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建設委員会視察概要(平成26年11月6日~7日)

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狭隘道路拡幅整備事業(指定道路台帳作成)について静岡県浜松市へ、下水汚泥を利用したバイオマス・CO2・熱の有効利用について愛知県豊川浄化センターへそれぞれ視察を行った。

浜松市で進められている狭い道路の拡幅整備事業は、「安全で快適な災害に強いまちづくり」を推進するため、行政による助成誘導による手法として、条例化をしたものである。
この拡幅整備事業が行われた地域を実際に説明を受けながら現地視察を行った。
また、本庁舎に移動し、事業化するまでの経緯、事業実績、予算や成果と今後の課題等について、さらに指定道路管理台帳作成事業における概要や成果、今後の課題等について、浜松市建設行政課担当者より説明を受け、質疑を行った。

浜松現地視察風景 浜松説明視察風景


愛知県の施設である豊川浄化センターは、豊川水域にある豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市の下水を処理しており、これら広域連携として、下水汚泥のエネルギー利用事業を実施している。
この事業は、豊橋技術科学大学の「豊川バイオマスパーク構想」に基づいて行われており、下水汚泥を処理する際に発生するガスを利用して発電を行ったり、処理過程で発生するCO2を利用した、トマトや海藻類の栽培をおこなっている。
これらについて、事業導入までの経緯や、事業内容、大学の研究の位置づけや、愛知県で進める東三河振興ビジョンとの関係、今後の方向性等について、愛知県都市施設整備課担当者及び豊橋技術科学大学研究員から説明を受け、質疑を行った。また、そのあと豊川浄化センターに設置されている処理施設の視察を行った。

浄化センター視察風景 浄化センター現場視察風景