船橋市立 法典西小学校

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令和4年1月

最終更新日:令和4(2022)年2月1日(火)

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諺(ことわざ)・慣用句

令和4年2月1日(月曜日)


3年生は国語の学習で,『諺』『慣用句』について学習しました。

諺や慣用句の意味を調べ,例文を作ってカードにまとめました。

『時は金なり』(ときはかねなり)

『亀の甲より年の劫』(かめのこうよりとしのこう)

『石の上にも三年』(いしのうえにもさんねん)

『見ざる聞かざる言わざる』(みざるいわざるきかざる🐵)

『寿司詰め』(すしづめ)

『いばらの道』(いばらのみち)

『猪突猛進』(ちょとつもうしん)

『笑う門には福来る』(わらうかどにはふくきたる)

諺は,古くから言い伝えられてきた教訓や風刺の意味を含んだ短い言葉です。改めと意味や例文を読んでみると,「なるほど! うまいこと言うなあ」という気持ちにさせられます。普段の生活の中に上手に取り入れていくことで,より豊かな暮らしにつながっていくといいなと思います。

諺1

(3学年掲示板より -1- )

諺2

(3学年掲示板より -2-)

故事成語

令和4年1月28日(金曜日)


4年生が国語の学習で,,『故事成語』について学習しました。

成り立ちや意味について,国語辞典やWebなどを用いて調べ,掲示物作品にまとめました。「よく耳にするこの諺(故事成語)には,こんな意味があったんだ」,「人々が生活していく中での知恵が伝わってくるな」,など興味深く調べ学習を進めていくことができました。語彙力アップとともに,日常生活の中で活用していけるといいなと思います。

故事成語1

(4学年掲示板より -1- )

故事成語2

(4学年掲示板より -2-)

6送会に向けて 

令和4年1月27日(木曜日)


来月中旬に実施予定の“6年生を送る会”に向けて,各学年の準備活動が始まりました。
現時点では感染症が急拡大していることを踏まえ,規模や内容を縮小したものにせざるを得ない状況です。そんな中にありますが,これまで学校をリードしてくれた6年生に感謝の気持ちと,中学進学へのエールを全在校生&教職員で贈れるよう,思いを込めて準備を進めていきます。

【児童会だよりより】

≪6年生へ贈る各学年からのプレゼント≫

・1年生・・・6年生の似顔絵

・2年生・・・桜の貼り絵

・3年生・・・マカロニ金メダル

・4年生・・・気球の飾り

・5年生・・・メッセージカード


≪6年生のかっこいいところ≫

◇委員会活動の話し合いのとき,「これどう?」と優しく声を掛けてくれた!!]

◇クラブや委員会で,黒板やボードに書くときの字がわかりやすくてキレイだった!!

◇委員会で役員決めのとき,いろいろな役員に手を挙げていた姿が積極的でかっこよかった!!

6送会

『6年生は法西みんなの憧れです!!』


2年生の廊下を歩いていたら,教室で子供たちが"こま回し"や,"だるま落とし","けん玉"などの『昔遊び』に夢中になって取り組んでいる姿を見つけました。こちらに気付いたようなので,「おっ,なかなか上手だね!」と声を掛けると廊下に出てきて実践してくれました。日本の伝統的な遊びが,こうして今の時代の子供たちに受け継がれているのは,とても嬉しいことです。

別のの教室では,『むかしの自分に会いにいこう!』のテーマで,誕生から幼少期,入学した頃のエピソードについて,写真を添付しながら,出来事,自分や家族の思いや願いなどをワークシートに書き込んでいました。赤ちゃんの頃をはじめ,思い出いっぱい詰まった写真に,「おっ,可愛いねー」「これは楽しそうだねー」などと声掛けすると,にこやかな笑顔を浮かべていました。

けん玉

(技を披露してくれました)

生活科

(生活科『自分はっけんブックを作ろう』より)

みんなでみんなが楽しい体育

令和4年1月26日(水曜日)


ここ何日かは冬型の気圧配置となり,気温の低いが続きます。冷たい風を受けると「さっ,寒ッ~」と思わず声が出てしまいます。


先日20日に“大寒”を迎え,目下一年で寒い季節の中にありますが,グラウンドでは子供たちが元気いっぱい体育学習を行う姿が見られます。今日は3年生が『ベースボール型ゲーム』に取り組んでいました。一見,従来の野球やソフトボールのように感じますが,よく見ていると,全員が楽しめるように様々なルールや用具等に工夫が凝らされているのがわかりました。

・打者は一巡したら交代します(全員のバッティングを保障)

・守備は捕球した人だけでなく,全員が走って輪の中に入って,そのタイミングで点数が決まります。(毎回,守備側全員の運動量を確保)など。


「はじめは,手打ちからはじめ,慣れてきたらラケット,そして,現在のバットと使う用具もレベルアップしています。みんなスキルもアップしてきて,とっても楽しんでいます!」と担任の先生から説明がありました。

「みんなが楽しい体育をみんなで作っていく!」,そんな雰囲気がよく伝わってきて感心しながら観ていました。仲間と関わり合い,声を掛け合いながら,気持ちよさそうにスイングしたり,グループみんなでボールを追いかけアウトを取って喜んだりしている姿がとっても溌剌(はつらつ)としていて微笑ましかったです。

ベースボール

(みんなバッティングが上手で遠くに飛ばしていました!)

3年図工

(木材と釘から仕上げた3年生の作品です。

のこぎりで様々な形・大きさに切って,

建物や動物,乗り物など製作しました!)

階段の床,張り替え

令和4年1月25日(火曜日)


外壁塗装と同時に行われていた職員玄関へ通じる“階段”床の張り替え作業が進み,玄関周辺の雰囲気に明るさが増してきました。

縄目模様のデザインの床板が貼られ,各階段にはしっかりとした滑り止めが付けられています。靴から落ちたちょっとした砂や泥が気になってしまうほどきれいな仕上がりです。このあと,階段の内壁を塗装して完成となります。

階段

(新調された職員玄関に通じる階段です)

体育館側

(体育館側校舎の足場も撤去されました)

まわれ,かざぐるま

令和4年1月24日(月曜日)


先週,1年生が生活科「かぜとなかよし」の学習で,“かざぐるま”を作りました。風の力で羽根が回ります。日常生活の中で使用している紙コップや綿棒,ストローを材料に,羽根がよく回るように何度も試したり改良したりしながら仕上げていきました。

正門付近の広場で,各自作成したものを持ち寄って,回しました。風がとても強い日だったこともあり,どの“かざぐるま”も風を受けてクルクルと回りはじめました。勢いよく回そうと走り始める姿も随所で見られ,クルクル回るかざぐるまに子供たちは笑顔ではしゃいでいました。

まわれかざぐるま

(弾ける笑顔で"かざぐるま"を回していました!)


夏休み明けから始まった”外壁塗装工事”も終盤に差し掛かり,いよいよ足場が撤去され始めました。

屋上付近まで積み上げられていた足場でしたが,作業員の方たちによって1段ずつ取り外され,塗装されたばかりの新しい壁面が顔を覗かせています。昇降口上部の校章付近を見て「校長先生,すごくきれいになったね!」と子供たちの声も。

2月上旬までには全ての外回りの足場が外され,一新された校舎の全貌が現れる予定です。

外壁

基本的対策の徹底

令和4年1月21日(金曜日)


本日より,新型コロナ感染拡大を受けた「まん延防止等重点措置」が千葉県全域において,3週間の期間で始まりました。外出自粛や在宅勤務などの対応が求められることで再び窮屈な生活に戻ってしまい,落胆の気持ちでいっぱいです。ただ,拡大のスピードがこれまでとは桁違いであり,致し方ないという気持ちにもなります。「重症化になりにくいと言われるが侮ってはいけない」との警鐘も鳴らされています。

重要なのは,マスクの着用,手洗い,こまめな喚起,三密の回避など,基本的な対策となります。収束も桁違いの速さで進むことを願いながら,対策の徹底に努めていきます。

起震車

5年生の『起震車体験』の様子です。

震度6の揺れを体験し,防災への意識を高めました。

市の担当者の皆様,本日はありがとうございました。

書き初め展示(低学年)

令和4年1月18日(火曜日)


1,2年生は,かきかた鉛筆を用いて"書き初め"を行いました。

文字の中心やバランスに気を付けて練習したあと,清書用紙に仕上げました。

低学年の子供たちの作品ですが,お手本をよく見て感心するくらい一画一画,丁寧に書いているのが伝わってきます。これから,ますます上達していきますように!

硬筆

(低学年の子供たちの作品より)

書き初め展示

令和4年1月17日(月曜日)


新年早々に取り組んだ『書き初め』の作品が展示されています。

子供たちが,新しい年に気持ちを込めて丁寧に力強く書き上げた作品です。

台紙に貼って,書き初め用紙の上下に和紙を付けて巻き物のように仕上げたことで,一層作品が光っています。各学年の廊下には,子供たちの迫力溢れる力作がずらりと並び,壮観な眺めです。

書き初め

6年生の作品より

書き初め2

4年生作品より

(※氏名部分について手を加えています)

冬の体育 

令和4年1月14日(金曜日)


日増しに一段と寒さが厳しくなってきました。そんな中にあっても,『子供は風の子』の如く,子供たちはグラウンドで,体育館で,体育の時間には“元気いっぱい・力いっぱい”運動・スポーツに取り組んでいます。


体育の時間には,

(1)体を存分に動かして,「汗をかき,体を動かす心地よさ」を,

(2)声を掛け合い助け合って,「仲間と一緒にプレーする楽しさ」を,

(3)スキルを身に付ける練習をしたり,作戦を立ててプレーしたりして,「できる喜び」

を味わわせられるよう,授業づくりに努めていきます!

冬の体育

上段:ソフトバレーボール  ゛力強くアタック!"

下段:タグラグビー "トライ目指してダッシュ!"

NIE

上段:まもなく,書き初めの作品が展示されます

下段:本校のNIEの取組が新聞で紹介されました

季節の果物

令和4年1月13日(木曜日)


4年生の図画工作での作品『季節の果物』です。


≪作品紹介より≫

水彩絵の具を使って,みかんや柿を描きました。

味や香り,形や色が伝わるように,本物をよく見て描きました。


余談になりますが,冬といえば「こたつでみかん」を思い出します。

昭和生まれということもあり,子供の頃は寒い季節になると,家族みんなでこたつを囲んで,テレビなど見ながら,みかんを食べていた風景が蘇ってきました。大きいみかんより小さめのみかんが甘く,白い皮は向いてオレンジ色の実だけを食べるのが好きでした。ぬくぬくと暖かく,ついうたた寝してしまうと出るのが億劫になり,すっかり「こたつむり」状態になってしまうことも度々ありました。

現在我が家は,エアコンとファンヒーターが主たる暖房器具でリビングにはこたつは無く,「こたつでみかん」が,尚更懐かしく思います。

みかん

(美味しい味や香りが伝わってきます。篆刻印で一層素敵に!)

席書会(書き初め)Ⅱ

令和4年1月12日(水曜日)


本日,書き初め二日目です。今回は3,4年生が取り組みました。


今日も休憩時間になるとヒーターの周りに子供たちが集まってくるような寒さでした。厚手の服を着ながらの作業は少しやりにくかったかもしれませんが,それぞれの学年課題である『なの花』,『春がすみ』を,お手本をよく見ながら文字の中心や字形に気をつけて熱心に書き上げていました。

力作・労作が展示されるのを楽しみにしております。

書き初めⅡ

(文字の中心や字形に気を付け,集中して書き上げました)

給食

(美味しい給食もスタートです!)

席書会(書き初め)

令和4年1月11日(火曜日)


今日は,低気圧通過の影響で千葉県では朝から冷たい雨が降り続きました。太陽が出ない日はどんよりと薄暗く,気温も上がらないため厳しい冷え込みを感じます。


一昨日10日は,感染症が急拡大する中でしたが,各地で「成人式」が行われた様子がテレビや新聞で報道されていました。一生に一度きりの行事だけに“実施できてよかったね”という思いです。千葉県の新成人数は6万人強だったそうです(うち,船橋市では6,093人)。次代を担う新成人の皆様の門出を心よりお祝い申し上げます。


さて,本日は席書会の日。年の初めの時期に日本の正月の風習である書き初めを実施しました。(本日5,6年生,明日3,4年生です。会場となった体育館はすっかり冷え込んでいたため,教務の安田先生が早朝からジェットヒーターを点けて暖かくしてくださりました。ありがとうございました。)


新しい年に,新しい気持ちで,心を整え,筆先に集中し,一画ずつ丁寧に,そして強く筆を運びました。

『文字は人なり』。その人の性格や人柄が言葉や文章や文字や書に表れるという意味の言葉です。今日の席書会を機に文字がぐんぐん上達にしていくことを期待したいと思います!

書き初め

(筆先に集中。丁寧に,そして力強く!)

大雪

令和4年1月7日(金曜日)


昨日は昼から夜にかけて,警報が発令されるほどの『雪』が降り注ぎました。初めはうっすらと地面を白い覆う程度でしたが,あれよあれよという間に一面銀世界となっていました。(本日,Web上で『宇宙からみた気象衛星画像』を見ましたが,関東地方は一面真っ白の大雪状態になっているのがわかりました。)


子供の頃は,雪が降ると大喜びでしたが,大人になったら,震えるほどの寒さの中で雪かきをしたり,タイヤにチェーンを巻いたり,一晩中明朝の天気や路面の凍結状況が気になったりで,今ではすっかり雪が苦手になっています…。


7日(金曜日)の朝は,やはり関東地方を中心に異例の冷え込みとなり,船橋市では1999年以降の観測史上最低気温となる−5.4℃を観測したとのことです。

学校に到着しますと,教職員が総出で正門や北門,西門付近の雪かきを行ってくれていました。スコップを使って削り取ろうとするのですが,ガチガチに固まっていて容易ではありません。それでも,何度も何度も削ったり叩いたり,取り除くのが難しい箇所には玄関マットを載せたりしながら何とか通路を確保しました。おかげで,転倒による大きなけがの報告なく,新年2日目を終えることができました。

日中は,太陽の光が降りそそぐ中,グラウンドで“雪遊び”を楽しむ姿があちらこちらで見られました。

雪

(早朝,雪かき後の正門)

雪2

(真冬の青空のもと,雪遊びを楽しみました)


♪雪やこんこ あられやこんこ

 雪やこんこ あられやこんこ

降っても降っても まだ降りやまぬ

犬は喜び 庭駈けまわり 

猫は火燵(こたつ)で 丸くなる♬


(今まで「こんこん」と歌っていましたが,「こんこ」が正確と知りました。よく口ずさんでいた歌詞は,2番の詞と知って二度びっくりでした。)

1月 全校朝会

令和4年1月6日(木曜日)


【全校朝会講話より】  

全校児童のみなさん, 2022年,令和4年,明けましておめでとうございます

今年もどうぞ宜しくお願いします。

この冬休み,皆さんはいかが過ごしたでしょうか? 

校長先生は,一人暮らしをしていて,まもなく86歳になるおばあちゃん,正確には先生の母さんですが,実家を訪れました。おせちを食べたり,話に花を咲かせたり,二年ぶりに家族でゆっくりと,楽しいひと時を過ごすことができました。一緒に連れていった犬も,喜んではしゃぎ回り,おばあちゃんも始終,笑顔を浮かべ喜んでくれ,少しは親孝行ができたようで,嬉しい思いでした。


一方で現在,オミクロン株と言われる新変異株の感染が拡大し始めています。心配な面もありますが,過剰に不安を抱くことなく,けれども,気を抜くことなく,これまで行ってきた感染症対策を引き続きしっかりと行っていきましょう。コロナのことをはじめ,学校生活を送る中で,心配なこと・不安なことがあったら,いつでも先生方に相談してください。法西小の先生方は,みなさんの心にしっかりと寄り添い,応援していきます。


今日は,『今年の干支の意味』と,そして,それに関連して『取り組んでほしい3つのこと』についてお話しをしたいと思います。

今年の干支は何でしょう? そう,「寅」ですね。

この「寅」には,動くと書いて『動』,つまり『動き出す』という意味があるそうです。これまでに多くの行事やイベントが延期・中止になってきましたが,今年こそ,干支にふさわしく,新たに『動き出す年』,英語を用いると,『アクティブな年』にしていきたいと考えています。

『動き出す』年,『アクティブな年』にしていくためにも,次の3点に取り組んでほしいと思います。

 
一つ目,『健やかな体づくりをしよう』

先日,スポーツ庁から,「今,コロナ禍で子供たちの体力が大きく低下している」という調査結果が公表されました。結果のグラフを見ますと,折れ線グラフがガクンと下がっていました。

特に大きく低下しているのが『上体おこし』と『反復横跳び』,『20mシャトルラン』です。コロナ禍で運動する機会が減り,スマホやゲームに興じる時間が増えたこと,が原因と考えられています。アクティブな活動をしていくためには,健康や体力が欠かせません。寒い季節になりますが天気のよい日には,外遊びで体を動かしてほしいと思います。体育の時間には,思い切り体を動かしながら,スポーツの楽しさを味わってください。

先生も,朝の通学路巡回を通してウォーキング,家に帰ったらお風呂でストレッチをしたり,部屋でスクワットをしたりして“よく体を動かす習慣”を身に付けていこうと思います。

二つ目,『いろいろなことにチャレンジにしよう』

みなさんには,将来やってみたい仕事はありますか? 小学校の時期には,将具体的にイメージしている人は多くはないと思います。それを見つけるためにも,いろいろなことを見たり聞いたり,触れたりと試してみることが大事だと思います。

やってみる前から「興味がないから」,とか「どうせ,できないから」,なんて言わずに,「よしっ,やってみるか」とアクティブな考え方や行動ができるようになれるといいなと思います。

読書,歌,楽器演奏,スポーツ,ダンス,絵や工作,書道,自然体験など,様々なことを経験することで,自分の視野が,自分の世界が大きく広がっていくと思います。


三つ目,『続けることを大切にしよう』

『雨垂れ,石を穿つ』という諺があります。これは,小さな努力でも根気強く続けていけば,いつかは必ず成功するというたとえです。わずかな雨のしずくであっても,長い年月,同じ所に落ち続ければ,石に穴をあけてしまう,という意味から生まれた諺です。似たような言葉に『継続は力』という言葉があります。弛(たゆ)まず努力を続けていく姿勢を大切に,新たな目標に踏み出してみましょう。ひとつの物事を毎日欠かさず行うことは,成功にたどり着く大きな条件だと思います。2022年,新しい年にぜひ確かな“目標”を掲げ,良い習慣を身に付けていくことで助走を付け,高く飛躍していってほしいと願っています。

 
今日は「『寅年』のもつ意味にふさわしい,『動き出す』年にしよう」というお話をしました。2022年が,みなさんとって健やかで,穏やかで,そしてアクティブな一年となるよう心から願っています。以上で校長先生のお話を終わります。

とら

2022年スタート!

あけおめ

12月(冬休み前)全校朝会

 令和3年12月23日(木曜日)


≪全校朝会での講話より≫

全校児童のみなさん,おはようございます。

冷たい風が身に染みる季節になりました。2021年,令和3年も残りわずか9日です。


今年も感染症の影響が続き,行事やイベントが縮小・中止になったりと,残念に思うことの多い一年でした。そんな中にあっても,みなさんは毎日の学習に,生活に本当によくがんばってきたと思っています。マスク着用,手洗い,こまめな喚起,給食時の黙食などの習慣がすっかり定着してきました。みなさんの頑張りと忍耐のおかげで,少しずつですが元の学校生活を取り戻してきています。


今日は3つのお話をします。1つ目,「6年生に拍手」,2つ目「今年の日本を振り返る」,3つ目「感謝の心を伝えよう」です。低学年のみなさんには少し難しい話も出てきますが,がんばって聞いてください。


1つ目のお話です。先週,6年生は修学旅行に行き,たくさんの学びと,楽しい思い出を持って帰ってきました。6年生は,いつも早め早めの行動で,時間をしっかり守って活動に取り組んだり,お世話になったホテルの方やバスの運転手さんへ感謝の気持ちを心を込めて伝えたりと,責任ある行動と温かい心が光った旅行となりました。「時間を守り,自分たちで行動できる素晴らしい6年生ですね」,ホテルの支配人さんからの褒め言葉です。修学旅行を通してまた一回り成長した6年生。教室まで届くような大きな拍手を送りましょう。〔拍手👏〕


2つ目のお話です。令和3年は,みなさんにとってどんな一年だったでしょうか?

日本では,いろいろな出来事がありました。

夏には,東京オリンピック・パラリンピックが開催されました。選手の皆さんのハイレベルな競技や演技,フェアプレーやチームワーク,そして多数の金メダル獲得に感銘を受けた人も多かったのではないでしょうか。そして,注目したいのは,『多様性』を大切にしよう,というメッセージが届けられたことです。少し難しい言葉ですが,『多様性』とは,「この世界には色々な人がいて,色々な物ごとがある」という意味があり,それゆえに「自分とは異なるものや,考えを認め合い,リスペクトし合うことが大切」ということを学びました。

SDGsといって「「持続可能な開発目標」に向けて世界中の人々が協力,努力して実現していくことの大切さも伝えられました。


10月末には衆議院選挙が行われ,国のリーダーとして,岸田内閣総理大臣が選ばれました。現在新型コロナ対策で大変な時期ですが,国民の安心と幸せにために力を注いでいただけると期待したいと思います。

奄美大島,西表島(いりおもてじま)という場所を知っていますか? 自然遺産に登録されました。絶滅危惧種のイリオモテヤマネコや,ヤンバルクイナなど生息する”奇跡の森”とも呼ばれています。さらに,北海道・北東北の縄文遺跡群が,ユネスコの世界遺産に登録されました。


このほか,真鍋淑朗(しゅくろう)さんが,地球温暖化を示唆する研究でノーベル賞を受賞しました。つい最近では千葉県出身の前澤友作さんが宇宙に行き,そこから『着いちゃったよ宇宙。ほんとにあったよ!』と発信するなど明るい話題もありました。

現代は,変化が激しく,先の見えにくい時代とも言われます。様々なことを学び,チャレンジを続け,次の世代を切り拓いていってほしいと願っています。


最後は「感謝の心を伝えよう」です。私たちは,「一年間お世話になりました。新しい年も宜しくお願いします。」という気持ちを伝えるために年賀状を送ったり,新年の挨拶回りをしたりする風習があります。外国では年賀状はありませんが,昨日英語学習でお世話になっているALTのクリスタル先生から,“Thank you for this year,Merry Xmas &Happy new year!”と書かれたカードをいただきました。


私たちは,いろいろな人に支えられて生きています。校長先生も,立場は学校のリーダーですが,担任の先生方,音楽や保健の先生,事務室先生方,さらには皆さんのお家の人や,スクールガードなど地域の方々,さらには,校長先生自身の家族や友達などの支えがあって何とか生活することができています。特に,みなさんの元気な挨拶や明るい笑顔,様々なことにひたむきに頑張る姿から,元気や勇気をたくさんもらって「よしっ,がんばるぞー」という気持ちになっています。


ここで校長先生から,冬休みの宿題です。この冬休みには,自分を支えてくれている人たちに感謝の心を届けてください。例えば帰りの会が終わったら友達,先生に,下校するときには,スクールガードの方々に,「今年一年お世話になりました。ありがとうございました」と感謝の心を伝えてみましょう。そして,家に着いたら,家族の人にも気持ちを届けてみてください。『感謝の心』を伝えることは,すこし照れくさいことですが,みんなが幸せな気持ちで生きていく上でとても大切なことだと思うのです。


さあ,いよいよ明日から待望の冬休みです。安全な過ごすための約束については,この後の小路谷先生からのお話をよく聞きましょう。2022年,令和4年が素晴らしい年になりますよう心から願っています。みなさん,よい年をお迎えください。以上で,校長先生のお話を終わります。 

2021ラスト

上・中段:各クラスでお楽しみ会が開かれ楽しんでいました。

下段:2022年干支『寅』のキャラクターが玄関でお出迎えしています。