竜巻が発生したら

最終更新日:平成25(2013)年9月13日(金曜日)

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ここでは竜巻について、竜巻が発生する予兆、竜巻から避難する方法を説明します。

竜巻とは

発達した積乱雲で上昇気流を伴う高速の渦巻きが発生し、それが地上付近にまで伸びたもの。激しい空気の渦巻で、大きな積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、陸上では巻き上がる砂塵、海上では水柱を伴います。

竜巻が発生する前の予兆

気象庁では「竜巻注意情報」を発信していますが「竜巻注意情報」が発信されなくても、下記の条件が起きたりすると竜巻が発生する可能性がありますので注意が必要です。

○真黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。

○真黒な雲の底が、ろうと状に垂れ下がる

○大粒の雨やひょうが降り出す

○物やゴミなどが巻き上げられ飛んでいる

○ゴーという音がして、(気圧変化により)耳に異常を感じる。

このような条件が起こった際は注意が必要です。

竜巻から身を守る

もし、近くで竜巻が発生するか、その予兆を感じたらすぐに避難してください。

屋外にいる場合

できるだけ建物の中に逃げ込んでください。避難場所は地下街、地下駐車場や鉄筋コンクリート製のビル、マンション、商業施設などに逃げ込みましょう。トイレや倉庫などできるだけ窓が少ない場所を探すか、建物の奥の方へ避難してください。
 また、どうしても建物がなければ、頭を低く下げ、地面にひざまづく姿勢でやり過ごします。この際に、溝、水路、窪地など、地面より低い場所があればそこに入り込みましょう。なお、自動車や物置、プレハブ小屋などは吹き飛ばされる可能性があるため、避難場所としては適していません。
 

屋内にいる場合

 余裕があれば、雨戸、シャッター、カーテンなどを閉めます。避難する部屋は窓のない頑丈な部屋(地下室があれば最適です)が適しています。マンションやアパートの場合は、窓のないトイレ、風呂場へ逃げ込んでください。
 戸建て住宅の場合は、押し入れ、クローゼットなどが比較的安全です。全ての部屋に窓があるという場合には、トイレ、納戸、テーブルの下など、窓が少しでも小さく、狭くて頑丈な場所を選びましょう。いずれの場合も、頭から布団をかぶるなどして身を潜めてください。

 

竜巻関連リンク

・気象庁‐ナウキャスト(降水・雷・竜巻レーダー)

・内閣府‐竜巻から身を守る!

・気象庁‐竜巻から身を守る

 

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