな祭り献立』より)


≪子供たちに一言感想を聞いてみました≫

◇ちらしずしの酢飯が,野菜と合っていて,特にさやえんどうと合っていて美味しい。酸っぱさもちょうどよかったです。

◇鰆(さわら)の照り焼きは,身がとても柔らかくて,薄味だけどとても美味しかったです。

◇デザートの「もものゼリー」,とても美味しかったです。


法典西小では,栄養士西岡先生が季節の行事・イベント等に興味関心がもてるよう,工夫を凝らしてメニューを考え,調理員の方々が安全で美味しい給食をつくり,提供してくださっています。本当にありがとうございます。

ラスト11

(カウントダウンカレンダー。今日の名言が心に響きます。)

故事成語・諺

令和5年3月2日(木曜日)


『三寒四温』の時候,空気の冷たい日が続きますが,少しずつ温かさを感じる場面も増えてきました。中庭の花壇には,『菜の花』が満開,その近くでは『梅の花』が咲き誇っています。西門からグラウンドへ向かう途中では,早咲きの「河津桜」を観ることもできます。1年生のお世話している鉢からは,チューリップの芽が力強く出てきました。

花壇

今回は,4年生が国語の学習で作成した『故事成語・諺』の作品を紹介します。

興味をもった『故事成語・諺』の意味について,国語辞典やWebなどを用いて調べ,掲示物作品にまとめました。人生における先人たちの知恵が伝わってきます。気にいったものはぜひインプットして語彙力を向上させるとともに,日常生活の中で積極的に活用して,よりよく生きていけるといいなと思います。

【どのくらい知っているかな?】

◇明鏡止水

◇背水の陣

◇禍(わざわい)を転じて福と為す

◇逆鱗に触れる

◇漁夫の利

◇水漁の交わり

◇完璧

◇三顧の礼

◇千里眼

◇鬼が出るか蛇が出るか

◇虎の威を借りる狐

◇蛍雪の功

◇四面楚歌

諺

諺2

赤い鳥青い鳥 / 消防署新聞

令和5年2月28日(火曜日)


今回は校舎を巡回している時に撮った掲示物(子供たちの作品)を紹介したいと思います。


2年生の廊下の壁面には,たくさんの赤い鳥と青い鳥が飛んでいました。暖色の赤と寒色の青を,それぞれ上手に水の加減をして濃淡を付けながら仕上げていきました。今にも幸せを運んでくれそうな,美しく可愛らしい鳥さんたちです。

鳥

(2年生の作品より)

3年生の廊下の壁面には,消防署見学に行った時に学んだことをまとめた『消防署新聞』がズラリと並んでいます。トップ記事の見出しには「消防車のここがすごい!」,「高い場所に登る消防士」,「ポンプ車の中」,「ホースはいろいろな巻き方がある」,「消防士さんのひみつ」など,読み手を惹き付ける言葉が記されています。「消防士は30秒で服やマスクを身に付けることができてすごかったです!」などの編集後記も書かれていて読み応え十分の作品です。(ここでは文字が小さて読めずごめんなさい。)

消防署

(3年生の作品より)